思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

そこはまるで駅前温泉旅館 ふく井ホテルに泊まる 天然モール温泉

2022-02-03 06:17:02 | 2022年の旅行記(国内旅行)
帯広競馬場前から都合よくバスがあったので乗車、寒い中を20分歩くなら200円払ったほうが絶対に得策。今夜のホテルへ向かう前に駅近くの長崎屋へ行き飲むものつまむものをと考えたんですが見事に残っていない。刺身はゼロ、総菜類はザンギだけでホッケのフライがあったら即買いだったんですが残念です。

今夜のホテルは帯広駅から3分ほどのこちらのホテル。




(翌朝撮影)

1927年創業というので昭和2年、1世紀近く営業している老舗ホテル「ふく井ホテル」。看板にもあるように天然温泉がウリで自家源泉を所有しています。帯広では掘れば十勝川温泉同様モール温泉が出てくるようで、ここ以外の駅周辺のホテルでもモール温泉を謳っているのはありますがタンクローリーでの運び湯みたい。「駅前唯一の源泉かけ流し」とするまるで温泉旅館のような駅前ビジネスホテル。予約チャネルはじゃらんで。というのも11月に沖縄・名護のゆがふいんに宿泊した時にポイントが10%付与され、2人分予約して2,000Pほど限定ポイントが付いた。期限が2021年末だったので暮れにこちらを予約。朝食付きで4,900円とお安いがそこからポイントを充て、割引クーポンも出てたので実質支払いは2,500円。



部屋はちょっと昔のビジネスホテルという風情でさすがに昭和風までは古くない(ベッドにラジオや目覚ましのボタンがあるとか)。



外を見るもあまり歩いていません。すでに気温がマイナス10度くらいまで下がっているからでしょう。さて正直言ってまだ時間は早い。テレビを点ければちょうど笑点が終わるところで桂宮治の第1回目見たかったなあ(帰宅すれば録画はしてある)。宮治はほかの評にもあるように林家たい平と風貌もキャラも似ているところはある。しかし私も落語が好きだからわかるけど、あれだけ面白い落語家はいるようでなかなか。そこゆくと林家三平は寄席で何度か見たけども親父同様小噺ばっかりで落語らしい落語しないんだよね。…ちょっと出歩こう。



帯広駅で250円の乗車券を買って18時18分発新得行きに乗車。根室本線がつながっていたころは快速〈狩勝〉として旭川まで行ってた列車。キハ150は110キロまで出せるので上落合までは特急並みに飛ばしていたんだよね。いまはキハ40の各駅停車。



降りてみたのは次の柏林台。





4キロほど離れた高架の無人駅でいっぺん降りてみたいなと思ってた。いまなら35分ほどで帯広行きがやってくるので訪問するのに都合いいなと思った次第で、駅そのものは券売機も置かれてない無人駅。近くの団地の住人が使う、1日に300人ほどが乗降する駅です。そしてここはすぐそばにスーパーのフクハラがある、ここならつまむものあるだろう…、刺身も総菜もたくさん用意されていたので目的を果たせました。買い物を終え時間を見計らって駅に戻って帯広行きに。券売機はないのでワンマン整理券を取って帯広駅で直接現金で払う。でも4キロで250円は恐ろしく高いな、本州の幹線なら190円、首都圏なら160円で済むのだから。東京で250円あれば京浜東北線で蒲田まで行ける、15キロ以内の運賃です。



寒いのでそのままホテルへ戻らずラーメンを食べにこちらへ。昼飯食べたインデアンのすぐそばのラーメン屋で三楽と書いて(さんごう)と読みます。この店がいいのではなくほかの店が空いていないというのもあります。もし函館あかちょうちんが営業しているならスーパーでつまみものを買わずに、炉端焼きのほっけを食べますけど日曜は定休日。店内はほぼ満員。





店先に「ラーメン酒屋」とあり居酒屋のようなラーメン屋なのかなと思ったが案外そうでもない。ちょっとつまみ系が弱すぎる、町中華とも違うしね。だいいち飲んでいる人が皆無、ボトルが並んでいるのは見えるけど。ここは一番人気という焦がし醤油ラーメンを注文する。それほど待つことなく運ばれました。



焦がしという割には汁が黒々としているわけでもない、具は刻んだチャーシューとばら肉少々、もやし、ネギにシナチク。まず汁をすすりますが美味しいですね。美味しいけどもやはり「焦がし?」という感じ。口当たりはかなり甘めなんですよ、どういう甘さか説明するのは難しいけど塩辛いのとは程遠い。麺は札幌ラーメンのような卵麺でコシがあって好きなタイプ。なので素直に美味しい、普通に美味しいが焦がしというのはほんとどうなのかなという印象です。17時から朝5時までの営業とあるので酔客相手なのは間違いなく、まん防となったら休業しそうではあります。ホテルに戻って温泉へ。



大浴場は地下にあり楕円形の湯舟がひとつ、滔々と温泉が湧いておりかけ流しでオーバーフロー。モール温泉なのでぬるぬるした感じなので歩くとき滑らないように。浴槽内でも尻がずるっと滑っちゃいますよ。とはいえ帯広の駅前で温泉を堪能できるのは素晴らしい。そういえば精算時に入湯税の請求がなかったが、宿側が負担しているのだろうか?あと、脱衣場に手ぬぐい・バスタオルが山積みなのは好印象。説明に「濡れたタオルを干してから朝再度利用するなんていう煩わしさを感じることなく、常に乾いた新しいタオルをご利用ください」とありました。そして無料のマッサージ機あるものの1台のみで占領しているオッサンが居るので…。



それでは改めて部屋で飲みましょう!北海道はスーパーの刺身も美味しい!サーモンがトラウトで脂がないのだけ残念でした。ワカサギのフライは美味。