思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

札幌 二条市場でホッケを食べ、さらにサンマも食べる

2018-10-16 10:54:31 | 2018年の旅行記
ホテルを9時半過ぎにチェックアウトしてまずはすすきのラフィラへ。ここで食べたい食材を買い込んで持参したキャリーケースにギッシリと詰め込む。赤出汁の味噌汁は好きだけど、たまにはトモエの田舎みそで作った味噌汁とかが食べたくなるんだよねえ。歯舞の昆布醤油とかもさ。そして新米のゆめぴりかも2キロ買っておく。いつもは仙台から取り寄せたササニシキ食べているし変えるつもりはないけども、新米のゆめぴりかなら絶対に旨いに違いないから。そういえばきらら397はすっかり見なくなったよなあ。作付面積が減っているのもあるけど、いまじゃ業務用や特売米だからなあ。

キャリーケースを大通駅のコインロッカーに預け(12時間300円なのに広くてびっくり)久しぶりに市電に乗車。



昭和36年に投入されたM101形(親子電車の親)がやってきて、これに乗ろうかと思ったが中央図書館まで。



やっぱり新車のポラリスがいいか、向かい合わせボックスになった部分はちょっとだけ床が高くなっているし乗り心地もいいし。ただ一周するのも芸が無いので途中でふらっと降りてみた。山鼻エリアを歩くのも久しぶりだな。再び電車に乗ってすすきので下車。お昼ご飯にしたい。



狸小路1丁目を進み、二条市場のほうを見るとなにやら催し物をやっていて、がんばろう胆振ということらしい。胆振日高からの出店が並び、地震の被害地厚真町からもあづまジンギスカンが出店。好きなジンギスカンなので食べようかと思ったが量の割にはいささか高い。カップに盛って800円はね…。いくらお布施的な意味合いでもさ。もっともなところコメの飯が食べたいかな。というわけで二条市場の食堂へ行ってみる。スマホで検索すると「食事処ながもり」という店が人気があるようだ。

店は賑やかな市場の並びから1本入った路地にあり、店先では海産物も販売しているが食堂営業がメインな感じ。店先にはほっけ定食950円とありそれに決めた。扉を開けると店主と思しきオヤジが「すみませんがこっちから入ってもらえますか」と。店内は厨房を囲んだコの字型カウンターになってて、コの字の反対側に誰も入っていないから、もうひとつの入り口から入ると便利な作りになっていた。先客は3人ほどなので片方を閉めて一方で営業もできるけど、離して座らせてくれたのだから好意に受け取っておく。厨房の調理人は息子だろうか、そして母親らしき人が配膳をしてるので家族経営なのだろう。

「メニューをどうぞ」

渡されたので改めて見るも海鮮丼ばかりが目立ち、1,800円だの2,500円だのと。普通の観光客なら喜ぶかもしれないが、私はそんな人間じゃないんだよな。初志貫徹で「ホッケ定食を」と頼むと「ホッケですか…」と。海鮮丼頼まなくて悪かったね。目の前の焼き器の上にホッケをのせて炙ること10分余り、時々脂が滴りボゥっと炎が上がる。脂がある証拠だ、ホッケはこうでないといけない。



ホッケ定食を運ばれてまず最初にする「儀式」は醤油をかけることだ。脂があれば醤油が弾く、無いのならスポンジのようにずぶずぶ染みてゆく。三重県で見かけるホッケはほぼ間違いなく後者だ。このホッケはどうでしょうか?見た目から脂ギッシュな感じだがある程度想像はできたが

醤油が弾いた!

箸を入れると身離れもいいし塩気もほどよく、なかなかこういうホッケには道外ではまず出会えない。北海道に住んでいた頃なら「こんなの普通」と評するかもしれないが、北海道を離れて分かるホッケの旨さ。しっかり焼いてあるから皮もパリパリなので全部食べられます。身と皮の間に残る脂が魚は一番旨いんだよね。これで950円なら、7月31日に釧路の和商市場で食べた1,480円のホッケ定食など話になりませんね。もっともこっちは小鉢物のおかずはありませんが、ホッケの大きさはこっちのが上なので文句ありません。余談ながら、同じサイズのホッケを二条市場で買えば480円から600円くらいでした。



HTBが南平岸から移転した創世スクエアへ向かうと都合よくHTBまつりが行われていて、1階ではイチオシの公開撮影が行われていた。「席が空いていますのでどうぞ」と促されて空席に座り、折角だか見てゆこう。



安田さん ONちゃん。ヤスケンはTBSのほうに忙しいからな。



ヒロ福地とオクラホマ藤尾は分かるけどあとは…。オクラホマ河野は外でロケしていました。その後第2会場のサッポロファクトリーで道内各地の味ということで行ってみたが売り切れも多く残っているものは…。蒸しカキ3個で500円はお手頃だけど、それならとさっきの狸小路に戻ってみるか。

兄さん、サンマ食べないか、300円!



見ると胆振日高の出店の中に二条市場の出店もあって、網の上ではサンマが何匹も焼かれてた。買います!



醤油はなかったのは残念だが、塩がしっかりされていてパリッと焼かれているので醤油など不要ですね。脂があって美味しいしはらわたの苦みがいいんだよね。子供の頃は苦手で、いまも自分で焼くときは最初からはらわたを抜いたものを買ってくるんだけど、やっぱりあったほうが旨いよね。ただし新鮮なものに限るけど。ホッケもサンマも食べたので満足だぞ!では帰ろう。



エアポートは満席でデッキまでぎゅうぎゅうだったので、事前にえきねっとで指定券を買っておいてよかった。空港では最後の土産物を購入し、19時ころにチェックインして預けます。来た時に5キロしか無かったのに12キロになっていました。



17番ゲートの近くにローソンがあります。日本で制限区域内にコンビニあるのはここだけだろうと思いますが、この周囲からはエアアジアとジェットスターが出ますので、乗る前に喰ってしまおうと考える連中が多いのか戦場状態でめぼしいものは残っていないが。



有原おにぎりだけが残っていた。うーん…。



本当は来る予定のなかった北海道だけど、やっぱり来てよかったかな。年内はもう来ないでしょう、次回は来春かな?ではまた。