南草津→新宿 夜行バス「アミー号」乗車記

今回の上京の往路はいつも通り夜行バス。アミー号という何ともな名前のバスを予約しました。楽天トラベルで予約した時点ではほぼ最安値でした。そして発着地に南草津があるのも決めて。石山から5分で着きますからね。バスの発車は24時なので、自宅を23時にゆっくりと出発。



南草津の駅前にこのような新高速バス専用の停留所ポールがあるとは知らなかった。場所は宮本むなしの正面あたり。



しかも本数もそれなりに多いのには驚いた。南草津は草津田上ＩＣにほど近いので、実は高速バスが寄り易い。そして立命館のキャンパスがあるので学生需要も取り込めます。同様な例で広島の西条に高速バスが立ち寄ります（広島大学があるから）。バスは23時45分に到着し、6人ほどが乗車。4列シートなものの縦は10列しかなく席の間隔はＪＲ特急並みかなあ。リクライニングを倒されても苦になりません。残念乍ら学生はいませんでした。定刻の24時になると発車。入口にあった運行計画書によればバスはこの先新名神土山・新東名遠州森町・東名海老名で休憩ののち新宿に6時半に到着なんですが

「本日、東名阪道工事による車線規制で10キロ渋滞していますので名神経由とします。よって休憩は多賀で行います」

草津田上から入りＪＣＴを米原方面に向けて走行し、30分ほどで



多賀に到着し25分ほど停車。運転手の食事休憩を兼ねているようです。2人の運転手は食堂で食事してましたね。にしても多賀は初めて来ましたが旧態依然なＳＡって感じです。



その後はバスの屋根を叩きつけるような大雨で、途中どこかで止まってノロノロ運転なのがわかる。だけど通路席なので窓のカーテンをちらと開けて確認もできない。しかも車内は暑く空調は入らない。まあそれでもウトウト眠れたようで4時近くに停車した。外に出て驚いた！



ス、諏訪湖…。中央道を走っていたなんて。ちなみに運転手は一切アナウンスなし。10分ほど停車ののち4時10分に出発。こりゃあ絶対相当遅れるぞ。だってさ、ほぼ同時刻に上諏訪駅を出る高速バスは新宿に7時台に着くしさ。

しかしね、かなり飛ばしているのが分かります。前方もカーテンで閉まっていますからどこを走っているか分からないものの前から3列目なので運転席からＥＴＣのピッという音が聞こえます。5時半過ぎにまず聞こえて八王子？とスマホのGoogleマップ見たらビンゴ。1時間半余りとは速過ぎないか。その後高井戸から首都高に入り永福町を6時10分に過ぎて初台で一般道へ。結局新宿には定刻より5分早い6時25分に到着。運転手から中央道に迂回したこと、休憩が2回で1回はしょったことのお詫びがありました。



もしかしてこの所要時間は中央道迂回を盛り込んだ設定なのかもしれまでん。ともかく10列シートは快適で、しかも運賃は3,300円だったので今後の選択肢のひとつになったのは間違いないです。