思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

【韓国旅行のおはなし】その13.お米を輸入するには?

2006-06-01 01:00:00 | 日本ハムファイターズ
食後はバスで空港へ向かおうとしたのですが、バス停へ向かうタッチの差でバスは行っちゃった。待つとバスはひっきりなしに来れど全て別の系統。飛行機は17時20分で、時間は15時40分になってしまいタイムアップ。客待ちしているタクシーに乗り込みました。すると飛ばす飛ばす。混雑している一般道路を80キロ、高架道路に至っては140キロで走りカーチェイス状態。はらはらどきどきして、その辺の遊園地の絶叫系よりも怖い感じ。そのため往路はバスで40分もかかった空港~西面を僅か12分。料金は9,500ウォンで高架道路の通行料金が500ウォンだったので丁度10,000ウォン(1,200円)。リムジンバス2人分の運賃と同額ですので、3人で利用すればタクシーが安いですね。たまにメーターを倒さない輩もいるそうですがきちんと作動してます。距離も10キロほど走ってこの料金ならお手頃ですね。タクシーと言うとどうも高いというイメージがあったのですが価値観が改まりました。中部空港からは路線バスと思ったら、空港~諏訪のバスは廃止になったとの事で、アルピコタクシーの乗り合いになりました。こちらは6,500円。バスは3,500円でしたので大幅に高くなりましたが、名鉄+JR(特急しなの利用)とさして金額差は無いし、玄関前まで送ってくれるから便利でしょう。もっとも乗客は3人しかなく、こちらもいつまで続くやら。

話は表題に移ります。私は海外に行くと食料品を自分の土産に買ってくることが多いです。最近では米を買ってきます。外米というと10年ほど前の騒動の時にタイ米食べて嫌な思いした人も多いでしょうが(私はあの騒動でもきちんと国産米を食べてました)、近隣諸国だと日本同様のジャポニカ種を栽培しているのと、国によっては日本からコシヒカリを持ち込んで改良して栽培している所もありますので、最近では味的に遜色ないと私は感じています。

その持込方法ですが、税関でも判らない様に偽装してこっそりと…、という冗談はそこまでにして、作物ですので動植物検疫のカウンターに寄って手続きします。カウンターでは現物を提示し、書類を記入します。これは米が需給調整している作物であるのと(だからこそ減反調整などということがあるのです)、その調整のためか個人が自己消費分として年間100キロまでと定められているのです。普通ならこの上限をオーバーするような人はいなさそうだ。

書類は下記のように記入します(例は2月に台湾へ行ったときに記入したもの)
画像


3枚複写になっていて、1枚目は農政事務所提出用でその場で回収され、検疫所が代行して提出してくれます。2枚目は税関提出用で税関検査時に現物とこの書類を提出します。3枚目は自分の控えとなっています。

主要国からの持込の場合は特に問題なく検査合格のスタンプが貰えるようなので(タイあたりから麻袋に詰めた状態で持ち込んだら不許可になるかもしれないけど…)、お土産にいかがでしょうか。プレゼントしたら請け合いかもしれません。ちなみに年間100キロの限度をオーバーすると、超過分1キロに対し341円の関税がかかります。

食べるときは日本米よりよく研いで。おろそかにすると炊いた時に少し臭うかもしれません。

13回続いた【韓国旅行のおはなし】、まだまだ続きますのでもう少しお付き合いの程を。
<テレビだとあと5分くらいのときにこういった台詞が出るよな。