JR西日本からのプレスリリースを見て驚きました。
http://www.westjr.co.jp/press/article/2014/02/page_5173.html
老朽化した除雪機関車の後継車両として、保線区で扱う排雪モーターカーではなく、運転士が必要で信号に従って進む通常の鉄道車両タイプで導入を決めたようですが、どこからどうみても国鉄時代から使われている現行の除雪機関車と外観は変わりません。
しかし型式に大きな違いが。現行車両は「機関車」であり、夏場はラッセルヘッドを外せば客車や貨車を牽くこともできますが、今回導入するのは形式名からも分かるように「気動車」なんですね。しかしこちらもラッセルヘッドを外せば客車や貨車の牽引も可能で、なぜこのようにしたのか理解に苦しみます。部品を気動車用と共通化したから?それとも機関車の新形式を導入することに内部(組合あたり)から反対意見が出たとか?もし後者だとしたらまるで国鉄ですね。どこから見ても新形式なのに、既存車両の新番台扱いになった車両って結構ありましたよね。
ともかく、GWや夏休みにはこの車両を使った臨時列車が設定されそう。以前、JR東日本新潟支社がDD53を使った臨時列車を運行し大盛況でしたから。