ひーこのくつろぎ。

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小説 AMNESIA SHIN ver. 感想 その①

2013-06-01 19:15:46 | アムネシア
まだ読み切っていませんが、「小説 アムネシア シンver.」のプロローグから第一章までの感想を書きたいと思います(^ ^)

ネタバレがあるので、これから読まれる方は注意です





小説の良いところは、何と言っても登場人物の心情が詳しく描写されるところですよね。

シン視点なので、彼の主人公を真っ直ぐに想う気持ちや心の揺れ、葛藤などが丁寧に描かれています。

プロローグは、7月22日に山荘で主人公が崖から落ちて救出されるまでの場面。
皆が混乱しててシンも現実を受け入れられていない感じ。自分を責めていて痛々しいです(>_<)

第一章は、8月1日から11日まで。
だいたい本編に沿って進んでいってると思います。
ゲームはだいぶ前にプレイしたので、あまり自信はないですが

病院で目覚めてからのキス、すぐバレる記憶喪失、部室でのキス、部活の思い出、バイトの特訓、告白の思い出、玄関でのキス、冥土の羊のスタッフとの花火。

流れとしてはこんな感じ。シンはまだ序盤なのに主人公にキスしまくりだと改めて思いますw
シン=キスが、ひーこの中で成り立つのはこのせいだな(゜∀゜)!!

あと、ちょくちょくトーマもでてきます(*^^*)
記憶が戻らないかと、色んな場所に行く中でのバイト先で登場したり、接客の実践練習に途中から付き合ってくれます。

シンがトーマに対して色々と思っているのが分かって楽しいです
余裕のあるトーマに苛ついたり対抗心を燃やしたりするけど、何だかんだで信頼してるシンが可愛い

シンは無関心な人には甘くて関心のある人には厳しいタイプなんじゃないかとひーこは思ってます
ライブが終わった後のキツい言葉も、主人公だから言うんですよね。

年下キャラなのにしっかりしてて、主人公に一途なシンは正しくヒーローです

男の人から女の人への心理描写はやっぱり良いな~(o^^o)

第二章以降も楽しめそうです





お気に入りのシンのモノローグ(第一章)↓


欠片でもいい。彼女の中に自分との繋がりを見つけたかった。

ぬるま湯に浸かるような優しさは心地よいが、いざ外に出るとなると浸かる前より寒いし、何より出たくなくなってしまう。間違いを包み込む嘘を、オレはつけなかった。

無性に声が聞きたくなっても、電話もしなかった。かけたら最後、顔が見たくなるのはわかっていたから。

今こうして抱きしめている時だって、まだ足りないと心が彼女を求めるのがわかった。

小説 AMNESIA SHIN ver. / シン