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会田玲二のブログ

HCI顧問・会田玲二のブログです。

私の観点:ナゼ売らぬ?洗浄だけの食洗機

2008-10-07 11:38:18 | 新商品と新サービス

「乾燥まで90分」を固持する理由は?

業務用の良さを生かした食洗機

「乾燥まで90分」の機種しかない

需要があるのにナゼ応じない?

「気が付く」消費者も少ない?

 *以上、小見出しのみ。

  この全文は、HCI会員専用ブログに掲載しました。

 また、「月刊需要創造」11月号に掲載します。


知らねば損!:障害者駐車場の改善が広がる

2008-10-04 11:13:10 | 新商品と新サービス

栃木県が新方法で他県にも普及

 栃木県が障害者・妊婦等専用の駐車場に新方法を考案、評判が良いので隣接の他県にも呼びかけて普及を図ることになった。(テレビ報道)

 これは、妊婦・高齢者・障害者等が県に申請して、全県共通の利用証をクルマの窓に掲示する方法。これによって、健常者がさらに駐車しにくくなり、本当に必要な人だけが駐車できるように改善される。

 以前はクルマ1台ずつの区画にバーを設置し、登録した障害者だけがバーを上げられるシステムを試行したが、投資コストが高すぎて断念。利用証を掲示する方法を採用した。

障害者の信頼を得る効果がある

 店舗やモールの障害者用駐車場に健常者が駐車する問題は、なかなか解決策が見つからず、本当に必要な顧客が利用できず、したがって来店を諦める障害者も少なくなかった。

 栃木県が広めようとしている「思いやり駐車」は、各店舗やモールも参加して、「利用証」の掲示・普及に協力することができる。

 これは、障害者や妊婦、高齢者はもちろん、駐車場の公平な利用を望む健常者からも評価され、その店やモールへの信頼を高める結果となる。

 店やモール、その他の施設は、このような運動にぜひ参加すべきだと思う。

(会田玲二)


もう一つの需要、「洗浄だけの食洗機」

2008-10-03 10:51:39 | 新商品と新サービス

「乾燥まで90分」を拒否する消費者に「気が付かない」メーカー

 アパート全面リフォームのために、住宅設備機器メーカーのショウルームで最終品選びをした。

 以前からショウルームを見る度に妻が問題視していたのが、どの食洗機も乾燥まで90分もかかることだった。

 しかし我が家では何十年も前から、星崎電機の「洗浄だけで数分で完了」の機械を使っている。

 我が家では乾燥は必要ないし、90分もの時間と電気代がもったいない。

 ところが、ショウルームではどのメーカーも、「洗浄だけ」で終わる仕組みにはなっていない。

 一晩考えた末に妻は、「やはり据え付けの食選機は止めて、ホシザキを置く(キッチンカウンター下に据え付けはできない)」ことにする」と決意した。

需要があるのにナゼ応じない?

 ホシザキの食洗機は何十年も前に妻が、「早く終わる簡単な機械」を求めて調べ続け、ホシザキにたどり着いたものである。

何十年も使ってきたから、今さら「不都合な」食洗機に譲歩する気にはなれない。食器洗いを手伝うことのある私も、まったく同感である。

「気が付く」消費者も少ない?

 ホシザキの食洗機はもともと業務用に開発したので、その存在を知らない消費者は多い。

 しかし、朝・昼・夜と一日3回食事をする度に食器を洗う家庭ならば、1回90分の機械は負担に感じる筈だ。

 同じように敬遠したい機械に、乾燥機付き洗濯機がある。私は40年前頃に家族をアメリカに住まわせた際、乾燥まで処理する洗濯機がアパートに備え付けてあるので驚いた。しかし、時間と電気代が掛かると感じた。

 時間とコストを節約したい消費者ならば、時間と電気代を食う食洗機や洗濯・乾燥機は敬遠する筈だと思う。そして、「乾燥の工程を外して時間とコストを省いて欲しい」と願うのではなかろうか。

 このことにあえて気が付かないメーカーは、いったい何を考えているのだろうかと不思議である。

 そして、メーカーが気が付かないのであれば、店の人間が早く気が付いて、消費の合理化を主導(リード)して欲しいと思う。

*これについては、後日、さらに報告を続けたいと思います。


知らなきゃ損!:建材型HCで売れるシニア衣料

2008-09-26 09:35:27 | 新商品と新サービス

 建材型のホームセンターにシニア向け実用衣料を導入したら、在庫が年10回転以上、坪年間売上げが約100万円と好調。

 「月刊需要創造」を読んでこの衣料を導入した同HC経営者もサプライズ。一方、衣料を卸しているファミリー・ジョイも驚いている。

 ファミリー・ジョイが卸している各大型店にの実績では、坪年間売上げ7080万円が標準的だという。

 「建材店に衣料を入れても、まさか、順調に売れるとは思わなかった」。これが、関係者の正直な予想だった。

 しかし私(会田)は、シニア衣料の需要が大きいのに、これに応える店があまりにも少ないことが、予想以上に売れている原因だと思う。

 *これについては後日、現地を拝見してから詳しく報告する予定です。


知らなきゃ損!:ネットでアメリカのSCが見える

2008-09-17 20:00:29 | 新商品と新サービス

ラスベガス・タウンスクエアの各所の画像が見える

 今月(10月)号の本誌「海外情報」で鈴木知二記者は、ラスベガスにオープンしたばかりのライフスタイルセンター(LSC)、タウンスクエアを解説。

 この記事で、同LSCを画像で見ることができるウェブサイトを紹介した。

 それを開いて見ると、本当にカメラが360度を映し出してくれるので、その雰囲気や建物がよく分かる。

 「www.townsquarelasvegas.com(同SCのサイト)のトップページから、[Directory][Interactive Map]をクリックすると、建物群の配置がよく分かる。

カーソルを移動すると、その位置にある店舗名を表示。カメラマークをクリックすると、その場の実際の風景を360度見ることができるので、参考にされたい」と、鈴木記者は検索手順を説明している。

バレンシアセンターの上空写真も

鈴木記者はまた、「ウエストフィールド・バレンシア・タウンセンター(カリフォルニア州サンタクラリタ市)の上空写真も紹介している。

これはサンタクラリタ市の概要を紹介するサイトで、次のURLで検索すれば良い。

http://www.scvhistory.com/scvhistory/lw2157a.htm

 するとすぐに、同センターの上空写真が出てくる。敷地と建物、駐車場の構成、道路からのアクセス状況などが見える。(会田玲二)