「CDケース付きアクティブ・スピーカー」という商品があって、CDケースがスピーカーとして使えるので私は非常に驚いた。
これは、CDが12枚入れられるケースの、表面をスピーカーにして、これに皿型のCDプレイヤーを繋いで聞く仕組みである。価格は小売り1,280円。同様の物はV社にもあるが、値段は3倍ほどすると聞いた。
このメーカー、オーム電機のショウルームで種々拝見したら、「手回しマルチライト」2,980円も売れていて、06年の1年間で30万個ほど売れたという。
オーム電機の商品は昔から、格安で、便利な物が多く、魅力的だと思う。これがアイテム数を増やして現在は12,000もあるが、河内社長は、”これからは半分の6,000アイテムぐらいに絞りたいと思っています”と言う。
これほど魅力的な商品が多いのに、力を入れて売っている店が少ない。実は、ところが「アクティブ・スピーカー」に入れるCDプレイヤーを買おうとしたら、何と、巨大なホームセンターにも、その隣のイトーヨーカドーにもなくて、その向かいのヤマダ電機でやっと探し当てた。もちろん、「アクティブ・スピーカー」などまったく置いてない。
つまり、「家電雑貨」は完全に空いている。私は、これがチャンスだと見た。生活雑貨店が大いに扱うべきだ。このことを私は、明日・1月23日の「経営戦略セミナー」で提案する。その詳細はHCI会員専用ブログで後日報告。さらに、その後も研究を進めて報告を続けるつもりです。(会田玲二)