食事介助は、色々と議論があるだろうが、本当に難しい。
重度な認知症などがあって、いわゆる寝たきりの場合で、起きているのが食事のときのみ、といった場合、本当に対応に苦慮している。
閉眼のまま、単に食事を押し込まれて、反射的に気道を守るために嚥下、というのは、完全に、運を天に任せているようなものだろう。
臨床的な印象では、中等度以上の認知症があると、先行期への働きかけが困難であり、まず、姿勢設定などから入ることも多い。
食べれる口を作るのがSTの仕事ではあるが、食物認知がうまくいかない場合に、良かれと思って、もし食べれるように出来ても、それで窒息されたら、元も子もない。
STが専門的に提供しうる食事介助と、色々とお忙しい職員さんの食事介助の解離を、考えておかないといけない。
重度な認知症などがあって、いわゆる寝たきりの場合で、起きているのが食事のときのみ、といった場合、本当に対応に苦慮している。
閉眼のまま、単に食事を押し込まれて、反射的に気道を守るために嚥下、というのは、完全に、運を天に任せているようなものだろう。
臨床的な印象では、中等度以上の認知症があると、先行期への働きかけが困難であり、まず、姿勢設定などから入ることも多い。
食べれる口を作るのがSTの仕事ではあるが、食物認知がうまくいかない場合に、良かれと思って、もし食べれるように出来ても、それで窒息されたら、元も子もない。
STが専門的に提供しうる食事介助と、色々とお忙しい職員さんの食事介助の解離を、考えておかないといけない。