臨床現場の言語聴覚士(ST)

臨床現場の言語聴覚士(ST)のブログ、です。
摂食・嚥下障害や高次脳機能障害などについて考察します。

そろそろ職場を変わる時か?

2009年08月09日 | Weblog
今の職場も、気がつくとベテランになってきた。

若い人が多いので、ある程度、下手になって、腰を低くして過ごしてきたが、いい加減、辟易(へきえき)してきた。

ゆとり教育の弊害だろうか、どうも、自分の言動が周囲に与える影響を考えない輩が多すぎる。

何歳で、女子高トークしてんだよ、とか。

机の上が、漫画みたいにバラバラで、どうみても、自分のワーキングメモリーも不足なんだろうなぁ、というセラピストに限って、実習生に厳しかったり。

で、実習生が大抵、精神的な理由や、ほぼ放置プレイのくせに揚げ足取りばかりで、実習中止に追い込むばかりで。しかも本人たちは気付いていない。

偉そうに、STに対して、嚥下や高次脳のことを説明してみたり。

自分らの仕事を、たのむからやってほしい。

まぁ、それくらい、自分のことは注意障害でも、他人のことばかり、選択的に注意を向けれるのは、やはり、才能だろうか。環境だろうか。

口先だけのセラピストは、本当に、使いようがない。

無視で適当に愛想をふりまくが一番、厳しい対応なので、そうしているが、それすら、気付いてるかどうか。

何年でも居たい職場なら、多少嫌われてでも、本気で良くする為に、色々と注意したりするだろうが、どうにも、いい加減、疲れてきた。

例えば嚥下関係の仕事を頼もうにも、出来ないことが分かっているので、自分でやるしかない。

彼らが見ても、よく出来ないのは、事実なので。

一応、育てようと試みてみたが、すぐに、そっぽを向いてしまった。

何回もそうされると、さすがにこちらも学習して、無駄なことはしなくなる。

学習が出来ないと、こちらが高次脳ということになるし、これはこれで仕方ない。

彼らは、このまま、どうなってしまうのだろうか。

今のような、井の中の蛙で、一生、過ごすのだろうか。

時々、実習生をいじめながら。

こんな職場が、日本にはどれくらいあるのだろうか。