誤嚥したときに、どうすればいいのかを考えておくことは、非常に臨床的に大切である。
誤嚥しないように、最大限配慮するのは、STとしてもちろんなのだが、基本的に誤嚥のリスクが避けられない以上、リスクに備えて、どれくらい自己喀出が出来るのかを評価しておきたい。
咳が出来るかどうか、診ておきたい。
咽頭反射は、指診で。
呼吸については、まず随意的な発声が出来るかどうか。ある程度、声門閉鎖が出来るかどうかを中心に。
十分な吸気が咳には必要だが、そのまえに、十分な呼気が出来る必要がある。ただし、高齢者の場合、特に肺疾患などが無くても大抵、COPD様と考えなくてはならない。つまり、十分な吸気、呼気が難しい可能性がある、とみておくべきであろう。
喉頭のコントロールが出来ているかどうか、発声、呼吸、嚥下などをスクリーニングしながら、動きを診ておく。
姿勢も大切である。体幹がやや前傾し、頚部が軽度屈曲できると当然、ベストだが、大抵そうでないだろうから、シーティングなどで、補正がどれくらい出来るか、何分くらい良肢位が保てるか、などをPTさん、OTさんなどにも御願いしてみておくべき。
姿勢につながるが、いわゆる抗重力筋群は、咳のときにも使うので、良肢位がとりにくかったり、低ADLの場合、咳がしにくく、ひいては誤嚥や窒息のリスク要因となりうる。
そこを考慮して、総合的に判断するべきであろう。
次は、血液データについて。
誤嚥しないように、最大限配慮するのは、STとしてもちろんなのだが、基本的に誤嚥のリスクが避けられない以上、リスクに備えて、どれくらい自己喀出が出来るのかを評価しておきたい。
咳が出来るかどうか、診ておきたい。
咽頭反射は、指診で。
呼吸については、まず随意的な発声が出来るかどうか。ある程度、声門閉鎖が出来るかどうかを中心に。
十分な吸気が咳には必要だが、そのまえに、十分な呼気が出来る必要がある。ただし、高齢者の場合、特に肺疾患などが無くても大抵、COPD様と考えなくてはならない。つまり、十分な吸気、呼気が難しい可能性がある、とみておくべきであろう。
喉頭のコントロールが出来ているかどうか、発声、呼吸、嚥下などをスクリーニングしながら、動きを診ておく。
姿勢も大切である。体幹がやや前傾し、頚部が軽度屈曲できると当然、ベストだが、大抵そうでないだろうから、シーティングなどで、補正がどれくらい出来るか、何分くらい良肢位が保てるか、などをPTさん、OTさんなどにも御願いしてみておくべき。
姿勢につながるが、いわゆる抗重力筋群は、咳のときにも使うので、良肢位がとりにくかったり、低ADLの場合、咳がしにくく、ひいては誤嚥や窒息のリスク要因となりうる。
そこを考慮して、総合的に判断するべきであろう。
次は、血液データについて。