純粋な嚥下障害からは、かなり逸脱しているが、臨床のSTが嚥下障害をみる場合に考える事、ということでご容赦願いたい。
さて、体幹の保持ということでシーティングも考えていく。
今の若い人を中心とした健常人は、普通、座位で経口摂取することが多いだろう。
この延長線上で考えれば、車椅子での座位、ということになるのかも知れない。
しかし、病院などで良く見かける普通型車椅子というのは、より良い座位姿勢を目指すシーティングではお勧めしないようだ。
普通型車椅子に色々とクッション等で手を加えて、という場合が多いのかもしれないが、理想的には、シーティングなどでよく用いられるモジュール型車椅子などをきちんと調整して、テーブルなどの高さも調整し、摂食動作まで配慮出来れば、最高なのだが。
目の前の摂食場面の現実は、普通型車椅子、高すぎる大きいテーブル、円背、膝関節屈曲拘縮、足底接地不可、体幹保持機能低下による体幹の傾き、そして何より認知症などなど、様々な要因がありすぎる。
ある程度は修正し、ある程度は眼をつぶる取捨選択を行う必要がある。
そうした検証を1日3回、365日繰り返すことになる。
本来なら、STがそうした嚥下障害のリスクを持つ方々全てに関わることが出来ればよいのだが、マンパワー的にも厳しいのが実情である。
摂食・嚥下というのが、リハビリでもあるものの、日常生活なので、STのみでは到底まかないきれず、看護師さんや介護士さんなどのお力をお借りすることになる。
摂食・嚥下障害を診ようとすると、かならずチームで診ることになる理由である。
STだからと言って、必ず嚥下障害をみるわけでもないらしいが、自分は、診ている。
シーティングから、また話がずれた。
みて分かるところをまず、みる、という話だったはずだ。
姿勢を整えることをまず考え、無理なら、シーティングなど代償的方法を試みる、という段階、まで来た。
まずは、ボトムアップ的な方法から、である。
理由として、先行期へのアプローチの定石が無いことにある。
さて、体幹の保持ということでシーティングも考えていく。
今の若い人を中心とした健常人は、普通、座位で経口摂取することが多いだろう。
この延長線上で考えれば、車椅子での座位、ということになるのかも知れない。
しかし、病院などで良く見かける普通型車椅子というのは、より良い座位姿勢を目指すシーティングではお勧めしないようだ。
普通型車椅子に色々とクッション等で手を加えて、という場合が多いのかもしれないが、理想的には、シーティングなどでよく用いられるモジュール型車椅子などをきちんと調整して、テーブルなどの高さも調整し、摂食動作まで配慮出来れば、最高なのだが。
目の前の摂食場面の現実は、普通型車椅子、高すぎる大きいテーブル、円背、膝関節屈曲拘縮、足底接地不可、体幹保持機能低下による体幹の傾き、そして何より認知症などなど、様々な要因がありすぎる。
ある程度は修正し、ある程度は眼をつぶる取捨選択を行う必要がある。
そうした検証を1日3回、365日繰り返すことになる。
本来なら、STがそうした嚥下障害のリスクを持つ方々全てに関わることが出来ればよいのだが、マンパワー的にも厳しいのが実情である。
摂食・嚥下というのが、リハビリでもあるものの、日常生活なので、STのみでは到底まかないきれず、看護師さんや介護士さんなどのお力をお借りすることになる。
摂食・嚥下障害を診ようとすると、かならずチームで診ることになる理由である。
STだからと言って、必ず嚥下障害をみるわけでもないらしいが、自分は、診ている。
シーティングから、また話がずれた。
みて分かるところをまず、みる、という話だったはずだ。
姿勢を整えることをまず考え、無理なら、シーティングなど代償的方法を試みる、という段階、まで来た。
まずは、ボトムアップ的な方法から、である。
理由として、先行期へのアプローチの定石が無いことにある。