晴れた日にバイクみたいな乗り物でどこかに行こう

京都から日帰りの近畿圏を社内ツーリングクラブで走っています。足跡残しにブログを開設しています。

CB750FC 6年目整備続編

2010-07-19 | CB750FC

2010年の整備完了

 

2010.07

タイヤ交換と共にあれこれと整備をしてもらいました。

 

【その1:タイヤ】

BlueCafe稗田君の強い強いススメ により、国産タイヤに履き替える事にしました。

メジャーなK300GPです。

この時代の細めのタイヤを履く車両には良いデザインです。

フロントはスッキリしてて直進性良さそうです。

 

リアはそれなりのデザイン。

こちらはスポーツデーモンのパターンの方が格好良かったです

超ハイグリップバイアスタイヤは減りがメチャ早いと聞いていますが、私のようにあまり距離を伸ばさない使い方だと 減りより寿命 が先に来るでしょうね。

37,800kmから次の交換までどれくらいになるでしょうか。

 

近所をチョロッと走った感じはネバリっこいハンドリングでした。

確かにゴム質はウニウニ~っとしてます。

スポーツデーモンと比べても数倍柔らかく感じました。

本格的な走りはまだ出来てませんが、とても楽しみです。

ちなみに稗田セッティングでF/R共に2.25kg/cm2です。

 

【その2:ベアリング】

ホイルを外すついでにベアリング・シールの交換を実施。

特にガタつきやゴリゴリ感はなかったのですが、ノーメンテで6年間使ってきたので念を入れての交換です。

 

フロント側

ボールベアリング6302DU(NSK)とダストシール2種類(ARAI)です。

↓表側

 

↓裏側 (DUタイプなので片リップです)

ベアリングはグリースの色も良い感じで廻っており、油切れもなく軽くまわりました。

ゴリゴリ感もなくまだまだ使えます。

ダストシールは取り外すときにめくるのでボロボロになってますが、弾力はしっかりありました。

強いて言うなら径の大きい側のダストシールの端面が潰れたようになっていた位です。

 

リヤ側

ボールベアリング6304LU(2個NTN)とハブのボールベアリング6305LU(NTN)

下側はダストシール・Dリング・オイルシールです

フロントのNSK製DUタイプと、リアのNTN製LUタイプは名称が異なりますが同規格品です。

全て6300番台を使っているのは耐荷重重視だからでしょう。

 

↓裏側

グリースの色がフロントに比べやや赤みがありますが、メーカにより封入グリースに違いがあるのでこうなるのです。

油分は十分あり離油してませんので潤滑はOKです。

但し、フロントに比べリヤ側のベアリングはちょっと回転にざらつきがありました。

今すぐ交換という必要はありませんでしたが、次のタイヤ交換時までは持つかな?といった感じでした。

シール類はまだ十分に使える弾力はありましたが、長持ちする部品ではありませんので適時交換が良いでしょう。

 

↓それぞれのベアリング外周部

3種類とも外周・軸部は綺麗な状態で焼き付いたあとなどはありませんでした。

(強いて言うなら、左端のハブ部ベアリングが少し厳しい状態かも知れません)

 

今回の発見事!

 D(ディー)リングというのを初めて見ました。

 私たちの仕事ではO(オー)リングは使いますが、Dリングは・・・。

 ちょっと勉強になりました。

 

【その3:ドレインスクリュー】

純正品ではとてつもない値段になるので、稗田君の経験を基にあれこれと探してもらいました。

HONDA系では見つからずに得意のKAWASAKI系からの流用です。

純正品はマイナススクリューで凹んでいますが、流用品はプラスも使える凸品です。

さびたボルトより、綺麗なボルトの方が良いに決まってます。

4本同時交換ならよほどシゲシゲ見られない限り気が付きません。

 

ということで、CB-Fでこの部品をお探しの方がありましたらBlueCafeまでお電話下さい。

店主が丁寧に対応してくれると思います。

 

さびさびの交換前ボルト

 

KAWASAKI車からの流用ボルト(イメージ)

 

CBに付けるとこんな感じになりました

 

 

【その4:メータケーブル】

タコ・スピード共に振れと音鳴りが出たので交換しました。

交換後の試乗がロクに出来ていませんが、稗田君によると

 『メータOHは必要ないと思いますよ』 とのことでした。

 

【まとめ】

今回はタイヤまわりを集中的にリフレッシュしました。

ベアリングとシール類を交換した効果は、車庫入れの取り回し時に車体が軽く感じるようになったことです。

本格走りの方は少し先にならないと判りませんが、きっと快感を感じるでしょう。

(チョットした不注意によって現在バイクに載れない身体になっております・・・

 

大丈夫かなぁ~と不安を持ちながら走るより、しっかりと整備しておくことが大事だと思います。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

CB400SF [2010年7月24日 0:05]
愛車への心配り、気の使い方大変なものですね。私も少しの間愛車を乗ることができませんが、CB750CFのオーナのように、細かなところまで見ることにいたします。
次回も楽しいレポートを期待しています。
HBDI [2010年7月24日 0:42]
組長!お元気ですか!
コメントありがとうございます。
車も単車も機械なので乗りっぱなしではいけませんよね。
壊れる前に手入れをするのと、チョットした異変に気づいたら早めに入庫するのが愛車を長持ちさせることに繋がると思います。
お洒落な時計をオーバーホールする時の気持ちと同じだと思います。


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