ある日、一本の電話が鳴ったのでありました。(今日は電話です!>笑)
それは・・・ご近所に住むYさんからで、、、その内容は、、、
「コカ・コーラの瓶ってどこで買えるか知ってる?」というお話だったのです。
確かにコカ・コーラって既にペットボトルか缶ばかりで、、なかなか市販の瓶を
店頭で見かけることが出来なくなっていますよね。
でも、ふと思い浮かんだのは以前ご紹介したダイナーに飾られていた瓶の大群。
あ、でも、あれって売り物ではないんだった・・・と思いなおし、その詳細を
聞いてみると空瓶でいいとのこと。そこで、私が一言。
「ウチにあります!」
ということで、早速我家の地下に眠っていたコーラの瓶をひとまとめ持参して、
とある音楽スタジオにお届けにあがったのでありました。
折角なので我家の眠っていたコーラ瓶をご紹介します!(写真左から)
①初期のストレート瓶。おそらく1910-1915年の間に造られたもの。
コーラ瓶のコレクターさんにとって何処の工場のものかというのも大切な情報
なんだそうですが、、こちらはNORFOLK VA.(バージニア州)のもの。
②その隣、みなさんにおなじみのプリーツスカートラインのボトル。
NY・WESTHAMPTON 1923年製。
③その右は創立75周年のクリア記念ボトル。各工場製の様々な記念ボトルがあり、
写真のものはジョージア州 HUNTINGTON 1978年製。
④一番右のボトルの裏側にはサンタクロースのイラスト入りのシーズンボトル。
コカ・コーラ・クラシックが生れた1991年製。工場は不明。
さて、、このコ達のどれが先方さんのお眼鏡に適いますか、、。
向かったのは、、我家から車で15分、、ODA RECORDING STUDIO。
実はこのオダ先生・・・とっても有名な方でいらっしゃるのであります。
現在はNYと日本の両方でご活躍中なんですが、日本にいらした頃に作曲された
作品は皆さまも御存知の曲がたくさ~ん!(是非HPページを♪)
音楽には疎い私ですが、、このボトルをきっかけにちょっと興味深いお話を
お伺いすることができましたので、、今日はご紹介させていただきます。
まず、、何故にコーラ瓶?ですよね!?
今回ちょっとした演出の為に小田先生はコーラ瓶を探されていらしたのですが、
皆様ギターを演奏する道具に「ボトルネック」なる道具があることをご存知でしょうか。
上の写真のスチール(ガラス製もあるそうです)には指をさせる穴があいていて、
それを小指もしくは薬指につけて、ギターの弦の上を、きゅぅう~~~っとスライド
させて音をだす道具なんです。主にドブロギターと呼ばれるギターなどで使われる
そうなのですが、その起源は1900年代初頭の南北アメリカの時代に遡るのだとか。
アメリカで差別をうけていた黒人たちの間で、生まれ愛されたブルース。
そのブルースを演奏する時に、酒場にあった空瓶(おそらくバーボンやビール)の
首の部分をカットし、指にはめて演奏したのが起源と言われています。
なので、その道具の名前は、、、その名も「ボトルネック」。(笑)
えっ!先生、コーラの瓶、カットしちゃうんですか?と思ったら、、、
小田先生、私の予想を覆す素晴らしい利用方法を、惜しげもなく
見せてくださったのであります。そう、こんな風に、、、
見てください!! このカッコイイ先生のプレイを!
音をお聞かせいただけなくてとっても残念なのですが、、先生のギターはホント、
神様のような腕前なのです。(DUKE氏も感激!)
ギターの弦の上を滑るコカ・コーラの瓶。ああ、眩しい。(笑)
ポイントはコカ・コーラのロゴが見えるように使用すること。ということで、本日の
オーディション、、、合格者は④番のサンタボトルとなりました。私の予想では、
先生、きっとクリスマスにはひっくり返して使用されるに違いないっ!!(笑)
で、、センセ? 私のブログ、、古いものを紹介してるんですぅ、、とオネダリ!
そしたら、、とっても貴重なギターを見せてくださりましたです。
ギターファンの方なら、きっとご存知・・ギブソンのES-335。1960年代製。
あのBBキングも愛用した、世界で最初のセミ・アコースティックギターなんだとか。
先生曰く、写真のものはアメリカ東部と南部の両方のスタイルでつかえる珍しい
タイプでカントリーの聖地ナッシュビルで手に入れられたそうです。
と書きつつ、、あまり私は理解してないかも!?(詳しくはWiki-pediaへ)
ODA RECORDING STUDIOでは先生によるプロデュースやレコーディング等が可能。
NYが好きなミュージシャンの皆様、NYでレコーディングなんていかがです?
ちなみに、、ブログにコメントも残してくださるYさんは、こちらのスタジオを拠点に
活躍されていらっしゃる・・・シンガーさんなのであります。(>ね、Yさん!)
(小田先生とY.DERJEELINGさんの日本でのライブ予定はコチラのサイトへ)
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いつも楽しみに拝見しています。
松田聖子世代の私、カラオケで必ず歌うのは「Only My Love」(照)。実はこんな渋いロマンスグレーな方が作曲なさってたんですね~。
一見分野は違ってもアンティークとつながる瞬間があるなんて、素敵☆
それから、月刊smart掲載おめでとうございます!
これからも色々なお話を楽しみにしています!
コーラのビン②が個人的に好きです。やはり、このくびれがいいです。中学生の時、部活のあと、コーラかスプライトの一気飲みが流行っていました。500mlも挑戦したことあります。アメリカではどちらかと言うとペプシのほうが良く出ていますが、やはり私はコーラですね!本当に今となっては瓶がめずらしいくらいです。お近くにそのような有名な方がいらっしゃるなんていいですね~。
はい!「Only My Love」生涯をかけて歌い続けさせていただきます!(笑)
カラオケで歌うと「へぇ~松田聖子の曲なんだ?良い曲だねぇ~」と、当時は若すぎて、この曲を知らなかった年下の友人達からも誉めてもらっているのですよ。名曲です☆
どの瓶も味があってすてきですが、
プリーツスカートをはいている瓶が
私は一番すきです。
ボルトネックは見たことありますが、
瓶をそのままギターにあてるのは初めてです。
カッコいいですね
私のサイトも男性ぽいですか?
れっきとした女性なんですが・・・
私も読者方から男性に間違えられてたととあります(笑)
コカコーラのボトルでこんな風に演奏できるなんて、すっごく驚きました。
ペプシじゃダメなんですかね(笑)。
ボトルにグラスにグッズetc、コカコーラマニアは多いですが、
収集の目的は人それぞれなんだなぁと、あれこれ考えたらなんだか楽しくなりました。
P.S. 先日はさっそくブログを訪ねていただき、ありがとうございました♪ こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
私も小田先生の曲でよく歌うのは・・ひそかにダ・カーポの「地球へ」なんです。作曲家の方のお顔を拝見するチャンスって少ないですから、なんだか嬉しいですよね!!
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
おかげでちょっとはギターに詳しくなって、、へぇボタンたくさん押させていただきました。
ボトルネックネタは・・・なにかと使えそうかも。(笑)
本当に、、エジソンさんのおかげですね。小田先生とゆうこマンさんがNJにすんでいらしゃるのも偶然でないのかも知れませんね!!
本当にありがとうございました。