最近
老子にハマっている
二千数百年も前に書かれたといわれる『老子』
いまだに作者の詳細については謎のヴェールに包まれているけれど、そこに記された言葉は、時代を超えて私たちの心に多くの「気づき」や人生のヒントを与えてくれます
私の場合は
何でも真っ向勝負していましたが
それはそれで
折れちゃうのですね
「貴女はヒマワリみたい
だけどヒマワリは頭が重いからぽきっと折れちゃうんだ
コスモスは風吹いてもゆらゆらして折れないでしょ
コスモスにならなきゃだめだよ」
とある経営者の方に言われました
ポキッと折れるヒマワリ
真っ向勝負
やめました
「将欲縮之、必固張之」
この言葉好きです
それを縮めたいと思うのであれば、
まずはそれを思い切り伸ばして張ってみなさい
…この老子の教えを一言で言うと、
要は
「逆手で攻めてみなさい」
ということ
相手に強いダメージを与えて弱めようと思うのであれば、まずは思い切り強くして調子に乗らせておけば良いです
ほしいと思うのであれば、まずはこちらから与えて油断させれば良いのです
それは
老子の教えは弱者に向けられたものであるから
社会的な弱者、つまりなんら権力を持たない立場の人がこの世界で生き残っていくためには、「頭」をつかって
コスモスのようにしなやかに生きなければいけません
こうした考え方の「クセ」を受け入れて身にすることもまた、
生きていく上で必要な「しなやかさ」の一つと言えるのではないでしょうか
コスモスも好きだけど
ヒマワリが好きなんだな
折れないヒマワリになります