人気記事。2014年8月4日、9年前の記事である。―――――(社会福祉)援助の現場では利用者本人と家族の間で意見が異なる場合があります。援助者として利用者本位を心がけながら事例を見ていきましょう。(事例)<Aさん(32歳、男性)は知的障害があり、日中は地域作業所に通所しています。地域作業所の相談員が最近、元気のないAさんを気にして、頻繁に声をかけるようにしているうちに、父親とけんかが多くなってきたこと、将来のことを考えて独立して生活をしたいことなどを、Aさんが自ら話してくれました。何日かすると、父親が作業所を訪ねて来て、「Aがきちんと生活ができないので何とかならないか。一人暮らしをしたいと言っているが、親の目から見て、あれでは1人で生活することができないので反対してほしい」と相談員に面会を申し込んできました。>日常生活の中で、Aさん(本人)の希望とAさんの父親(利用者の家族)の希望が異なっています。しかし、援助対象はAさんであり、あくまでもAさんの希望を優先することが大切です。(社会福祉士講座より)―――――(2024年6月25日の感想)なんか、医療においては、なぜか家族の意向の方が重視去れることが多い。患者が死にそうなときも、本人が延命措置を拒否していたのに、家族の意向で胃瘻(いろう)が行われたりするようだ。病気においては、あくまで本人の意向を尊重すべきだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます