日本は外国に比べて、女性の社会進出が遅れているといわれるが、家庭で奥さんが財布のひもを握っているのは日本くらいじゃない？外国は、独立採算制が多いと思う。誰か調べてください。家で女房の尻に敷かれている男性は多いと思うが、女性が家庭で尻に敷いて、社会でも女性が進出すると、男性はますます哀れになってしまう。
昔は結婚って、当たり前だったけど、年を取ってから考えると、結婚って、変な制度だね。なんで、もとは見ず知らずだった女の人と、ある時から一緒に暮らさないといけないの？なんで、独身のときは好き放題だったのに、結婚すると不倫しちゃいけないとかいろいろ制限されるの？結婚は、普通の男性にそこそこの女性を供給する制度だと言った人がいるが、昔なら配給制度みたいでよかったかも知れないが、これだけ自由な社会になると、なんで拘束されなければいけないのと思ってしまう。一夫一妻制も自明の制度ではない。動物にはいろいろな男女のあり方があるし、イスラム世界では一夫多妻制だし、昔は側室という制度もあった。コンピュータのシミュレーションで、一夫一妻制が一番種を繁栄させるという結果が出たという話を聞いたことがあるが、一夫一妻制はそれを計算して作った制度ではあるまい。こんなことをみんなが考え始めたら、そりゃ少子高齢化もすすむわな。
精神科に行くと、精神障害者になるが、いったん精神障害者になると、結婚が極めて難しくなる。若いころ、結婚相談所に行ったことがあるが、私が「うつ状態」（主治医に言われた症状）だというと、それだけで、「お帰りください」となったし、本人同士で結婚に合意したが、相手の親御さんに反対されて、破談になったことがある。人間も動物なので、本来、１人で生きていくのは不自然で、鳥みたいにつがいになって巣を作って生きていくのが本来の自然な姿なのかもしれない。男女の性質に身体的、脳的に違いがあるのも、両者がお互いに欠けているところを補って生きていけと、ＤＮＡに組み込まれているのかもしれない。３０代で独身なのは普通だが、５０代になって独身というのは、なんか変だよ。
私は、司法試験合格を目指して勉強していたこともあったが、私はホントに弁護士には向かないと思うよ。人を訴えて、つまり、ケンカを売ってお金を取る、というのがどうも性に合わなさそうなのだ。実際、若いころ、弁護士の先輩に、「君は弁護士には向かない」と言われたし、弁護士というと、どうしても反社会的勢力が絡んでくる。会社などの組織ならともかく、個人で反社会的勢力に対峙するのは、大変な仕事だと思う。
相対性理論を構築したアインシュタインは、「複利計算は、人類最大の発明」だと言った。豊臣秀吉の家来の曾呂利新左エ門は、豊臣秀吉に「褒美に欲しいものは何か？」と言われて、「米粒を１つ頂きとうございます」といって、秀吉が「たったそれだけでよいのか？」と聞いたところ、「ただし、１日目には１つ、２日目には２つ、３日目には４つ、４日目には８つと毎日倍にして、３０日分ください。」といった。豊臣秀吉は承諾した。初めの頃は、簡単に褒美を与えることができたが、だんだん米粒を数えるのが大変になって、豊臣秀吉の家来たちは大混乱した。倍々ゲームで米粒を与えると、３０日後には約１０億粒になる。（この話は、後世の創作だという説あり）。このように、複利計算というものは、われわれの想像を越えて数が大きくなるという性質を持っている。今、政府は国債を大量に発行しているが、これには利子がつくので、将来には恐ろしい額に膨れ上がるのではないか。今、低金利だが金利は上昇ぎみだし、低金利とあなどっていると、将来返す借金がわれわれの想像を越えてものすごい額になるのではないだろうか。これは、われわれの想像が数字に追いつかない現象なので、ちゃんと複利計算をすれば、将来の返済額は計算できる。借金は早く返さないとだめである。
