サンフレッチェ広島０－FC東京１。広島は、パス回しからチャンスをねらうタイプである。FC東京は、３バックで、守備のときに５バックに下げるシステムである。つまり、FC東京の方が守備の人数が多い。立ち上がりは広島のペースで入っているようだ。序盤は広島が決定的なシーンをいくつか作っているので優勢だ。結論づけるのは早いが、守りを中心にしたシステムだと、相手に攻められて、そのうち得点を取られてしまう可能性がある。しかし、前半１６分FC東京が先制点を上げた。広島のディフェンダーのクリアミスが原因である。何度も言っているが、日本チームはディフェンダーのミスから失点するケースが多いようだ。FC東京は、ディフェンスに人数をかけている分、攻撃の人数が少ないため、数少ないチャンスをモノにするしかない。前半３０分頃からFC東京がディフェンスのブロックを作って、潮目が変わり始めたように見える。広島がちょっと攻めあぐねているようだ。大局的には、序盤と違い、FC東京が１点を取ってからボールを持ち始めゲームの流れが変わり、FC東京がやや優勢と見た。広島は少し攻めのスピードが落ちているようだ。
舌打ちも表現の自由のうちなので構わないが、聞いていてあまり気持ちの良いものではない。自分は普段から舌打ちをしないクセをつけている。
外国での話だが、ある一卵性双生児の片方は大司教となり、片方は大盗賊となった例があった。調べてみると、二人ともほとんど時を同じくして若い時に家出をしているが、片方は腹が減って窃盗に入ったところを、偶然に盗賊に見つけられて、その集団に入り、そこで頭角を現して大盗賊になった。これに対して、片方も盗みに入ったが、そこは教会で、そこの神父にさとされて改心し、ついには大司教となったという。
人間は、二面性を抱えた生き物である。誰でも影の部分を持っている。正しいことをしたい気持ちがあれば、それとは裏腹に、悪いことをしたい衝動も潜んでいる。それが人間であるその二面性を無視して、正しいことや善いことだけを求めると、おかしなことが起きてしまう（岡田尊司氏）
Accept the worst mentally and improve on it. (Dale Carnegie)
