花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

白鳥の湖

2014年06月22日 | バレエ/ダンス
東京シティバレエ団の「白鳥の湖」を日生劇場で見てきた・
バレエといえば「白鳥の湖」。これは歌舞伎といえば、「勧進帳」ってものなのでしょうか?
人気のあるバレエのなかでも結末がハッピーとアンハッピーとまったく異なるのはこの作品だけなのでしょうか?

ジークフリート王子とオデット姫の結末が、結ばれぬままオデットだけ死んでしまったり、ともに身を投げてしまうこの世ではむすばれない展開と、二人は幸せにくらしうましたとさ。という結末しているものがありようですが、
私は前者のアンハッピーバージョンはインターネットの動画でしか見ていない。
といって動画以外に、「白鳥の湖」全幕を見たのはまた3本ゆえ語れたものではないのも承知。

このバレエ団の「白鳥の湖」はプティパ/イワノフ版に基づいてるようですが、石田種生の演出・振付で4幕にオリジナリティ発揮。
音楽も使われていなかった場所を織り込んだということで、4幕は、シンメトリーを使わないというコールド達の踊りだった。
王子が誓いを裏切っったものの、オデットのところに駆けつけ・・・・
ここはウエストサイドストーリーの映画版にはない、舞台では使われる
主人公二人が、追っ手から逃げるかのように二人だけのロマンチックな世界でバレエ場面のようなダンスになるところを思い出した。
王子とオデットこのときは悪魔ロートバルトに打ち勝ててるかどうかはわからないときですから
その後、倒すのはオデットの周りの白鳥達。とどめは王子でしたけれど。そこで照明がちかちかして
魔法が解けたということなのでしょうクラシック・チュチュからロマンチック・チュチュ姿になるオデットはじめいろいろな白鳥達。
めでたしめでたし。「白鳥の湖」につけられたサブタイトル「おおいなる愛の讃歌」。

見終わって・・そうっか。
こういうのもあるのね。そして見たかった黄凱さんをはじめてみて、王子だなあ。
でもヒップラインもうちょっと「ぷりっ』っ感がとぼしい(笑)
そうじゃなければ元気が欲しい。ってどういう味方してるのやら。
志賀育恵さんはエレガントだけど古風なかんじですね。

ところで
日本で集客できるバレエ「白鳥の湖」というのは、子供向け作品になるんでしょうか?
ってなくらいに「白鳥の湖」において家族連れというよりうも保護者ありうきでしょうけれど
小学生ぐらいの子供達同士で席に座っているという感じがしました。
東京シティバレエ団はティアラこうとうでのステージが多いようでそちらもそんな感じなのでしょうか?

今回日生劇場お子様おおかった(笑)
夏のファミリー向けの公演とかわらないようなかんじで。
それでその親がバレエ鑑賞初心者って雰囲気で。
値段のせいもあるのかな?S席:7,000円 A席:5,000円 B席:4,000円
この値段でフルオーケストラ演奏。

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2 コメント

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はじめまして (koron)
2014-06-24 08:08:38
はじめまして、koronです。「白鳥の湖」はクラシックバレエの中でも代表的な演目ですね。

バレエでは、同じ演目でもヴァージョンによって話の筋や結末が違ったりするのはよくあることです。例えば、harumichin様が最近ご覧になった「パゴダの王子」も、マクミラン版とビントレー版では内容が異なります。

「名作ドラマへの招待」というHPを紹介します。このHPでは、代表的なバレエ作品についての解説があります。
(当然のことながらネタばれ有)もしかしたら、harumichin様の疑問が解決するかもしれません。

http://www2.tbb.t-com.ne.jp/meisakudrama/meisakudrama/index.html

それから、これは個人的な意見ですが、バレエで子供向け作品、大人向け作品の明確な区別はないと思います。
一般的に「くるみ割り人形」が子供向け、「マノン」や「椿姫」が大人向けということになっているのでしょうか。
でも、私は親が判断して子供をつれていけばいいのではないかと思っています。
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ありがとうございます (harumichin)
2014-06-25 09:50:19
koronさま
コメントありがとうございます。
「名作ドラマへの招待」のサイトを紹介していただきありがとうごいざいます。

バレエの深さ知れば知る程、さらに知りたくなり自分の感覚にあったものを探してみたいと思います。
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