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花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

デイヴィッド・ビントレイ版『シンデレラ』

2013年01月20日 | DVD・映画
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団が、一昨年2011年に、デイヴィッド・ビントレー振付の新『シンデレラ』全幕を発表したBlue-rayを購入しました。


バレエでは、アシュトン版の『シンデレラ』しかみた事がないけれど・・お話としては、シャルル・ペローのシンデレラとして読まれ、ディズニー映画でもプリンセスが登場するお話しても人気の作品ですよね。

その『シンデレラ』を現在新国立バレエ団の芸術監督でもありバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の芸術監督でもあるデイヴィッド・ビントレーが振りつけたシンデレラということで見てみたかったバレエでした。

私がこんなにバレエを見るようになった気かけの方デイヴィッド・ビントレー。
彼の振りつけたバレエが今私の中では一番魅力を感じる舞台です。

今回DVDやBlue-rayが出ているってことで、購入してしまったってわけです。
音楽は、セルゲイ・プロコフィエフのシンデレラ。
アシュトン版と似ているところもあるますが、さらにわかり易くということもあるのでしょうか?
新国立で初演されたパゴタの王子のときもでしたが、物語の冒頭に主人公がどうしてそうなっちゃったの?
の場面が付け加えられていました。

のちにシンデレラのと呼ばれる幼い女の子のお母さんがなくなって、お父さんと嘆き悲しんでいる場面が。
そして新しいお母さんがやってくるのでが・・ってそれはアシュトン版ではオーケストラが、プロローグとして聞かせてくるところです。

そして時は過ぎ、大きくなったシンデレラには、お姉さんが二人。シンデレラに辛くあたります。
ってここはアシュトン版だと男性が演じる滑稽なお姉さんですが、ビントレーはあくまで女性が二人。二人のうち一人は食欲旺盛のおデブちゃん。ダンサーさんが肉襦袢をつけてふとって見せてます。

またお父さんは最初の場面だけで、早々にお父さんはなくなったってことなのでしょう。あとは継母であるお母さんが二人のお姉さんと常に登場。絵本のお話に近かいかと。

お城から届いた舞踏会の招待状。そこにはシンデレラは入ることがなく・・ってこのへんはアシュトン版にもあるオバサンが妖精にってなるのですが、この妖精が、シンデレラのなくなったお母さんってことのようです。
妖精が四季の精に届けさせるシンデレラの衣装ってところには、子友達が沿うのでなく、ねずみだったりカエルだったり。このへんも着ぐるみ登場のビントレーらしい演出。

馬車は走りませんが見事な馬車です。

今までのビントレーさんのバレエ舞台同様、セットも素敵です。

でもなんと言ってもや踊ってるダンサー達がいいですよ。
継母のお母さんと二人のいじわるなおねいさんのコミカルさは楽しいく、
アシュトン版に負けません。
シンデレラは裸足なのにつねにこのとんでも姉さんふたりはちゃんとトゥーシューズを穿いているところもおかしいです。
2幕の舞踏会場面これも王子とシンデレラのパ・ド・ドゥはもちろん
そのほか多くの方々が踊る場面もなんでそうねえわくわく感があります。

アシュトン版に似ているようでビントレーさんらしい・・・て場面がいっぱいです。
リフトやらなんだかこんがらがってしまうようなダンスがあったり・・

王子とシンデレラのイアン・マッケイ、エリーシャ・ウィリス とっても素敵なコンビです。


Cinderella [Blu-ray]
株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
株式会社ワーナーミュージック・ジャパン


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