花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

マホロバ

2014年08月07日 | 芝居
7月回顧

シアタークリエ
東宝 × 30-DELUXの「マホロバ」

過去、30-DELUXの「デスティニー」の舞台が気に入って今回東宝の舞台となるシアタークリエへ「マホロバ」を見に行った。
村井 良大と佐々木 喜英 の二人が、ポスターやチラシのメインを飾っているってことはこの二人が主演なのねって感じでしたが、
このお二人全く存じ上げず・・・
「30DELUX」旗揚げ当時の幻の名作が「マホロバ」の出演
村井良大 佐々木喜英
彩輝なお 彩乃かなみ
サントス・アンナ 岸祐二

森大 原扶貴子
田中精 我善導
天野博一 谷口敏也 川口莉奈
清水順二

大和田獏
佐藤アツヒロ

ってことでしたが数人を存じ上げるのみ。
舞台は、未だ「日本という国のかたち」 が出来る前、戦乱が続く古代ヤマト。マホロバ・・といえば、
私にとっては奈良をイメージするものの
「まほろば/麻本呂婆(マホロバ)」をしらべてみれば、「素晴らしい場所」或いは「住みやすい場所」と言う意味. ... 阿袁加岐 夜麻碁母禮流 夜麻登志宇流波斯」は、「大和(やまと)は国のまほろば たたなずく青垣 山隠(やまこも)れる 大和し麗(うるは)し」なんだとか。

そのマホロバを求める者たちの友情、の上にかぶさる自らの運命さだめ。さらに身内の陰謀がしのびよる。
そんなはなしに時折のおかしさを織り込んで、30DELUXといえばの立ち廻りを見せてくれる。チャンバラというか、剣術好きな少年たちがおおきくなって、実際にそれではきれないだろう?って思うけれど、見せる型がうまい。日本の刀だけでなく中国武術も取り入れて、迫力を見せる。
私は、そこだけでもいいや。ってくらい主役たちの殺陣シーンで満足するのだから、

ある種歌舞伎じゃないが、理屈がつながらないつっこみどころがあるのに見て満足できる舞台だったりする。
つながらない場面は、見てる側の想像力で勝手に補う。歌舞伎じゃないかな。落語かもしれないな。

すべてをかっちりしていない面白さ。好きです。
でも今回は「デスティニー」の時には、善悪をうまく演じていた佐藤アツヒロ。
今回は、敵役、悪の黒幕的な存在だけれど、まだまだその陰湿さがたりないかな。っと
彼の存在が大きいほど、面白い芝居になっていくように思えました


最新の画像もっと見る

コメントを投稿