花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

志の輔らくご in PARCO

2009年01月28日 | 古典芸能

志の輔らくご in PARCO 27日千穐楽
『年の初めはパルコで落語』
でも最近は、お正月っていうのもなかなか感じなくなりましたよね。
お正月三が日はないもしなかったのに・・と笑いを誘うマクラ・・なのかなぁ。冒頭の話に思わず納得。
そして今話題になる定額給付金12000円・・これも上から目線で言われてる。それを庶民は、素直に喜べない。もっと庶民に喜ばれる方法はないかって考えればいいのに。と、言ってみたかと思うと、
最近の個人情報保護法や偽造事件をオーバーに過敏になっている世の中を皮肉る。
神社の絵馬に保護シールを、貼らせるんですよ。
「○○に合格しますように・・××」って書いたところに!
いくら個人情報保護法でもねえ。今年の七夕なんて、白い短冊だらけになりますよ!

○○産の鰹節が本当は××産だった・・ってそんなに違いがありますかねえ。
そこまで知らなくても・・と話しているうちに、
噺は、泊まった旅館は、全てを明らかにしてお客さんの心配を無くそうと努力に暇の無い旅館。その旅館を舞台に思いっきり情報公開、偽造なしを皮肉った『ハナコ』
黒毛和牛食べ放題に惹かれて旅館にやってきた3人組みの男性客。
この演目の『ハナコ』とは、黒毛和牛の名前で・・最後のオチは・・ちょっと怖くて知らないほうがいいことも・・とにかく異常すぎる情報公開に大笑い。

その後『狂言長屋』これまたある種皮肉。世のなかの無情とは?って思わず私は、「レ・ミゼラブル」なんて思うけれど・・どうしてどうして・・。
思いっきりこの演目も大笑い。
そしてここに狂言師茂山逸平が登場してくる。
久々茂山逸平くんの声を聞く・・と
最後に挨拶で、昨日第一子が誕生したんだそうな。なんとめでたいことだったか。
(茂山3人が交互に出演していたそうな)

この後仲入りの後は『柳田格之進』
今や「罪を憎んで人を憎まず」なんてあるんだろうか?
最近の裁判制度・・をとらえて、
仲入り前の演目とは、異なり大笑いではなく、ほろって聴かせるような一人芝居ともいえそうな噺。
ご本人この3本目は飽きたら替える予定もあったそうだが・・・芝居がかっていたため、毎日違うタイプの登場人物になったかもと。


 15分の休憩はあるものの、終演時間は未定。今回は7時から10時までほぼ3時間。
1ヶ月公演お疲れ様・・ほんと楽しませていただきました。



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2 コメント

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行きたかった (ケイリー)
2009-01-28 23:13:03
なんか志の輔さんと縁がないのかな~行ける日がなかったなあ~まあチケットも手に入らないかな?茂山宗彦、逸平兄弟も出たのねまたの機会に行けること期待するは
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チケット (harumichin)
2009-01-28 23:28:31
確かにこのチケットGETは、落語会のなかでは難しいです。今人気ありますからね~。
ご本人、「アンケートの中に「チケットどうしたら取れるのか?」ってあったけど、みなさん取れて来てるんですよね!!」って言って笑わせてくれました。
今回茂山宗彦さんは出てません。正邦、千三郎そして逸平3人でまわしてました。(1日1人です)
ロビーに飾られているお花も様々なかたから届いてました。
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