花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ATB「くるみ割り人形」

2014年02月20日 | バレエ/ダンス
米国を代表するバレエ団「アメリカン・バレエ・シアター(ABT)」の来日公演ってことで
一昨年ニューヨークで見たニューヨークシティバレエの「くるみ割り人形」。
ニューヨークの12月は、12月ならではの舞台公演がいろいろあるようで、
そのうちの一つニューヨークシティバレエの「くるみ割り人形」を観ることができました。
その時にニューヨークを拠点として活動しているバレエ団が2つありともに12月には「くるみ割り人形」を上演していずれも人気であることを知ったのですが、
当時には公演を行ってないようで・・
見たいな~っと思っていたのです。
しかし、日本での公演は、高いですよね~
ニューヨークに行くと思えば安いけど・・・ってなわけで会場となったオーチャードホールの2階後方席で見てきました。
ABTの「くるみ割り人形」は、2010年にNYで初演した、アレクセイ・ラトマンスキー版。ということですが、
装置衣装は、ミュージカルのライオンキングの装置デザイン手がけたリチャードハドソンなんだそうです。
だから?ってことがいえるかどうか??ですけど色彩が鮮やかで、POPでおもちゃやさんの店内のよう。かなりかわいい。
だけど主役のお二人、大人になったクララのお姫様、くるみ割り人形の王子様は白(でもやさしい生糸のような)が基調になっていて、
ダイナミックな雰囲気があるんだけど、そんなに技がすごいとかんじるのではなく、とにかく楽しそう!!
みているものを楽しくさせてくれる笑顔がありました。(これはオペラグラスじゃないと笑顔そのものはわからないんですけど)

そんな二人が登場した金平糖の精の国は、登場してくるキャラの衣装がPOPでとどまらず、コメディ要素のある振り付け。
アラビアの踊りなんて、イケメンスキンヘッドの男性が、4人の女性に言い寄られ、結局いいようにおそばれてふられちゃう。
ロシアの踊りは、3馬鹿兄弟?ってくらいにおかしいのです。
エンターテイメント性が高そうだけど・・2階の客席、1階もかな?おかしいんだけど笑いがでない。
おかしいのにおかしくないのかなあ・・って笑いがこぼれてしまった私。浮いていたかも。


今回のオーチャードでは、お子さんも見に来ていたもののやはり大人のおおい客席でしたが、NYじゃ,
やっぱりお子さん連れで家族みんなでちょっとおしゃれしてホリデーシーズンにいくぶたいなんだろうなあ。っと。
でも、一方でこの作品は、楽しむ感覚でみないとつまらないかもねえ~。って
座った席の前に一人で来ていたた男性、かなり睡魔に教われねむりこんでいたかんじです。

ニューヨークシティバレエもそうでしたが、大人のダンサーだけでなく子供達が、いっぱい出てきて、
クララもくるみ割り人形も子役さんが大活躍。
日本では、子供の登場する舞台は時間に制限がありなかなか登場できないのかもですが、今回は、日数も短いということだからでしょうか
Kバレエの子供達が出演していました。子供のやんちゃぶり、大人ではここまで出ませんね(笑)
でもメインのクララやくるみ割り人形、それにこねずみくんは、来日組です。
終演後、ホワイエに出てきてくれていました。

手前のおとこの子、こねずみで大活躍でした)


(ガラ用のでしょうか、衣装が展示されていました)
今回はサプライズtpでもいうのでしょうか、現在ATBのソリストで活躍されている加治屋百合子さんが、
出演者変更になってくるみ割り人形の姉達って中の一人で登場してくれました。