花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

ロックオペラ モーツァルト

2013年02月12日 | ミュージカル
昨年だったでしょうか?
友達から再びアッキー(中川晃教)が、モーツァルト を演じると教えてもらったのは。
その後いろいろな公演でチラシのなかに「ロックオペラ モーツァルト」の公演の案内をみました。
が・・なんだか最近は、国内のミュージカルに行く気が起きず、『ロックオペラ モーツァルト』
も行く気になっていなかったのですが・・
『演出:フィリップ・マッキンリー』ってあって、あれっ?これってあのスパイダーマンの演出家じゃん!
あのTha USAのような、ロックできめまくっていたミュージカルの人だ~。
その人がロックミュージカルですか。フランス版とはいうものの、アメリカ人が演出かあ。
スパイダーマンのあとに来た作品だし・・と2月に入ってからチケットを購入。

会場は、シアターオーブ。今までは3階のテラス席しかみてなかったけれどはじめて2階席を購入。

そして今回の公演は、主役となるモーツァルトとサリエリを、山本耕史と中川晃教が、相互で演じるという。
またAKB48の秋元才加が出演とうことが話題だったのかな?

そのほかに高橋ジョージが父親レオポルト・モーツァルト でミュージカル初出演ということだったのだが・・

11日17時からの部を見終わって・・
最初に思ったのが・・プロデューサーだった松田 誠(ネルケプランニング)と言う人の男気。
勝負に出たか?って思うようなこの短期間公演でペイできるのか?再演ももくろんでではないのか?とおもうような豪華なセット・・の前になんといっても演出家フィリップ・マッキンリーを持ってきたなあ。ってこと。
こんな短期間じゃ東宝もホリプロもフジTVだってこっこまで金かけないだろう?って。
松井るみさんも思いっきり腕をふるったか?って豪華な美術。

いや~。で演出と美術がとにかくすごいインパクトで(笑)
照明によっては、そこでダンサーがフライングするんじゃないか?なんてね。
やはりなんとなしにスパイダーマンを感じてしまうのは、こちらの先入観なのでしょう。

それに出演者では二期会の北原瑠美さん起用したことにちょいっとびっくり!!
昨年日生で「フィガロの結婚」 の奥様だった方じゃないですか!!
やっぱりいいわ~~~って(笑)ロックに正々堂々対抗してモーツァルト 聞かせてくれてました。

ってほんと作品そのもの云々よりも、これをやった松田 誠さんが面白い!!なって。

作品は実は、アッキーのモーツアルトで山本耕史さんのサルエリだったのですが、失敗だったかなあ。
逆がよかったかも。
いえモーツアルトは、近頃ミュージカルに出ている西川貴教とか松岡充でみたかったかも・・なんて思うのは私ぐらいでしょうねえ。
とにかく中川晃教さんは、東宝のモーツアルトが印象強くその印象もあってか、この作品の作りではつまらないのでした。
父親であるジョージさんもわるくないのに市村正親さんが脳裏に浮かんできてしまうし・・。
唯一コロラドのコング桑田さんは、イメージどおりでよかったんですけどね。
お気に入りは、ヨーゼフ二世の酒井敏也さんのわがままぶりというかこんな奴国の上のほうにいそうだよねって。

フランス作品といいながら、ブロードウエィの派手!ガンガンのロック?!で、きそうなとこころやっぱりモーツアルトだし・・って作品に敬意をはらって(?)ちょっち中途半端。
もうちょっとロックガンガンでエキサイティングにきめてもよかったんじゃないの?と思ったりして。(笑)

この日カーテンコールにフィリップ・マッキンリーさんの登場にはびっくり。って考えればいるかもね。っていう初日公演だんですよね。
フィリップ・マッキンリーさん感極まっていたような?スパイダーマンのあとに2本話がきていたそうだけれど、それはことわり、これがスパイダーマンのあとすぐの作品になったんだそうな。
シャイな雰囲気がよかったです。
ってそれが一番のお得だった私です。

そういえば、運命 (Destiny) …運命を象徴する化身ってことで鶴見辰吾さんがでてたんだけど・・これはイマイチでした。衣装のせいでしょうか?存在が感じられませんでした。いなくてもいいんじゃないって。


韓国の『レ・ミゼラブル』

2013年01月30日 | ミュージカル
やはり私は、韓国にうといなあ。とつくずく思いますよ。
昨晩は、先日新大久保でかった韓国の即席ラーメン(農心 カムジャ麺)を食べて「コレおいしい!!」って思ったり、

「レ・ミゼラブル」なのですが、韓国で、ただ今はかなりのヒットだそうで、映画も舞台も集客数すごいようですね。
映画においては、1月22日時点で観客数が540万人を突破だとか。(1月16日時点の日本の観客動員数は248万人らしい)

そんな映画においては、プロモーション時に、日本を優遇しずぎ!と韓国メデイアがいっていたそうな。
記事を読むと確かに日本のほうが優遇されていたのかな?とも思いますが、
なにはともあれ今韓国ではレ・ミゼラブル」見ないと話にならないなんて記事もみまかました。

そして舞台ミュージカル「レ・ミゼラブル」も連日満員御礼とあって、東宝にしてみるとうらやましいかぎりでしょうねえ。

韓国の公式サイト
http://www.lesmis.co.kr/
You Tubeの動画サイト Lesmiskorea
http://www.youtube.com/channel/UCNHSkO0dzuLIb19fxn1D28w

でもひょっとすると日本に対しての対抗意識も強いのかな?っと思ったりも。
韓国の場合、大きなミュージカルはソウルから始まるようですが、失敗できない!と
有名な作品であるにもかかわらず地方から上演してソウルでの上演になっているとか。
またマリウス役のチョ・サンウンさんは、日本の劇団四季で三雲 肇という名前で活動してこられた役者さんだそうな。





そしていくつかサイトをくぐっていたら読売新聞のサイトで日本の「レ・ミゼラブル」において今回
まぼろしとなってしまった山口バルジャンの写真とコメントが、改めて残念です。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news2/20130107-OYT8T00727.htm

ミュージカル『シラノ』

2013年01月23日 | ミュージカル

安いチケットでればなあ。濱田めぐみさんの演じるロクサーヌを見てみたいかも。と思っていたミュージカル『シラノ』
予想していた通りの安価チケットが、発売されてきましたのでそれにて22日ソワレチケケットを購入。
シラノに登場するキャスト。シラノの恋するロクサーヌと、そのロクサーヌが一目惚れした若くて美しいクリスチャン。
ロクサーヌとクリスチャンはWキャスト、そして見たかったというよりも唄を聞きたかった濱田めぐみさんの登板する日にちを選んだというわけ。

安価で購入できる日数日があったものの濱田めぐみさん登板となっていたのは、この日のみ。
クリスチャンは田代万里生さんでした。

ミュージカル『シラノ』前回も見たのですが、
この作品ミュージカルですが、音楽劇って印象で、主演である鹿賀丈史さん歌っているけど、唄より芝居がのこるだよなぁ。って思わず。
今回も結局シラノの最期の芝居にしてやられたり。って

一緒にしたらクレームがくるのかもですが、野村萬斎のでている芝居で最後、独壇場で締める雰囲気といっしょかな。って。
だからなにか野村萬斎が、芝居としてやってもいいのかな。ってなって思えてしまったのでした。

でもこのシラノはミュージカルでしょ。唄だよね。って。
今回濱田めぐみさんが、どんなロクサーヌを見せてくれているのでしょう?ってかんじでした。
劇団四季時代のウィキッドのエルファバやアイーダのすばらしかったこと。
ヒロインではあるもののどちらもロクサーヌとは違うタイプ。さて今回は??
ヒロインにしてはちょいっとアルトが響いちゃっているけれど、唄で持っていくよね、この人!って。
その点はロンドンで25周年「レミゼ」で登場したテノール、バルジャン。アルフィボーのような、
今迄のヒロインイメージとは違うけど彼女のメゾソプラノというのかアルトというのか声が響いて舞台上、素敵でした。
これもありだよね。のロクサーヌに出会ったかんじでした。

そして田代万里生さんもクリスチャンってかんじで唄もよかったのですが、
同じく鈴木 綜馬さんのド・ギッシュ伯爵とロクサーヌの唄の共演場面が凄く良くて、歌詞に関係なく聞き惚れちゃいました。
音域広くて、こういう歌えるコンビいいよねえ。って

またラグノーの光枝さん、雰囲気&唄ともによくて、こういうベテランが出てくれると芝居が、しまるよね~って。
シラノ最期の場面は、ラグノーや友人ル・ブレの姿もよかったなあ。って。

ほかにもベテラン出演の多いこのミュージカル。
派手さがないものの味のあるよい舞台ですよね。
だけれどお客さんは飛びついて見に行こうとはならない。残念ながら。

先ずは料金が高いってことがおおきい気がしますわ。
昨年マツケンが上演した『王様と私』の3000円台とはいわないものの、
新国立劇場のミュージカル程度,いえ人気グルーブのコンサートチケットってところで
7000円程度だったらこの舞台、お客さん行くように思うんですけどね~。

でもそんなことをいいながら、この舞台は5000円台だよなあ、って思ってしまうのでした。

でもね濱田めぐみさん主演で、『メリーポピンズ』か『シスター・アクト(天使にラブ・ソングを)』
を上演してくれたらチケット1万でも払っちゃう~かも(苦笑)

Disney's musical 『Aladdin』

2013年01月17日 | ミュージカル
現在、ブロードウェイで上演中のディズニーミュージカル『メリー・ポピンズ(Mary Poppins​)』が3月3日にクローズするそうです。そしてこの春から始まるのは、『アラジン』だそうです。(ってbadwaroy.comサイトにありだともうけど・・・読み違えてたらごめんなさい。)

2006年11月から上演された『メリー・ポピンズ』。この舞台をみた時は『メリー・ポピンズ』日本に来るんじゃないのかなあ?なんて思ったですが、
未だ上演決定の声をきいていないミュージカルです。その声を聞かぬまま、ブロードウェイではクローズし、次のミュージカルが発表されたらしいんですが・・
現在2011年7月シアトルで幕開けした『アラジン』がブロードウェイ用に手直しされて登場するってことのようで・・。

そしてブロードウェイのアラジンをAdam Jacobs(アダムジェイコブス)が演じるのかとおもったのですが、
そのへんはまったくの??なのですが、
今シアトルで上演されているアラジンをAdam Jacobsが世界初演で演じてるといいうことでした。

ややこの人マリウスじゃん!!って。
  
そう私がブロードウェイでみた『レミゼ』のマリウス。出待ちで写真をとらせてもらった青年です。
とっても感じのいい方でした。ゆえにすっごい印象が残っているんです。
レア・サロンガのファンテと共に

それに日本じゃ『レミゼ』の学生は、長髪!なんていっていましたが、彼はショートヘアーで、衣装も日本のマリウスとまったく違っていました。
そのAdam Jacobsがライオンキングでシンバを演じているとしってこれまた驚いたのですが、
  
日本ではミュージカルにおいて東宝にでていたマリウスが劇団四季に行って主役は・・ないよなあ。ッテかんじで。
逆にシンバを演じていてアンジョルラスはありましたけどね(笑)

話がそれましたが、この春ブロードウェイでは、『アラジン』が登場するって噂さてさて・・。

starred The Lion King’s Adam Jacobs as Aladdin and featured In the Heights' Courtney Reed as Jasmine and Newsies’ Andrew Keenan-Bolger.
ってあるんでスタート時にはAdam Jacobsなのかな?
そして昨年みたNewsiesに松葉杖ででていたAndrew Keenan-Bolgerが出演するようで・・

どうなるのでしょう。
あの"A Whole New World" ホール·ニュー·ワールドが舞台で聞けるんですね。
見てみたいなあ。

やっぱり今年は無理だけど来年 レミぜとアラジン2本だてでミュージカルみれたらいいなあ(笑)

プロミセス・プロミセス

2012年12月24日 | ミュージカル
割引ご優待チケットで急遽見てきました。
この日、同じ新国立劇場で『音のいない世界』を3時から見る予定でしたので、
それまでには終わるだろう。という思いで12時開演の中劇場へ。
受付で終演時刻を尋ねると「3時10分ぐらいです。」って。
かぶっている。あっちゃ~。そんな思いで客席に。

このミュージカルは、出演者よりも演出が、田尾下哲というのが気になっていた作品でした。
オペラでも曲や脚本を大事にするする方。どうやってこのニールサイモンの戯曲でバート・バカラックの曲を調理していく ぼんかな?と。
また振付に本間 憲一と言う名前があったのもこの作品がきになっていた一つ。
バート・バカラックの曲に本間 憲一さんのコミカルな振付はぴったりなんじゃないかな?って。
このミュージカルはコメディってありましたし、バート・バカラックの曲というのも心地よさがありそうで・・と。
キャストは、
フラン 大和悠河、
チャック 藤岡正明、
シェルドレーク 岡田浩暉、
マージ 樹里咲穂、
ドレイファス医師 浜畑賢

ってことでしたが、チャックはWキャストで前半中川 晃教さんが演じていたそうです。
田尾下哲さん丁寧に仕上げすぎ?いや田尾下哲さんの思うスピードに対し、出演者のテンポが重たすぎ?だったのかこの話で休憩15分入れて3時間を越すのは間延び観がありました。

主人公チャックの妄想部分や、チャックが見ている側に語る場面。アメリカの映画やコメディTVでは良く見る手法。この方法はとっても良くできていたとおもうのですが・・
チャックの藤岡君が重い。そんな印象を一番感じました。
この重いというのが、丁寧ゆえか、彼自身がテンポを遅くしているのか・・
新国立のタイムスケジュールで書かれていた時間は3時前に終わっているのですが、実際には・・終わらず。

この点はWキャストの中川さんがどうだったのか?定かではありませんが。

一方ヒロインのフランももうちょっと軽さが欲しい?ひょっとするともうちょっとお馬鹿度が欲しいかも。と。
そんななか、さすがにベテランのドレイファス医師の存在が光ってるな!!と。
先日『ファンタスティックス』で、放浪の老シェークスピア役者ヘンリーを演じた光枝明彦さんの渋さが光っていたのに似ています。笑わせ役なんだけど、抑えてここまで!!ゆえに役に意味がある見たいなね。

舞台装置も面白く、いい作りでしたが・・結局3時5分前には、客席を経ち、中劇場から、小劇場へ。
私個人的には・・あの『ファンタスティックス』のメンバー
松岡 充さん 彩乃 かなみさんをはじめとして、宝田明さん、光枝明彦さん、青山明さん、沢木順さんでこの作品やってもいいかもね。と思ってしまいました。

ファンタスティックス

2012年12月10日 | ミュージカル

土曜日 角松ライブの前には、草月ホール
ミュージカル『ファンタスティックス』へ

先日いったニューヨークオフブロードウェイで公演されておりましたミュージカル。
世界最長のロングランミュージカルだそうです。52年という長さ。
日本もなんどとなく上演されていますが、このミュージカルを日本で上演したのが、宝田明さんだったそうです。
今回そのエピソードも宝田さんからお話しされて初めて知った私です。
今回、出演者がなかなか手堅いメンバー。
光枝 明彦さん、青山明さん、沢木順さんってまず脇ばっちりってかんじでしょう。
それに本間ひとしさん。軽やかなタップやパフォーマンス期待できるでしょう。
それに宝田さんに松岡さんってミュージカル『タイタニック』じゃん。なんて思っていると、これまた宝田さんから『タイタニック』に出演したときに松岡さんに『ファンタスティックス』のお話をしたんだというお話も。

宮本亜門さんの『ファンタスティックス』の演出も面白かったですが、
今回の『ファンタスティックス』。
時代は変われど、女の子と男の子と成長そして恋愛物語。
女の子を演じた彩乃かなみさんと、男の子を演じる松岡さん
お二人のコンビとってもよかったです。
松岡充さんというと、人気があるから、ぽーんと抜擢!ってかんじで『タイタニック』の主役を射止めたのかな?ってかんじでまあそんなに小さな舞台なんてね。
どうなのかな?って思いましたが。。。
小生意気な可愛い青年をきらきらした瞳で演じてました。
一方彩乃かなみさんも宝塚を感じさせない。。って宝田さんも言ってましたが、たしかに誰だろ?ってくらいにちょっと一人前な小生意気なな少女を見せてくれました。

さらにもの言わぬ壁の本間ひとしさんが、すごいお洒落で洗練されてる!!ってかんじが素敵この上なかったです。

今回の作品ほんとうに演出する宝田さん自身が大事にしてるからこそこんなにしっかりとした舞台にしあげたんだろうなあ。って
キャストもしっかり抑えて。。
脇がしっかりしているってほんと安心感があって舞台が大きく見えますよね。
 うんきっと!!今回は、オフブロードウェイ以上の出来だよ。
 (見てないのにいうか?私)

曲が、素敵なミュージカルって今迄も思っていましたが、
今回こんなにあったかくて優しいミュージカル。

上演チャンス見逃さないでよかったな、って。

今回客席で今井清隆さんをみかけて、あっ!今井さんもこの舞台に似合いそう!!
と余談です。


脚本・詩:トム・ジョーンズ
音楽: ハーベイ・シュミット
製作・演出:宝田明
出演: 宝田明、松岡充、彩乃かなみ、 光枝 明彦、青山明、沢木順、島崎俊郎、本間ひとし


ジェーン・エア 2度目

2012年10月24日 | ミュージカル
今回は2階席最後方席。

ついに?とうとう?涙腺崩壊。それもはじまって間もなく・・
幼いジェーンエアが、ローウッド学院で友達となったヘレン・バーンズのベッドにもぐりこみ最期をそっと見とった時。

昨日みた映画『火の道 Agneepath』は復讐です。少年の時の出来事によって最期まで敵を憎んだ主人公。
間逆ではないのかもですが・・ジェーンだって伯母を嫌い従姉妹を嫌い、入った学校での先生からの仕打ちを恨んでいたのに・・であった一人の少女によって彼女自身が変わっていた・・小さな天使にまさにであって・・。
その彼女、最期の最期まで人を恨むんじゃないって見守っていてくれる人がいるんだって・・勇気もくれるんだって・・。
ジェーンも愛に飢えていて愛して欲しいけれど・・嘘がつけない真っ直ぐな女の子で損をしてしまう。
そんな彼女の支えになるってそんな小さい子が??やっぱり天使なんだよね。わぁ~~~~ん。って声にこそ出しませんでしたけど涙腺崩壊でした。

その後大きくなったジェーンは・・自立を求めて・・
であった男性ってほんと改めていい加減だねえ・・。
ロチェスターだって自分を愛してくれ!癒してくれ!自分の希望だ!!ってねえ。
まあジェーンがこいしちゃったわけだから仕方ないって言えばしかなないんだけどさ・・。
かなりの一方的な男ですわね。

そして嫁の兄さんも・・妹をひきとらずに・・妹の婿が、希望を求めて、癒しをもとめて結婚を決めた時に
そりゃダメだ!!っていうかあ?
妹が、正常ならまだしも、精神的に異常をきしてるんですから・・なんとかしてやれよ。みたいな?
いやジェーンのため?だったら結婚式の前にさあ・・って。

そしてジェーンがでああったシンジンもひどいわ。
結婚したいくせに、神を理由に結婚しなさいわねえ・・。
ママが言ってるからかっこんしなきゃ・・と変わらないでしょ。って

改めてまあ原作もだけど脚本もすごいなあ・・って。男性陣すべて自己中ばっかり。

でもそう思わせてくれる俳優陣前回以上にやはりそういう役なんだ・・って見せてくれる感覚がすごくいいです。

そしてあの泣かせてくれた天使じゃないかってかんじのヘレン・バーンズ役のさとう未知子さんもイングラム家のお金持ちのお嬢さんでの登場は、まあにくったらありゃしない!ってことで同じとはおもえないくらいオシャレもして芝居を見せてくれました。

ただ、ブランチ・イングラム役の辛島小恵さんは初演の幸田浩子さんのまさにゴージャス天然お嬢様に比べるとどうしても嫌味っぽく見えてしまうのが経験の差かな・・って。
幸田浩子さんのイングラムは歌声すべて強力でしたね。絶対的にジェーンが太刀で打ちできないお嬢様だったって。
世界がちがいすぎる!!って。それでみてるほうもこのお嬢さんじゃロチェスターむりだ・・ってことも。

ラストシーンに登場して来た時も、お一人で下手に立たれても花が咲いてるかんじだったのです。
ただ今回の辛島小恵さんも悪いわけではないのですよ。
(東宝あたりじゃうたえない方を平気でつれてきそうだもん。)

初演と同じでやっぱりこの人は貫禄あって今お芝居には、しっかり唄える脇として最高!!って思うのが寿ひずるさん。
ますますフェアファックス夫人素敵でした。この人がいるからこの家はしっかりしてるんだ・・って。
ロチェスターだけじゃフェアファックス家は早々つぶれてたって。

そのロチェスター橋本さとしさん。お芝居ぴったりなんですけど・・ますます私の James Barbour ジェームズ・バーバー熱はひとしお。
橋本さんお歌を完全に置き換えてコンバートしちゃってる私です。



ジェーン・エア つづき

2012年10月19日 | ミュージカル
火曜日アフタートークのことは書いたものの...
ミュージカル舞台については、本日続きを書くことに。

前回以上に舞台に上がっている人たちが、それぞれ自分の演じる役になりきっている、その役柄を抑えているかんじで
幼い頃のジェーン・エアもしっかりしていることながら、その過去を語るジェーン・エアの松たか子さんに気持ちがぐっと引きつけられて、始まってまだそれほどでないころにすでに涙腺がきれそうになりました。

優しかったお父さんとお母さんを幼くしてなくし、ただただいじめられる日々。その時の恐ろしさ、悔しさを語るェーン・エア。リード伯母さんに悪態をつかせるまでのいじめを思うともうどうしようもなくなるのだけれど、彼女が施設で友達になったさとう未知子参じるヘレンに思わずこの子こそ神が使わした天使だ~~~~!!って。
舞台を見ながらこちらの思いは広がるばかり。
演じている人の姿からそれ以上のものをこちらの感情に訴えてくるのですよ。
ヘレンと出会わなければ、ジェーンは神なんて信じていなかったでしょうし、物語も違ってきたでしょうってくらいに。

でも悪態をつくような女の子ですもの。気が強いし..その後自立を考えていくわけで。。。
強い女性ですよねえ。前向きな女性ですわ..って前回以上にほんとうに松さんのジェーンに強くて、賢くて、可愛い姿を感じました。
アフタートークでは橋本さんが、「松さんが、菓子パン差し入れしてくれたのに、パンをくださいっていっておかしくて」って言ってましたが、ジェーンが私は美人じゃないし、お金もないし。。ってロチェスターの横にひょっとして座るであろう女性の登場に自分はまったく太刀打ちできないって「ポートレート」の唄をうたうわけですけど、
いやいやそうじゃないでしょ。って苦笑いしたくなるところだけど、そうじゃなくて、ほんとうにそんな立場である女性になって聞き入ってしまうんですよね。

ほんと今回松さんのジェーンは、演じてるんじゃなくて、ジェーンはこんな人!って感じさせてくれてます。
だからジェーンという一人の女性について、みているほうが見えない彼女の心の思いも想像できてくるんです。

またロチェスターの橋本さんも、トークでは唄のカウント間違えてっていってたけど、そんなの大したことじゃない!!
ロチェスターって男は、とこか陰があって横暴だけど女性が放っておけない魅力があってその上お金持ち。。ってそのお金持ちだけに魅力を感じているお嬢様とお金じゃなくてその前者がひっかかって好きななってしまうジェーン。
そのロチェースターの陰の部分がいいんですよ~~~~。

でもね、ほんとは唄はね。その時、橋本さんではなくて違う人の声が私の頭の中では響いちゃってるんですよ。
だからさ。。すいません。橋本さんって。
その声の主はジェームス・バーバー James Barbour。
バリトンの音域でささやかれたらころり!!ですよ。ってかんじの声の持ち主。
今年韓国に二都物語のイベントに来韓(?)。次回東宝でも上演される二都物語でシドーニー・カートンを演じています。

ロチェスターとシドーニー・カートンって似ていませんか???
って思わず。二都物語シドーニー・カートンを橋本さとしで希望!!って今だに願う私です。

話が飛びましたが、初演以上にジェーンとロチェスターの関係よかったです。
20歳も違う女の子に恋心抱いて妻にしようって男ですからねえ、
やっぱり男のなんですよね。でもそこはほとんど同年代におもえるわけでそれもこの舞台ではいいかんじです。

一方神を立てて自分勝手に結婚すべきだっていうシンジンの小西君も前回よりマイペース感の強さが出てて
いいですよ。

まあアフタートーク3人でとんでもない男ってことでしたけどね。
それぞれによかったです。ハイ!!

まあもう1回2階後方から見る予定にしております。
見た時も後方の安価席はお客さんいるんですよ。

一番安い席もう少しキャパ広げてくれたらよかったのに。
ってそれだけが今回のお願いかも(笑)

この舞台さらにいえば、噺家の志の輔さんじゃないけど、お客さまの想像力も必要かもって。
見ているだけではだめなんです。たぶんね。
そうアニメというより活字に近いかもって。いや落語かも。

ひょっとして、アニメ世代はちょっと苦手??。
なんて思ったりもするのですよ。

ジェーン・エア

2012年10月17日 | ミュージカル
火曜日 再演されている『ジェーン・エア』を見に日生劇場へ。

このミュージカル再演はされてるけど、集客は厳しいのかこの日は半額近いチケットを購入。
アフタートークがあるのも知らずにだったのだけど、このトークが充実していて得した気分いっぱいになった。

トーク出演者は橋本さとしさん、福井貴一さん、小西遼生さんの3名。
すでに公演開幕後、3日目にして同じ3名でのトークがあったそうですが、今回は、前回に比べればネタができてるか?
なんてかんじで。

終演後5分の休憩を挟んで私服に着替えて舞台下手奥からステージに登場。用意されたイスに着席してご挨拶とともに今回グッスとして売られているエコバックは、寄附にまわされるってアナウンス。
そののっけから用意した紙の文字が老眼でピントが合わない?福井さんを尻目に、小西さんが同じペーパーを広げて
その寄附の読み上げをしてしまって、なにげに笑いを。
すると、コスプレ姿!(いえ、衣装そのまま)の松たか子さんが、客席からエコバックにミネラルウォーター3本いれてのご登場。ひとりづつに配って、巻きのサインをしながらご退場。
まだはじまったばっかりなのに。って男性3人。

ことに橋本さとしさん、福井貴一さんと関西人というお二人の会話の楽しいこと。
その会話に入れません的な小西さん、でもトークラスト近くになって、楽屋では福井さんと小西さんがご一緒で..福井さん楽屋でも良く話されるんだそうですが...同じことが多くって、となにげに言った小西さん。
ここでいうのかいちばんキツい!!って、橋本さんがフォロー?

トークのラストまで飛んでしまいましたが、
福井さんは登場迄に1時間20分あるので、1幕はじまったころはウォーミングアップを、(その前に家から1時間20分かけて歩いてくる!!って言われてました)そして自分の登場の前に橋本さん演じるロチェスターの大ナンバーを一緒に歌い上げちゃって。。
自分の登場でコケタ!!って
でもロチェスターの大ナンバーを毎回歌ってこけたことはない!!って。

さらにはロチェスターのアンダーで何時でも登場できるように!っていうと、
橋本さん。だからアンダーもいるゆえ全力投球!!できるけどゆっずれない!!っていうと、
福井さん、だから唄の出だしこけるんだって、そこで、橋本さん本日の失敗も再現!!
で福井さん、しかし今回はまだいいけど初演はひどかった!!って。
会話の応酬楽しいです。

また楽屋も楽しくてと、
ある日楽屋に沢山の菓子パンが一杯で、菓子パン大好きだからうれしくて持ってかえっちゃったという橋本さん、
「でもさ、そのパン松さんが、楽屋にいれてくれてるのに。。舞台上じゃパンをください!て歌ってるのがおかしくて!!」って楽屋と舞台上のギャップがおかしいこともなにげに出てくる3人、

この話女性の目で男性かいてるからほんとひどい3人だよね~なんてことも。
台詞がひどいでしょ。。女性ってそうみるのかな?ってちゃーんとお芝居の内容についても話は飛ぶのです。

最後には博多についても。。
劇場の雰囲気や自分たちの意気込みも。

その前に小西さんは、お姉さんがいるんだけどプリクラで女性になったら(だったかな?)親も間違えるほどに似てた!!ってことで「今度、博多いったらプリクラ撮ろうよ!!」って。
3人で楽しそうにプリクラとりそうですよね。

公演そのものについては追ってまた。。



30分強でしょうか。いくらでも話をしてくれそうな3人。
アフタートークほとうに面白かったです。
このアフタートークならまた聞きたいな!!って思っていざちゃんとHP見ると「ない」な~んだ。
リピーター客のがしましたね。って(笑)













少年たち~Jail in the Sky~

2012年09月26日 | ミュージカル
先週ですが、佐渡さんのウエストサイドの前に
日生劇場『少年たち~Jail in the Sky~』に行ったんですけど・・
家をでて電車に乗って・・チケットを持っていないことに気がついて
慌てて引き返しチケットを持って再び劇場へ・・。
それで結果・・5分ぐらいおくれたのでしょうか?

劇場前にはファンの子たちでしょうか?
始まっているのに20人ぐらいはいる??
まあこちらも慌ててますのであまりチェックしてるわけではなかったのですけど。

開演して暫くたってからの入場。
若いですねえ・・ジャニースの面々。そして毎度ながら踊りも綺麗で・・
とにかく若くて元気一杯の舞台ですね。
A.B.C-Zと関西ジャニーズJr.共演ミュージカルってことらしいいんですけど・・・・・
客席に座るファンの皆さんがきゃっきゃいうなか・・誰が誰だか、ちんぷんかんぷん。

ですから、客席回りが、ウケていてもはて??状態になっったりしましたが、
見せることにおいてはいい舞台ですよね。
それぞれ何かの理由で少年鑑別所に入ってしまった男の子達。
常日頃は、権力闘争とでもいうような喧嘩ばかりしているけれど
一人の少年によって気持ちがそれぞれ変わってくるというジャニーズらしい少年ドラマ。
名前は覚えられなかったのでしが、少年達のキャラもカブることなく
舞台見ている限りは誰が誰だかわかりました。

座った席が、センター通路側だったため、スタッフだけでなく
その少年達も時々通っていき、時に通路におかれた台の上にたって語るという席で、
十分目の保養させていただきました。

そしてこのミュージカル仕立ての舞台でおしまいなのかな?って思っていると
元気なショーもつくのですね。

昨今の芸能界は、女の子が元気!!と思いますが・・・やっぱりアイドル老舗のジャニーズ。
やりますねえ~。ショーも楽しかったですよ。

じゃにーすのこっちゃ、口パクもありなんだろうけど、
かすれていたり、下手な歌きかされるよりしれはそれでいいわ!!って(苦笑)

これからも爽やか少年頑張れよ!!って。
話も面白いし、ダンスもキレがあってかっこいいけど、ちょっと細すぎるのが
私としてはものたりないゆえ、ハマる!!ってことはないけど、ほんと楽しませてくれてありがとう。

笑顔と元気頂きました。って感謝しちゃう舞台でした。