安いチケットでればなあ。濱田めぐみさんの演じるロクサーヌを見てみたいかも。と思っていたミュージカル『シラノ』
予想していた通りの安価チケットが、発売されてきましたのでそれにて22日ソワレチケケットを購入。
シラノに登場するキャスト。シラノの恋するロクサーヌと、そのロクサーヌが一目惚れした若くて美しいクリスチャン。
ロクサーヌとクリスチャンはWキャスト、そして見たかったというよりも唄を聞きたかった濱田めぐみさんの登板する日にちを選んだというわけ。
安価で購入できる日数日があったものの濱田めぐみさん登板となっていたのは、この日のみ。
クリスチャンは田代万里生さんでした。
ミュージカル『シラノ』前回も見たのですが、
この作品ミュージカルですが、音楽劇って印象で、主演である鹿賀丈史さん歌っているけど、唄より芝居がのこるだよなぁ。って思わず。
今回も結局シラノの最期の芝居にしてやられたり。って
一緒にしたらクレームがくるのかもですが、野村萬斎のでている芝居で最後、独壇場で締める雰囲気といっしょかな。って。
だからなにか野村萬斎が、芝居としてやってもいいのかな。ってなって思えてしまったのでした。
でもこのシラノはミュージカルでしょ。唄だよね。って。
今回濱田めぐみさんが、どんなロクサーヌを見せてくれているのでしょう?ってかんじでした。
劇団四季時代のウィキッドのエルファバやアイーダのすばらしかったこと。
ヒロインではあるもののどちらもロクサーヌとは違うタイプ。さて今回は??
ヒロインにしてはちょいっとアルトが響いちゃっているけれど、唄で持っていくよね、この人!って。
その点はロンドンで25周年「レミゼ」で登場したテノール、バルジャン。アルフィボーのような、
今迄のヒロインイメージとは違うけど彼女のメゾソプラノというのかアルトというのか声が響いて舞台上、素敵でした。
これもありだよね。のロクサーヌに出会ったかんじでした。
そして田代万里生さんもクリスチャンってかんじで唄もよかったのですが、
同じく鈴木 綜馬さんのド・ギッシュ伯爵とロクサーヌの唄の共演場面が凄く良くて、歌詞に関係なく聞き惚れちゃいました。
音域広くて、こういう歌えるコンビいいよねえ。って
またラグノーの光枝さん、雰囲気&唄ともによくて、こういうベテランが出てくれると芝居が、しまるよね~って。
シラノ最期の場面は、ラグノーや友人ル・ブレの姿もよかったなあ。って。
ほかにもベテラン出演の多いこのミュージカル。
派手さがないものの味のあるよい舞台ですよね。
だけれどお客さんは飛びついて見に行こうとはならない。残念ながら。
先ずは料金が高いってことがおおきい気がしますわ。
昨年マツケンが上演した『王様と私』の3000円台とはいわないものの、
新国立劇場のミュージカル程度,いえ人気グルーブのコンサートチケットってところで
7000円程度だったらこの舞台、お客さん行くように思うんですけどね~。
でもそんなことをいいながら、この舞台は5000円台だよなあ、って思ってしまうのでした。
でもね濱田めぐみさん主演で、『メリーポピンズ』か『シスター・アクト(天使にラブ・ソングを)』
を上演してくれたらチケット1万でも払っちゃう~かも(苦笑)
前回、鹿賀さん、かわいそうなくらい
声ガラガラ。今回は強がりで腕は強いが
女には不器用…とかつての日本男児を
思わせた格好よさ(笑)
濱田さんはジキルとハイド、アリスなど
主役を食うぐらいの歌唱力が印象的でしたが
今回は鹿賀さんの貫禄勝ちかな(笑)
あっ今年もよろしくお願いします。
鹿賀さん見せてくれましたね。
ベテラン勢が脇にもいっぱいで見ごたえある舞台でした。
濱田さんには、ぜひ彼女が主役のミュージカルを演じて欲しいって思っています。
今年もよろしくお願いいたします。