夫と話をした翌朝。
いつものように子ども達が私を起こし、一日が始まる。
食事をさせ、支度をし、出かける準備をする。
娘達が夫を急かしている。
一緒に出かけよう、と誘っているのだ。
断るかと思いきや、夫は腰を上げた。
間に合うように支度をして、一緒に出かける。
私が娘達を自転車に乗せ、夫の自転車と併走する。
いつもの景色。いつもの笑い声。
「お父さーん、手つないでー!」
「お父さーん、早いよー待ってー!」
私も笑いながら、分かれ道まで来る。
夫は駅へ。私達は保育園へ。
子ども達と「じゃあねバイバイ」のタッチをして別れた。
私は「行ってらっしゃーい」と言った。普通に。
そして子ども達を保育園へ送り届け、門を出て走り出した時
突然、涙があふれ出た。
ひとりにしないでひとりにしないでおねがいだからとおくへいかないで。
涙は止まらない。風を切って走っても、止まらない。
家に着いて鍵を開け、飛び込んだ。まだ止まらない。
手が震えて冷たくなっていく。足も冷たい。
パニックかもしれない・・・
でも病院へ行く力は出なかった。
誰か、誰かと思いながら電話を取った。
保健センター、誰か必ずいるはず!お願い!
幸い、優しいお声の方が出て下さった。
私の担当の方は外出中、前担当の方はお電話中との事・・
「こういう状況で、自分が把握できません。話を聞いて下さい」
と言ったら、その方が話だけ聞いて下さることになった。
涙を抑えながら、できるだけ順序だてて話す。
これまでの経緯、夫の発言、そしてパニックになったこと。
話し終わっても、コメントを頂いても、涙は止まらなかった。
でも病院へ行こう、という気力だけは出てきた。
それを保健師さんに伝え、電話を切った。
すぐにタクシーを呼んで病院へ向かう。
処方が変わるわけもないし、先生の言葉が変わるわけも無いけれど
とにかく病院へ向かった。
この負の波を乗り越えなくては、いつまでも私は沈んだままだから。
いつものように子ども達が私を起こし、一日が始まる。
食事をさせ、支度をし、出かける準備をする。
娘達が夫を急かしている。
一緒に出かけよう、と誘っているのだ。
断るかと思いきや、夫は腰を上げた。
間に合うように支度をして、一緒に出かける。
私が娘達を自転車に乗せ、夫の自転車と併走する。
いつもの景色。いつもの笑い声。
「お父さーん、手つないでー!」
「お父さーん、早いよー待ってー!」
私も笑いながら、分かれ道まで来る。
夫は駅へ。私達は保育園へ。
子ども達と「じゃあねバイバイ」のタッチをして別れた。
私は「行ってらっしゃーい」と言った。普通に。
そして子ども達を保育園へ送り届け、門を出て走り出した時
突然、涙があふれ出た。
ひとりにしないでひとりにしないでおねがいだからとおくへいかないで。
涙は止まらない。風を切って走っても、止まらない。
家に着いて鍵を開け、飛び込んだ。まだ止まらない。
手が震えて冷たくなっていく。足も冷たい。
パニックかもしれない・・・
でも病院へ行く力は出なかった。
誰か、誰かと思いながら電話を取った。
保健センター、誰か必ずいるはず!お願い!
幸い、優しいお声の方が出て下さった。
私の担当の方は外出中、前担当の方はお電話中との事・・
「こういう状況で、自分が把握できません。話を聞いて下さい」
と言ったら、その方が話だけ聞いて下さることになった。
涙を抑えながら、できるだけ順序だてて話す。
これまでの経緯、夫の発言、そしてパニックになったこと。
話し終わっても、コメントを頂いても、涙は止まらなかった。
でも病院へ行こう、という気力だけは出てきた。
それを保健師さんに伝え、電話を切った。
すぐにタクシーを呼んで病院へ向かう。
処方が変わるわけもないし、先生の言葉が変わるわけも無いけれど
とにかく病院へ向かった。
この負の波を乗り越えなくては、いつまでも私は沈んだままだから。