春色の生活

桜咲く春、明るい太陽や優しいそよ風のような暮らしを目指して~家族との生活の記録

冬子ごめん(回想)

2006-12-01 07:50:31 | 冬子一歳時
金曜日、冬子様は家出先から保育園へご出勤。
引渡しの時にいつもより大泣き。
やっぱり環境を変えるのは良くないのか...

と落ち込んでいると、保育士さんから電話。
「お母さん心配してると思って。
 泣き過ぎてケポっと吐いたらあとはスッキリ
 笑って遊んでますよ。安心してね」
とのこと。
ありがとうございます。

私はしばしゆっくりしてから帰宅。
夫はいなかった。
どうにか夏子を送り、自分も出勤した模様。
置手紙等はなし。
もともと筆不精だし。
朝は忙しくてそんなヒマもなかったろうし。

それは素直に感謝。
がんばってくれてありがとう。
いつもこの半分でいいから、
がんばれるあなただったらうれしいんだけどね。


でも私は果てしなく沈没。
何も食べずにカーテンを引いて夕方まで寝ていた。
リ○リンを使えばもう少しなんとかなるけれど、
それは嫌だった。
とりあえずそれは今はしたくなかった。

午後、保健師さんから電話。
来週訪問して下さるとのこと。
ツボを抑えてらっしゃるので、私はすぐ泣いた。

クラクラとお迎えに行き、イートインで外食。
偏食バンザイ!
ごめんね子ども達...

コワイの境界線

2006-11-13 22:08:34 | 冬子一歳時
一歳~二歳の言動は実にわけがわからない。
そこが面白くもあり、難しくもあり。
楽しかったのかそうでもないのか、
言葉で言ってくれないし。
美味しいかそうでないかは、
すごくはっきりしているのだけど。

それを承知で、意を決して一家で「じぶり」へ行ってきた。
しかしその。
反応が。
無表情。

というか、目をくわっと見開きっぱなし。
怖いの?楽しすぎるの?どっちなの!?

そして結局、夜も目がらんらん。
興奮しすぎて寝付かれなかった様子。
どっちの興奮なんですか。
教えて...

姉が寝た瞬間、ぽつりと一言。
「とわい。とっとろ」
ガーン!怖かったか。
そうでしたか。ごめん。
来年にすれば良かったねえ。

休日

2006-10-28 22:14:59 | 冬子一歳時
あたたかな陽気の中、ハロウィンパーティに行ってきた。
といっても、冬子にハロウィンの意味がわかるわけもなく。
お友達のお兄ちゃんにあやしてもらって上機嫌。
あと周りのウキウキムードにも反応してノッていた。

夏子はよくお出かけしたけれど、
冬子のために出かけたことってあんまりなくて。
「今日は私、主役独占!?」ってな気持ちもあるようで。

お兄ちゃんのやることなすこと、全て真似。
電車の運転士さんになったりとか。
サイドカーで飛ばしたりとか。
お母ちゃんギリギリって感じだけど、
良い一日だったから楽しかったなあ。

お友達に感謝。
お兄ちゃんに感謝。
冬子にたくさんの「楽しい!」をありがとう

おもむろに

2006-10-25 11:03:35 | 冬子一歳時
「おかあしゃん!」が言えるようになった冬子。
先日、おもむろにズボンを脱いだ。
何するんだろ?と見ていたら
パンツオムツも脱ぎ始めた!
まずい!と思って
「どしたの?シッコ出たの?」と聞くと
「チット~チット~」と
トイレへ向かう。
もしやと思って子ども便座に乗せたら...
「チー チー チー
できたねー。えらいねー。
がんばったねー。
トイレを出る時、とっても嬉しそうだった。
おめでとう冬子。
オムツ卒業も近いのかな。

親がこんな状態でも、子は育つ。のね。

早速ですがトトロ

2006-10-02 15:10:13 | 冬子一歳時
いつの間にか、冬子が「トトロ」に
釘付けになっていた。
驚いた。

え?笑いどころわかるの?
え?歌も歌えちゃうの?

子ども達の成長は著しい。
私は、目をつぶっているヒマなんてない。

見守ってくれる人

2006-09-06 18:51:46 | 冬子一歳時
冬子は、保育園に行き始めていろいろな刺激を受けている。
お友達の名前を連呼したり、「バンバンバン!(アンパンマン)」
と歌ったり踊ったり。
おいしいお昼を食べて、手作りのおやつを食べて、
本当に良い時間を過ごしていると思う。

それでもやっぱり、母への要求は多いのだ。
「たーた!たーた!」と手を引っ張る力はとても強い。

応えられない時、母はとてもつらい。
ごめん、ごめん、と言いながら、
でも動けない。

それを保育園の連絡ノートに書いた。
担任の先生が、
「冬子ちゃんは賢い子です。
 根気良く話してあげれば、きっと理解してくれます。
 まずはお母さんの体調を第一に。
 応援しています。」
と書いてくれた。

いつも、このノートを見るのが楽しみです。
冬子の様子を良く捉えて記してくれるから。
見守られている、と感じます。
そうしたら、私のことも見守っていてくれたのですね。
ありがとう、先生。
がんばらずに、がんばります。

雨の日のおでかけ

2006-08-16 10:13:48 | 冬子一歳時
冬子は、雨の日になると荷物が多い...
お気に入りのビニールバッグ。
お気に入りの傘(まだ一人で差せない)。
お気に入りの長靴(大きすぎてすぐ脱げる)。

これらをいっしょくたに抱っこすると、
当然私は傘が差せない。
帽子でしのいで、服はじっとり...

その上夏子まで「これ持って~」とか
始まると、キレそうになりますね。
世のお母様方、偉いです。
私には荷が重いです。
必死の形相で歩いていきますよ。

これもいつか、良い思い出になるのだろうけど。

目覚め

2006-07-18 14:12:18 | 冬子一歳時
先週、冬子は一週間ずっと高熱を出していた。
なんだろう?なんだろう?
と、思ったら。
突発性発疹でした...

湿疹が出ている間は
教科書通りに機嫌が悪く、手に負えなかった。

湿疹が引いた途端、冬子は目覚めた!
なんと、言葉がどんどん口から出てくるのだ。
はっきりとした口調で「ナッチャン」と夏子を呼んだ。
「カアチャン」と私を呼んだ。
まだ単語だけど、今までの赤ちゃん口調はどこへやら...

そうか~。
こうして殻を脱ぐように成長する子もいるんだ。
夏子は、徐々に段々と何かができるようになって行った。
でも、冬子は違うんだな。

ちょっと、寂しいな。
うちにはもう、赤ちゃんはいないんだ。
でも、冬子は早く夏子に追いつきたいのだろう。

だから、おめでとうと言おう。
冬子、良かったね。
これからどんどん、お姉ちゃんとお話しできるよ。


冬子の笑顔

2006-06-19 11:19:18 | 冬子一歳時
冬子はどんどん成長し、夏子のまねをしたり
大きな声で笑ったりするようになった。

でも、その口元には傷がある。
私がつけてしまった傷だ。
きれいに治ることを祈っていたけれど、
今になっても消えないから、
ずっと残ってしまうかもしれない。

ごめんね、ごめんね。
あの日私は声を上げて泣いた。
人目も何もなかった。
「誰か助けて!」と叫んで、泣いた。

すべてをつぶさに見ていた夏子の心にも、
傷が残ったことだろう。
ごめんね。
もう繰り返さないから。
頑張るから。
いや、違うのかも。
無理に頑張らずに、早く「普通の」
お母さんになることが一番だな。

私は、どこへ行ってしまったのか。
私がなりたかった「私」は
どこかへ行ってしまった...。

うしろ姿

2006-03-29 16:01:55 | 冬子一歳時
「忘れてたごめんね、誕生日おめでとう」と
電話をくれた祖母。
もう90歳になろうとするのに
そのうしろ姿はシャンとしている。
歩くペースも、私が妊婦の時より早かったし。

いいのよ、思い出してくれただけで十分。

「今が一番大変な時期だよね。
 でも、ゆっくりゆっくりよ。」
夫のこと、私の不調は伏せている。
なのに全部お見通しみたいだね。

ありがとう。
涙が気持ちよく流れて、すーっと消えたよ。


一番大変なチビのうしろ姿は
何にも代えがたいもの。
逆光を浴びてぷっくりとした頬が
私を振り返って微笑む。


大丈夫よおばあちゃん。
この子、とってもいい子なんだよ。
私、この子のことで辛いことなんてないのよ。

おやおや、オムツを替えなきゃね。
でもそれも、プリプリのお尻が見られるから
楽しいんだよ。ね。