『彼らが本気で編むときは、』

2018-01-05 | 映画


母親が家を出てしまい置き去りにされた11歳のトモが、
おじのマキオの家を訪ねると、彼は恋人リンコ(生田斗真)と生活していた。
トランスジェンダーのリンコは、トモにおいしい手料理をふるまい優しく接する。
母以上に自分に愛情を注ぎ、家庭の温もりを与えてくれるリンコに困惑するトモだったが……。

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新年、最初に観た映画(録画)
いい作品でした。

悲しい、寂しい、悔しい、愛しい、楽しい、

いろんな感情の涙が湧いて、笑って、忙しかった(笑)

子を産んでも、母になれない人がいるのは確か。
優先順位が「子ども」になく、「自分」って人。

かなしいけど現実にある。うん、ある。

そんな親を持った子どもたちが、
誰かの愛情で、救われるといいのだけど。

生田斗真の「リンコ」はとてもいい女性でした!

「脳男」で魅せた、逞しく美しい肉体からは想像できなかった
トランスジェンダーという役どころ、見事に演じていました。
囁くような話し声、動作の優雅さ、母性のかたまりのような。
優しい抱擁力。あんなお母さんに抱っこされたいなんて、
おばばの自分が思ってしまうほどでした。

















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