New Age ~今ここから歩き出そう

乳がんとともに毎日を楽しく明るく生きる
家族と猫に囲まれて
小さな幸せみつけます

その言い方はないんじゃない・・・

2009年07月14日 | 家族のこと
先日友人夫婦が家に遊びに来た。

3時くらいに来て、しゃべって遊んで・・・・
6時半頃「一緒に食事に行こうか」となった。

ハルの家は居間に階段があって、その居間に義母がいた。


・・・・いやだなぁ、部屋にいてくれればいいのに・・・・


と正直思いました。


案の定降りていったハルとセラ君をみながら、

「でかけるの?」と聞いてきた。


「ちょっと。。。」とセラ君がゆーと





「ご飯は?帰ってきてから?」と・・・・



ハルが
「今日はちょっと外で食べてきます」
そういったすぐに、大声で




「ええーーーーーーっ」


と言ったのです。


ハルの横には友人夫婦もいました。





ハルは心の中で「ちょっと待って」とさけんでいた。




よく考えてほしい。


ハルとセラ君しかいないのなら、そう叫んでもまぁ許そう。
でも一緒にいく相手の前でそれはないんじゃないだろうか。


そんなふうに目の前で言われたら、彼らは誘って悪かったかな
遊びにきて悪かったかなって思うってどうしてわからないんだろう。


こんな簡単な状況判断がどうしてできないんだろう。
いつもながら、他人の気持ちおかまいなしに話す人だ・・・


しかも「ええーーーー」はないでしょう。

ハルはあなたのお手伝いさんじゃない。
女なんだし、自分の食事くらい自分でなんとかできないのだろうか。


いつもそう。
ハルの顔をみれば、「今日の晩御飯なに?」と聞いてくる。


ハルだってまだ病み上がり(いやまだ病んでる最中)
たまには「今日は私がつくる」くらいのセリフ言えないのか。


疲れる。。。ほんと疲れる。


もう少し、言葉をえらんでほしい。
そう願うのはハルの勘違いなんだろうか・・・

気持ちの問題

2009年06月29日 | 家族のこと
ハルの家族は、セラ君(主人)、義母、ハルの3人です。

セラ君とはとっても仲良し。けんかもなく、日々穏やかに暮らしています。


他人と暮らすのは何かと難しい。

ハルは「自分の常識は他人の非常識」をモットーにしているので、
自分の主義主張を押し付けるのは嫌いです。


でも




でも・・・・・



「一般常識」


これがない人には結構むかつく。


義母がそれにあたる。

義母は、「どうしてこれができないの?」「どうしてそんなこと知らないの?」
のオンパレード

よく3人の子供の母親をやってきたなと思う。
まぁ子育てはおばあちゃんがやってきたそうなので、それも当たり前かと納得。

それでもハルは堪えていた。

この年の人に一般常識をといてみても仕方ない。そうやって生きてきたんだからと。

ある日までは。



それは2月。

ハルの癌摘出手術が終わって、退院してから1週間ほどしたときだった。

まだ右腕がうまく動かなくて、リハビリに通い、家でも軽く右手をつかって運動していたころ。

キーボードを打つのもそれなりにリハビリになるとパソコンに向かっていた。


そこへ帰ってきた義母が部屋へ入ってきて、笑顔でこういった。




「私、癌保険はいろうと思うの」




「どれがいいかわからないから、パソコンでいろいろ調べておいて」



「そのほうがもしものときあんたたちも楽でしょ?」



「おねがいねぇ」





笑いながら、部屋をでていった。






シンジラレナイ





今、まさにここで癌で苦しんでいる、癌と戦っている人間がいるんだ。

その人間にむかってはく言葉か?

しかも私には一銭の援助もないくせに、自分が病気になったら、出してもらおうというさんだんか?


義母の気持ちがまったくわからない。



もちろん、目の前で癌になった人間をみて、その人間が苦しんでいれば、
自分もなにかしようという気持ちになるのはわかる。
保険にもはいろうと思ったのだろう。
そこまではわかる。

でも


でも



ハルに頼むことか?



あまりにも無頓着すぎないだろうか。


呆然として、あきれて、なんにもいえなかった。
その後悔しくて涙がでた。


こんなに思いやりのない人初めてだ。




それから数ヶ月。


義母はハルに向かって、まだ一度も

「今日は調子どう?」とか「具合はどう?」とか言ったためしがない。


ハルの体のことなどなんとも思ってないのだろうか。

いや、そういう言葉をかけること自体知らないのだろう。





気持ちの問題だとおもうのだけれど。