パン作りでリハビリ

みなさん、こんにちは。
先週、無事に抜糸が済みました。
わたしの右肘は「滑膜性骨軟骨腫症」という極めて珍しい病気でした。
関節内にある骨と骨を包む滑膜というツルツルした膜に、たくさんの軟骨が入っていました。
MRIを見たら滑膜がモヤモヤと膨れ上がっていて、おそらく色素性滑膜増殖なんとかかんとか・・・って言われていて、それは結核からも起こりうる病気だったのでツベルクリン反応を見たり、もしくは首から来てるのでは？てことで首のMRIを撮ったりといろいろ検査をしました。
ま、とにかくこのモヤモヤと膨れ上がった滑膜を切り取ろう！と手術したのですが、開けてビックリ！たくさんの軟骨が～！って感じだったみたい。
歯とか米粒みたいなたくさんの軟骨を見て
「こりゃ肘が曲がらない訳だ！！」
と納得。
（軟骨、軽く大さじ2杯くらいはあった）
あと肘の内側に、ぶつけるとジョワーーンと響く神経があるじゃないですか？
それ、尺骨神経っていうんだけど、そのジョワーーンの場所に大きなガングリオンもできていて、それも切除し、尺骨神経を3センチほど肘の内側にずらしたとの事。
これからはカバンなんかを肘にかけたらジョワーーンってなっちゃう！なんか不思議。改造された気分♪

で、抜糸。
２５針の縫い目だったので、２５プッチンも耐えられるか？と不安でいっぱいでしたが「イテッ！イテッ！」と叫んだのは最初の５プッチンだけで、残りの２０プッチンはまったく無感覚。
まだ神経が完全に麻痺してる～！
かなりホッとしましたよ。抜糸、ほんとに怖かったから。
滑膜にたどり着くまでに相当筋肉を切ったし、肘の中もかなりいじったからまだ安静だなって事で、抜糸後即リハビリではなく来週に持ち越しとなり、昨日が初めてのリハビリでした。
オットがわたしのリハビリをやってくれるので、とりあえず一回だけ病院のリハビリを受けて技術を盗ませて頂こうとかなり軽い気持ちで行って泣きました。
脂汗と冷や汗と涙でグチョグチョですよ。
皮膚の硬直がすごいし、神経はビンビンだし、骨とか軋みまくってるし。なのにグイグイ曲げてくるし！！
いまのところ、伸展まではあと３０度。屈曲は９０度でギブ。
シーネ固定をしていても肩は自力でブンブン回していたので、肩関節の拘縮はセーフ♪
手関節もかなり頑張って柔らかくしておいたので、回内回外・尺屈橈屈もいける。

あとはとにかく肘だな～そりゃそうだな～肘だよな～
頑張らないとな～
来週から仕事できるようになりたいしな～

昨日からこども達の学校が始まりました。
夏休み中はこどもと勉強したり、それぞれの病院に行ったり（息子は腰椎分離症になりかかっているので装具を装着し絶対安静の辛い日々）、娘のメガネを買い換えたり、息子が恐れ多くもコンタクトレンズになったり・・・となんだかんだバタバタしてましたが、やっと学校！
昨日からパンを作り始めました。
ゆっくりゆっくり、リハビリを兼ねてマス。
お友達が新作の小説をくれたので、お礼のクリームパンが焼き始め～！

	わたしをみつけて
	クリエーター情報なし
	ポプラ社

本屋大賞4位に輝いた前作もよかったのですが、わたしは今作の方が心に響きました。

で、画像が今日のお昼ご飯。
ベーコンエピと山型パンを焼きました。あと、さつまいもの冷たいスープ。
入院前からホシノ天然酵母でパンを焼いています。
天然酵母だとイーストと違い、とにかく時間をゆっくりとかけて作ります。
今の季節なら気温が高いので6時間くらい一次発酵させて、二次発酵は2時間くらい。
昨日の夜にこねておきました。
ベーコンエピ、初めて作りましたがこども達と母に「お店のパンかと思った！」と言われちゃいました。嬉し～！
焼きたてパンランチ、あと何回できるかな？