和裁の道具で一番大きい物が裁板です。
木の無垢のもの、張りのもの、テーブルの上で使用できるよう厚紙で
出来たものもあります。
木の無垢のものでは、樫(かし)、朴(ほう)、桂(かつら)、銀杏(いちょう)のように
堅い木が向いていますが、高価です。
(普通に使用するには、3万円位の板で十分です。)
私の学校では、赤柳(外国産)と銀杏の無垢の裁板を使用しています。
銀杏はどちらかと言うと柔らかく、ヘラは付きやすいのですが
木に跡が残りやすい。
裁板はヘラ付けのために、表面が徐々にぼこぼこになってきます。
凹凸になった裁板は大工さんにカンナをかけてもらうと
新品のようになります。
今では電動のグラインダーをかけます。
私が修行中、裁板に針をつきさす事は厳禁でした。
折れた針が板の中に残ると、大工さんのカンナの刃がかけてしまうからです。
よく丸みを絞る時に、針を裁板にさして布を止めているのを見ますが、
決してやってはいけません。
(写真は振袖用の袖丸みを作っています。)
私の学校では、板に白い布をかぶせて使用しています。
こうすることで生地、特に刺繍を傷めることがなくなりますし
汚れもつきません。また、コテのかかりも良くなります。
岩本和裁専門学校ホームページ
木の無垢のもの、張りのもの、テーブルの上で使用できるよう厚紙で
出来たものもあります。
木の無垢のものでは、樫(かし)、朴(ほう)、桂(かつら)、銀杏(いちょう)のように
堅い木が向いていますが、高価です。
(普通に使用するには、3万円位の板で十分です。)
私の学校では、赤柳(外国産)と銀杏の無垢の裁板を使用しています。
銀杏はどちらかと言うと柔らかく、ヘラは付きやすいのですが
木に跡が残りやすい。
裁板はヘラ付けのために、表面が徐々にぼこぼこになってきます。
凹凸になった裁板は大工さんにカンナをかけてもらうと
新品のようになります。
今では電動のグラインダーをかけます。
私が修行中、裁板に針をつきさす事は厳禁でした。
折れた針が板の中に残ると、大工さんのカンナの刃がかけてしまうからです。
よく丸みを絞る時に、針を裁板にさして布を止めているのを見ますが、
決してやってはいけません。
(写真は振袖用の袖丸みを作っています。)
私の学校では、板に白い布をかぶせて使用しています。
こうすることで生地、特に刺繍を傷めることがなくなりますし
汚れもつきません。また、コテのかかりも良くなります。
岩本和裁専門学校ホームページ