和裁士・徒然

岩本和裁専門学校の教師のブログです。

和裁の用語

2009-04-10 14:47:37 | 和裁・豆知識
江戸時代には、T字路のことを「三ツ」と言っていました。

着物で衿付けと背縫いの位置が、ちょうどT字路の形になっています。


そこから、そこに入れる芯を「三ツ衿芯」と呼んでいます。

幅は15cm、長さは27㎝位です。

岩本和裁専門学校ホームページ








最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
道中着のたたみ方について (岩本好司)
2009-04-26 13:20:48
みさ様

ご質問への回答が、大変遅くなりました。
申し訳ありません。

道中着のたたみ方ですが、正式にはコートと同じです。
衿肩廻りは、着物と同じようにたたみ、
前身頃を上にして、衿を整えマチ針で動かないように、3ヶ所ほど押さえます。

後身頃が上になるように返し、脇を背中心に持ってくるようにたたみます。

最後に前身頃が上になるように出します。

マチ針を取るのを忘れないようにして下さい。
返信する
三ツ… (みさ)
2009-04-13 12:36:58
三ツ衿芯にはそう言う意味があったのですね。
勉強になりました。
道中着のたたみ方について探していたらここに来ました。
道中着は本だたみでも良いでしょうか?
よろしくお願いします。
返信する