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健康と鍼灸マッサージ in キュアーズ長町 season 14 宮城県仙台市太白区長町七丁目にある鍼灸マッサージ治療院

ぴーちゃんによる鍼灸マッサージ雑学と独り言・14年目&食いしん坊な食べ歩き日記とクライミング雑記

ふ、と思う

2007年12月21日 | 独り言
その昔、ぴーちゃんが研究生をしてた頃の話です。
ぴーちゃんは、指導教官だった森 英俊教授の下で鍼灸についての実験や研究をしていたんですね。
当然、先生の鍼灸治療グループの一員として、外来で患者さんの鍼灸治療にも当たっていました。
その患者さん達の仲で、今でも「どうなったかなぁ?」と、時どき思い出す方がいます。
先生が継続して、直接に治療されていた「脊髄空洞症」という疾患の患者さんです。
我々「ひよっこ」は、肩こりや腰痛を訴える患者さんから受け持たされ、しっかり治療できるようになると、少しずつ難しい疾患も先生と共に治療に当たっていくようになりました。
この「脊髄空洞症」の患者さんは、先生がずっと治療に当たられていた患者さんだったんです。
むいぶん昔のことで、細かいところは忘れてしまったんですけどね。
とても印象に残っているのは、鍼灸治療を続けていくうちに、この疾患特有の「温痛覚解離」という症状が軽減していったことなのです。
ぴーちゃんも先生にくっついて、ずっと治療経過も見ているわけで、「鍼灸治療ってスゴイんだなぁ!!」って素直に感じたんです。
この「温痛覚解離」のせいで、患者さんはお風呂に入る時、お湯の「温かい」という感じが「痛い」という感じになる症状で、入浴の時はそれはもう、痛くて大変だったと話されていたのを覚えています。
確か、お風呂の時はバスタオルをグルグル巻きつけて、ゆっくり「ぬるま湯」に浸してから、入浴したとか。
治療の回数を重ねていくうちに、症状が軽くなり、、お風呂へも普通に入れるまでに回復されたと記憶しています。
神経内科の先生も「理由は分からないけど、不思議なこともあるものだ」と感心されてたのを覚えてます。
今でも「あの患者さん、どうなったのかなぁ?」と、時どき思う、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。


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