健康と鍼灸マッサージ in キュアーズ長町 season 14 宮城県仙台市太白区長町七丁目にある鍼灸マッサージ治療院

ぴーちゃんによる鍼灸マッサージ雑学と独り言・14年目&食いしん坊な食べ歩き日記とクライミング雑記

ベトナムへ行きたい

2008年01月31日 | マッサージ
今日は、ちょっと独り言。
以前の日記にも書いたことがあるんですけど、ぴーちゃんはBMIN(Bank for AMIN)のメンバーに入れてもらっています。
今年度は3月までにベトナム、ラオス、モンゴルへ、インストラクター派遣があります。
アジアの視覚障害者が一人でも多く、マッサージ師として職業自立をしてもらえるならと思い、講師バンクへ登録させてもらっているのですが、開業していると「思い」とは裏腹になかなか身動きが取れないでいます。
思えば、2年前の2月に恩師である、筑波技術大学保健科学部教授の形井秀一先生に「アジアの視覚障害者のために、職業訓練の講師を派遣する組織の立ち上げするから、メンバー登録に協力して欲しい」と声をかけてもらったんですよね。
この時、派遣先候補に挙がっていたのがカンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、モンゴルでした。
その年の9月には「第8回WBU AP つくば大会」が開催され、大会参加もして来ました。
去年7月には「第1回BMIN会議」へも参加して、「協力しよう!!」と思いも新たにしていたのですが、なかなかうまくいかないものです。
去年10月の「第2回AMIN会議」と、「キュアーズ長町」の移転開業の時期が重なったり、なかなか時間的余裕が作れず、12月のカンボジアへも参加できなかったりと、思うようにはいかないものです。
ぴーちゃんとしては、今年のベトナム・ハノイへの派遣にスゴく興味があったんです。残念ながら参加できそうにないんですけどね。
なぜ、ベトナムに関心があるかというと、もう10年くらい前になるでしょうか。
当時、ぴーちゃんが東京で特別養護老人ホームに勤めていたころの経験が関係あると思うんです。
それは、恩師で社会福祉法人 桜雲会理事長の高橋昌巳先生に、「桜雲会主催のチャリティ・バザーをするから手伝いにおいで」と誘われたんです。
高橋先生は桜雲会の理事長をされる前、筑波技術短期大学鍼灸学科で衛生学・公衆衛生学の教授をされていたんです。
なので、学生時代・研究生時代を通して大変お世話になった先生なのです。
その先生に連絡を頂いて、なんだか嬉しくて何の「チャリティ・バザー」なのかも聞かずに、高田馬場の桜雲会へ向かったのを覚えています。
桜雲会は視覚障害者のための点字教材、点字出版をしている会社で、高橋先生の下に、何人か職員がおり、同級生の2人も働いていて、初めて手伝うにしても、何となく初めてぽくなかったんです。
行って高橋先生に話しを伺うと、「ベトナムに盲学校を建設するための資金を集めるチャリティ・バザーなんだよ」と教えてくれました。
もしかすると、この時がアジアの視覚障害者のために何かしたいと思うようになった最初のキッカケかもしれません。
そして、そのバザーには東京学芸大学へ留学していた、ベトナム人留学生の2人も来ていました。名前は忘れてしまったんですけどね。
この時の二人の言葉で覚えていることがあります。「ベトナムでは教育者を育てるための指導者が必要だ。つまり、ソフトだよ。そして、もっと必要なのが学校だ。つまり、ハードだよ。ソフトは我々だ。ハードは皆さんに協力してもらう必要がある」というものです。
日本で教育を受けて、当たり前に感じていた我々にとっては衝撃的な言葉でした。
バザーの販売は高橋先生達と彼らに任せて、ぴーちゃんと同級生、それと知り合いのマッサージ師5人は「ベトナムに盲学校を」と思いながら、チャリティ・マッサージをしたのでした。
物販とマッサージで何万円か稼いだような気がします。忘れちゃいましたけど。
確か、この翌年に念願の盲学校が建設されたんです。
何かの記事を見て、「あぁ、あの時のチャリティが役に立ったんだなぁ」と思ったんですよね。
このバザーの後に催された「ご苦労会」では、留学生が作ってくれた本場の「ベトナム春巻き」を頂いて、とても美味しかったのを覚えています。
留学生の2人が口を揃えて「日本の学生は何で一生懸命、勉強しないんだ?もったいない」と言っていたんですよね。
去年のBMIN会議の報告でも、「アジアの生徒達は学習に貪欲だ」と言われていたのと、どことなく重ねて思い起こされました。
来年度こそは、アジアのどこかへ講師派遣に参加したいなぁ。
んー、来年度は日本鍼灸師会全国大会が仙台で開催されるし、難しいかな?
なかなか海外へ行けない、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。


顎の痛み

2008年01月30日 | マッサージ
昨日に引き続き、ストレス関係の話を一つ。
キュアーズ長町にも、アゴの痛み「顎関節症」で来院される患者さんがおられます。
過度のストレスのせいか、「噛み締め(かみ締め)」や「歯軋り(歯ぎしり)」で、口を開けるのも痛く、話をしていてもアゴが痛むみたいです。
歯科・口腔外科の先生に顎関節症について伺ってみると、顎関節症にはタイプ分類があり、Ⅰ型とⅡa型についてはマッサージや鍼灸治療で症状の改善が望めるとの話でした。
残念ながらⅡb型より先は、歯科・口腔外科の範疇になるようで、専門の医療機関を受診していただくようになるとのこと。
で、その中でも顎関節周囲の筋緊張が原因と考えられる、Ⅰ型についてはマッサージでも対応できるようです。
たおいうわけで、キュアーズ長町へ来院されるⅠ型の患者さんは、マッサージでも治療しています。
治療ポイントとしては、過緊張のために硬くなってしまった顎関節周囲の筋肉、頬の筋肉、頚(くび)の前側の胸鎖乳突筋の緊張を緩めるために、優しくマッサージしていきます。
なぜ「優しくマッサージ」なのかというと、コチコチに硬くなった筋肉を「硬いから」と強く揉むと、逆に硬くなってしまうことがあるのと、筋肉の繊維を傷めてしまうからなのです。
そして、頚肩こりも強いことが多いですので、頚・肩もマッサージします。
このような治療を続けていくと、顎関節症によるアゴの痛みが緩和していくんですよ。
これは自分でも試せるので、お風呂上りの温まっているときにセルフケアとしてセルフマッサージとしてもオススメです。
今日はここまで。


ストレス?

2008年01月29日 | 鍼灸
この頃、ちょっとお腹の調子が悪いんです。
寒いからかな?とか、風邪気味かな?とか、いろいろ考えてみたんですけど、なんか微妙に違うみたい。
特にお腹がキリキリ痛むわけじゃないし。
症状としては便秘→ガス(おなら)→ドカン、ピー(下痢)のサイクル。
いかにもIBS(過敏性腸症候群)みたいな症状です。
んー、確かに、ぴーちゃんは鍼灸師ですので「気も遣う」し、「気も使う」ことは間違いありません。
でも、そんなにストレスに弱い感じはしないんですよねー。
原因が思いつかないので、困っています。
治療としては、「棒灸」という温灸で、お腹や腰、仙骨・骨盤を深部から温めてあげると症状が改善します。
この棒灸治療を続けると、本当にIBSが改善するんです。
これは、ぴーちゃんが学生時代に、同級生が行った卒研(卒業研究のことですね)で卒論(卒業論文のことですね)で症例報告をまとめて、日本東洋医学系物理療法学会へ発表しているので、よくよく知っているんですよ。
便秘・下痢を繰り返す症状が緩和すると、本当に楽に生活できるんですよね。
さすがに、自分では腰や仙骨に棒灸を乗せられないですけど、お腹なら出来そうなので、チャレンジしてみたいと思います。
しかし、ストレスなんて考えたこともなかったですねー。
さてさて、どうなることやら。ストレスに勝てるかな!?
今日はここまで。


ハンバーグ

2008年01月28日 | お散歩
こんにちは。ぴーちゃんです。
昨晩、久しぶりに相棒と晩御飯を食べに行ってきました。
今回行ってきたのは、以前から相棒が気になっていた、太白区泉崎にある「レストラン・クロワール」です。
国道286号線を仙台から山形へ向かって左側、「丸松」西多賀店の隣です。
泉崎なので、キュアーズ長町から歩けば15~20分くらいで行けるとは思うのですが、、さすがに冬場は辛い。
と、いうことで車で出動。
車なら5分くらいでしょうか。
お店の雰囲気といえば、なかなかイイ感じ。落ち着いた感じのお店です。
ぴーちゃんはハンバーグセットを、相棒はカレーライスを注文。
ついでにカニサラダも注文しました。
ハンバーグは鉄板がジュウジュウ言ってる、アツアツのハンバーグで、目玉焼きが乗っかってました。
カニサラダは、二人で分けると丁度いい分量の、大盛り気味のサラダです。
相棒のカレーライスは、ほど良い辛さで、ホワッと辛いのに後を引かず、それでいて辛さの中に甘みがあるジューシーなカレーライスでした。
また1軒、美味しいお店を見つけた、ぴーちゃんと相棒なのでした。
次回は何セットにしようかな?今から次回が楽しみです♪
今日はここまで。


鍼の話 その4 花粉症の鍼

2008年01月27日 | 鍼灸
今日は鍼の話を一つ。
ぴーちゃんのところへ、いつもお世話になっている耳鼻咽喉科の先生から、毎年恒例の「花粉症治療のご案内」が今年も届きました。
その手紙によれば、今年は2005年以来の花粉大量飛散が予測されるとのこと。
スギ花粉症の患者さん方には、悲しい限りのお知らせであります。
当然、ぴーちゃんもその例に洩れずなんですよー!!
辛い辛い時期の到来が、すぐそこまで迫ってきています!!
ぴーちゃんは耳鼻科の先生の言いつけを守って、毎年、早め早めの内服薬と点鼻薬の治療を開始するので、どうにか症状の重症化は避けられています。
とはいえ、シーズンの最盛期、花粉飛散のピーク時には、薬の効果も負けそうになり、くしゃみ・鼻水・目のかゆみに悩まされています。
こんな時、鍼灸師ぴーちゃんは、自分に鍼治療をして辛い時期を乗り切ります。
もちろん、花粉症の症状がmax.に出てからでは鍼治療の効果も発揮できなくなるので、、内服と同時に花粉症の鍼治療もスタートさせます。
治療ポイントとしては、有名な手の「合谷(ごうこく)」をはじめとする、鼻に関連の深いツボに鍼をしたり、持続効果を狙って「パイオネックス」を貼ったりします。
すると、ダラダラと水のように流れて困ってしまう鼻水も、ズルズルくらいの鼻水になってくれて、場合によっては短時間でも鼻の通りが良くなって、とても楽に過ごすことができるんです。
これからの時期は、ぴーちゃん自身も花粉症対策が大変なんですけど、キュアーズ長町へ来院される「花粉症治療」を希望される患者さんも増える、大変な時期なんです。
「花粉症」のみの治療を希望される患者さん、いつもの肩こり・腰痛の治療にプラスして「花粉症」の治療を希望される患者さんなどなど。
特に大変なのは、花粉症治療薬を使えない妊娠中の妊婦さん、なるべくなら花粉症治療薬を控えたい授乳中のお母さんやママさん達。
この時期だけは、お世話になっている耳鼻咽喉科の先生から「花粉症」に対する鍼治療やマッサージ治療の依頼・紹介といった、通常と逆コースの患者さんの流れが増えます。
産婦人科の先生から、「時期のものだから、鍼でも指圧でもいいから、症状を和らげてもらって来なさい」と言われる妊婦さんも多く来院されます。
そんなこんなで、今年はキュアーズ長町も鍼治療で花粉症を乗り切ろうと、頑張る気持ちを持った患者さんが多く来院されるんじゃないかと予想されるんです。
症状が重症化する前に、花粉症の患者さん、妊婦さん、授乳中のママさんは、早め早めの鍼治療開始をお勧めします!!
この時期は自分が鍼灸師で良かったなと思う、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。