今日は、ちょっと独り言。
以前の日記にも書いたことがあるんですけど、ぴーちゃんはBMIN(Bank for AMIN)のメンバーに入れてもらっています。
今年度は3月までにベトナム、ラオス、モンゴルへ、インストラクター派遣があります。
アジアの視覚障害者が一人でも多く、マッサージ師として職業自立をしてもらえるならと思い、講師バンクへ登録させてもらっているのですが、開業していると「思い」とは裏腹になかなか身動きが取れないでいます。
思えば、2年前の2月に恩師である、筑波技術大学保健科学部教授の形井秀一先生に「アジアの視覚障害者のために、職業訓練の講師を派遣する組織の立ち上げするから、メンバー登録に協力して欲しい」と声をかけてもらったんですよね。
この時、派遣先候補に挙がっていたのがカンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、モンゴルでした。
その年の9月には「第8回WBU AP つくば大会」が開催され、大会参加もして来ました。
去年7月には「第1回BMIN会議」へも参加して、「協力しよう!!」と思いも新たにしていたのですが、なかなかうまくいかないものです。
去年10月の「第2回AMIN会議」と、「キュアーズ長町」の移転開業の時期が重なったり、なかなか時間的余裕が作れず、12月のカンボジアへも参加できなかったりと、思うようにはいかないものです。
ぴーちゃんとしては、今年のベトナム・ハノイへの派遣にスゴく興味があったんです。残念ながら参加できそうにないんですけどね。
なぜ、ベトナムに関心があるかというと、もう10年くらい前になるでしょうか。
当時、ぴーちゃんが東京で特別養護老人ホームに勤めていたころの経験が関係あると思うんです。
それは、恩師で社会福祉法人 桜雲会理事長の高橋昌巳先生に、「桜雲会主催のチャリティ・バザーをするから手伝いにおいで」と誘われたんです。
高橋先生は桜雲会の理事長をされる前、筑波技術短期大学鍼灸学科で衛生学・公衆衛生学の教授をされていたんです。
なので、学生時代・研究生時代を通して大変お世話になった先生なのです。
その先生に連絡を頂いて、なんだか嬉しくて何の「チャリティ・バザー」なのかも聞かずに、高田馬場の桜雲会へ向かったのを覚えています。
桜雲会は視覚障害者のための点字教材、点字出版をしている会社で、高橋先生の下に、何人か職員がおり、同級生の2人も働いていて、初めて手伝うにしても、何となく初めてぽくなかったんです。
行って高橋先生に話しを伺うと、「ベトナムに盲学校を建設するための資金を集めるチャリティ・バザーなんだよ」と教えてくれました。
もしかすると、この時がアジアの視覚障害者のために何かしたいと思うようになった最初のキッカケかもしれません。
そして、そのバザーには東京学芸大学へ留学していた、ベトナム人留学生の2人も来ていました。名前は忘れてしまったんですけどね。
この時の二人の言葉で覚えていることがあります。「ベトナムでは教育者を育てるための指導者が必要だ。つまり、ソフトだよ。そして、もっと必要なのが学校だ。つまり、ハードだよ。ソフトは我々だ。ハードは皆さんに協力してもらう必要がある」というものです。
日本で教育を受けて、当たり前に感じていた我々にとっては衝撃的な言葉でした。
バザーの販売は高橋先生達と彼らに任せて、ぴーちゃんと同級生、それと知り合いのマッサージ師5人は「ベトナムに盲学校を」と思いながら、チャリティ・マッサージをしたのでした。
物販とマッサージで何万円か稼いだような気がします。忘れちゃいましたけど。
確か、この翌年に念願の盲学校が建設されたんです。
何かの記事を見て、「あぁ、あの時のチャリティが役に立ったんだなぁ」と思ったんですよね。
このバザーの後に催された「ご苦労会」では、留学生が作ってくれた本場の「ベトナム春巻き」を頂いて、とても美味しかったのを覚えています。
留学生の2人が口を揃えて「日本の学生は何で一生懸命、勉強しないんだ?もったいない」と言っていたんですよね。
去年のBMIN会議の報告でも、「アジアの生徒達は学習に貪欲だ」と言われていたのと、どことなく重ねて思い起こされました。
来年度こそは、アジアのどこかへ講師派遣に参加したいなぁ。
んー、来年度は日本鍼灸師会全国大会が仙台で開催されるし、難しいかな?
なかなか海外へ行けない、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。
以前の日記にも書いたことがあるんですけど、ぴーちゃんはBMIN(Bank for AMIN)のメンバーに入れてもらっています。
今年度は3月までにベトナム、ラオス、モンゴルへ、インストラクター派遣があります。
アジアの視覚障害者が一人でも多く、マッサージ師として職業自立をしてもらえるならと思い、講師バンクへ登録させてもらっているのですが、開業していると「思い」とは裏腹になかなか身動きが取れないでいます。
思えば、2年前の2月に恩師である、筑波技術大学保健科学部教授の形井秀一先生に「アジアの視覚障害者のために、職業訓練の講師を派遣する組織の立ち上げするから、メンバー登録に協力して欲しい」と声をかけてもらったんですよね。
この時、派遣先候補に挙がっていたのがカンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、モンゴルでした。
その年の9月には「第8回WBU AP つくば大会」が開催され、大会参加もして来ました。
去年7月には「第1回BMIN会議」へも参加して、「協力しよう!!」と思いも新たにしていたのですが、なかなかうまくいかないものです。
去年10月の「第2回AMIN会議」と、「キュアーズ長町」の移転開業の時期が重なったり、なかなか時間的余裕が作れず、12月のカンボジアへも参加できなかったりと、思うようにはいかないものです。
ぴーちゃんとしては、今年のベトナム・ハノイへの派遣にスゴく興味があったんです。残念ながら参加できそうにないんですけどね。
なぜ、ベトナムに関心があるかというと、もう10年くらい前になるでしょうか。
当時、ぴーちゃんが東京で特別養護老人ホームに勤めていたころの経験が関係あると思うんです。
それは、恩師で社会福祉法人 桜雲会理事長の高橋昌巳先生に、「桜雲会主催のチャリティ・バザーをするから手伝いにおいで」と誘われたんです。
高橋先生は桜雲会の理事長をされる前、筑波技術短期大学鍼灸学科で衛生学・公衆衛生学の教授をされていたんです。
なので、学生時代・研究生時代を通して大変お世話になった先生なのです。
その先生に連絡を頂いて、なんだか嬉しくて何の「チャリティ・バザー」なのかも聞かずに、高田馬場の桜雲会へ向かったのを覚えています。
桜雲会は視覚障害者のための点字教材、点字出版をしている会社で、高橋先生の下に、何人か職員がおり、同級生の2人も働いていて、初めて手伝うにしても、何となく初めてぽくなかったんです。
行って高橋先生に話しを伺うと、「ベトナムに盲学校を建設するための資金を集めるチャリティ・バザーなんだよ」と教えてくれました。
もしかすると、この時がアジアの視覚障害者のために何かしたいと思うようになった最初のキッカケかもしれません。
そして、そのバザーには東京学芸大学へ留学していた、ベトナム人留学生の2人も来ていました。名前は忘れてしまったんですけどね。
この時の二人の言葉で覚えていることがあります。「ベトナムでは教育者を育てるための指導者が必要だ。つまり、ソフトだよ。そして、もっと必要なのが学校だ。つまり、ハードだよ。ソフトは我々だ。ハードは皆さんに協力してもらう必要がある」というものです。
日本で教育を受けて、当たり前に感じていた我々にとっては衝撃的な言葉でした。
バザーの販売は高橋先生達と彼らに任せて、ぴーちゃんと同級生、それと知り合いのマッサージ師5人は「ベトナムに盲学校を」と思いながら、チャリティ・マッサージをしたのでした。
物販とマッサージで何万円か稼いだような気がします。忘れちゃいましたけど。
確か、この翌年に念願の盲学校が建設されたんです。
何かの記事を見て、「あぁ、あの時のチャリティが役に立ったんだなぁ」と思ったんですよね。
このバザーの後に催された「ご苦労会」では、留学生が作ってくれた本場の「ベトナム春巻き」を頂いて、とても美味しかったのを覚えています。
留学生の2人が口を揃えて「日本の学生は何で一生懸命、勉強しないんだ?もったいない」と言っていたんですよね。
去年のBMIN会議の報告でも、「アジアの生徒達は学習に貪欲だ」と言われていたのと、どことなく重ねて思い起こされました。
来年度こそは、アジアのどこかへ講師派遣に参加したいなぁ。
んー、来年度は日本鍼灸師会全国大会が仙台で開催されるし、難しいかな?
なかなか海外へ行けない、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。