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日々是ほぼ好日

小さな幸せを探して、好奇心満載の毎日。

アルゴとレミゼ

2013年03月04日 | 日記

アカデミー作品賞でのベン・アフレックの復活がとても嬉しい「アルゴ」を観て来た。
事実として結末を知っているのにハラハラさせてくれる流れと
ベンの抑えた感じがとても良かった。

アメリカに都合よく作っているという点で賛否はあるようですが、
映画として純粋に楽しめました。


                    



視点が違えば事実も違って見えて当然ということで、
同じ題材でイランも映画を制作するというのが楽しみ。


アカデミー賞といえば、「レ・ミゼラブル」。
実際に歌いながらの演技は気迫に満ちていてミュージカル好きにはたまらない映画です。

「ゲット・リアル」での可愛いい高校生、
そして「プラダを着た悪魔」のイマドキの女の子という印象が残る
アンハサウェイの迫力にびっくり。


流行りモノに乗じてる感はあるけど、次は「リンカーン」を観る予定。
ディカプリオの悪役が面白そうな「ジャンゴ」もおもしろそうだけどね。

おかえり、はやぶさ

2012年04月12日 | 日記

                     


いつも藤原竜也の舞台を楽しませてもらっているので映画の興行成績に貢献しなければ、
という思いで「おかえり、はやぶさ」を観に行ってきました。

私にとっては初めての3D映画。
地球を離れて小惑星「いとかわ」へ向かうはやぶさと一緒に宇宙旅行をしているようで楽しかった。
子供がみたらきっと楽しいだろうし、宇宙に興味を持つんじゃないかな。

銀河系の中の小さな太陽系、そしてその中の小さな地球、その地球の上の小さな日本。
人間ってちっぽけだなあと、そして地球って、人間って本当に奇跡なんだなあと改めて思いました。

宇宙にロマンも求める「理学系」と現実主義の「工学系」。
JAXA内での理学博士と工学系研究員の取り組み方、考え方の違い。
そして家庭でも理学系の父と工学系の息子の小惑星探査機に対する考え方、生き方の違い。
同じ理科系の研究員でもこんなに違うものなのかと面白かった。

7年もの年月をかけて帰ってきたはやぶさ。
技術や熱意そして知識のたまものだということを充分に理解したうえで、
やっぱり帰ってきたことは奇跡なんじゃないかと思えるような数々の困難を解決していく研究員たち。
日本人って凄い。

最後が「1番にならなくては!2番じゃダメなんです。」というセリフで終わってて笑えました。

「椿姫」-美輪ワールドを堪能

2012年04月09日 | 日記

                  

美輪明宏による脚本・演出・美術・衣装・主演の「椿姫」を観てきました。

そんなに多くの舞台を観たわけではないですが、今回の舞台へのお祝いの花は今までの中でダントツ。
とても多くの有名人、芸能人からの花でまるで美輪花園のよう。花の香りにむせかえるとはまさにこのことだと思いました。定番の胡蝶蘭はもちろんのこと、薔薇の多かったこと! 花の写真撮影が禁止だったのがとても残念。


高級娼婦のマルグリットとプロバンスの純情な青年アルマンとの無償の愛。デュマ・フィス原作の「椿姫」を美輪明宏がわかりやすくそして豪華に演出したという今回の舞台。アールデコ風の絵画の様な舞台セットはまさに美輪ワールド。衣装も素敵でした。美輪明宏の独特の声は波動が違うらしいですね。
TVでは滑舌が良くないようでいて耳に心地よい不思議な印象を持っていましたので、舞台ではどうなんだろうと期待していました。

その期待はもちろん裏切られることはありせんでした。
波動が違うってなんなんでしょう。もちろんマイクは使っているでしょうけど、一言ひとことがちゃんと届いてくる。確かに不思議な声です。

三部の舞台が終了。
歌舞伎のように「声かけ」の人がいずこからともなく現れたのにはちょっと驚ましたが、「ブラヴォー」の声に背中を押されたようにたくさんの人がスタンディングオベーション。会場のほとんどの人が立ち上がるのを見たのも初めて。これも美輪ワールドなんですね。美輪さんがみんなを立たせちゃうという友人の言葉がピッタリな光景でした。

そして「椿姫」といえばグレタ・ガルボ。
舞台の予習の意味もこめて、前日にDVDを見ました。

                 

グレタ・ガルボのマルグリットもいいですよね。あの綺麗な声に低く太めの声。
もしかしてマルグリットって声に特徴のある人の当たり役なのかな(笑)。

戦火の馬

2012年03月25日 | 日記

映画「戦火の馬」を観てきました。
原作が児童文学なので出来過ぎな感じは仕方ないのかな。
「それはないだろう~」ってツッコミたくなりますが、それはそれとして暴れたり甘えたり恋をしたりと馬の演技(?)は素晴らしい。


             

馬の持ち主はイギリス人、フランス人、ドイツ人へと変わっていくけど、馬には敵も味方もわからない。
たくさんの優しく温かい人たちが戦争という酷い状況で逝ってしまう。いつの世も戦争というのは人間にとっても動物にとっても残酷なものです。

エンディングが西部劇を思わせるラストが、ちょっとシラケる感じでした。
絵的にはとても美しかったんだけどね。

War Horse -「戦火の馬」って邦題はジョーイという馬のたくましさを感じられる。
「戦場の馬」とか「軍馬」、「戦争の馬」「戦乱の馬」なんてイメージが違っちゃう。

warhouseってワンワードだと「老兵」になるんですね。


2012

2012年01月21日 | 日記




自宅からの初日の出。
昨年は日本だけでなく世界の各地でいろいろなことがあった一年でした。今年はこの初日の出のように、広がってゆく光がすみずみにまで満ちる一年になりますように。

ブログを始めてもう1年以上が過ぎたけどなんとなくブログはねえ・・・という感じで、ツイッターには時々書ける本音や意見っぽいことを書いてこなかった。ツイッターは酔って書いてることもあるからなんだけど。今年は少し素直に書いてみようかな。

2011年は「再会の一年」でした。2012年は「実り」の日々にしたいと思っています。


孫悟空の觔斗雲みたいにポッカリと浮かぶ雲。こんな雲で行きたいところへすぐに飛んで行けるといいのにね。