金剛城寺は境内に花が満ちている古刹です。季節の花々が参拝客を迎えてくれるのです。山門前で最初に迎えてくれたのは、葉を落としている木ですが、黄金色のもじゃもじゃとしたものがいっぱいついているのです。近づいてみると、細長い紐状の花びらを持つ花です。花びらがよじれて、丸い玉状に見えたのです。印象的な形の花です。図鑑で調べて、聞いたことのある名前の花だと解りました。マンサクだったのです。マンサクというのも面白い名前です。春の早い時期に咲く花で、「まずさく」からマンサクという名になったともいわれています。その花の咲き方から、その年が豊作か、凶作かを占ったともされる花です。そこで、ナレーションによる紹介は、「長いひものような花弁をつけた 黄金色の花です。」「マンサクの花です。」「花の咲き方で豊作か凶作かを占ったとされます。」「金剛城寺の境内で春を告げています。」としてみました。
30秒の心象風景30490・古刹の境内で~マンサク~
https://youtu.be/2CpG7iuXBAQ