地方の小さな神社でも見ることができるのが、拝殿に懸けられた絵馬です。地域の鎮守様として大切に守られてきた社殿には、絵馬などの奉納物が多く見られます。お参りに訪れた人が目にすることができる場所は拝殿です。拝殿の天井近くには多くの絵馬が掲げられて絵馬堂のようになっています。江戸時代には専門の絵師によって描かれた扁額絵馬を納めるのが一般化したようです。古い絵馬には、江戸時代の年号を見ることが多いです。明治時代になると、明治政府の政策から神社は特別に扱われるようになってきます。掲げられる絵馬は時代を反映するような題材に変わっていきますが、明治20年と紹介されている北野天満神社の絵馬の画題は、菅原伝授手習鑑図。(すがわらでんじゅてならいかがみ)、賤ヶ岳七本槍図。(しずがたけしちほんやり)、嗣信最期図。(つぎのぶさいご)、義経弓流し図。(よしつねゆみながし)の4つで、江戸時代からの人気画題と思われます。しかし、現代人には馴染みの薄い内容になってしまったでしょう。絵を見ただけではよくわからないものが多いです。そのためでしょう、拝殿には詳しい解説を記した案内が掲示されていました。
30秒の心象風景30366・扁額絵馬の解説~北野天満神社~
https://youtu.be/tPzKR8RYFy4