国宝土偶5体のうち、唯一座っている土偶である。合掌土偶と呼ばれるのは、その手を胸の前で合掌するように合わせているからである。何をしている様子を現そうとしたものかわからないが、壊れた部分を修理した跡があり、大切にされていたことがわかる。意図的に壊された形で出土することが多い土偶だが、国宝の土偶は完全な形で発掘されたものである。その中でも、合掌土偶は修理跡まで残る特別なものといえる。

30秒の心象風景15876・合掌土偶~土偶フィギュア~
https://youtu.be/jxGjCndArvQ

30秒の心象風景15876・合掌土偶~土偶フィギュア~
https://youtu.be/jxGjCndArvQ