映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

1641-演奏会の準備

2018年03月04日 | 30秒の心象風景
自分の半生を思い返すような年齢になった。今の仕事を選ぶきっかけになったのが吹奏楽だった。大学生時代、自分に何ができるか目標を見失いかけていたとき、自分自身を思い返し気づいたのが吹奏楽だった。音楽が好きで始めたといえるようなものではなかったが、今思い返せば何事にものめり込む性格だったのだろう。楽譜が読めるようになったのは吹奏楽を始めてからのことである。ほとんど独学で、理論的なことや実際に必要な知識は、実践を通じて楽典を読みながら身につけていった。大学時代に続けていたトランペットがジャズに出会うきっかけになり、ジャズバンドという編成も経験した。そのことが音楽に対する視野を広げることになったようだ。吹奏楽とは異なる音楽のように思えるが、使う楽器は吹奏楽と同じである。そして母校で後輩の面倒を見る機会を与えられたことが教師になる気持ちを起こさせた。専門は理科だったが、吹奏楽がやりたくて教師になったという不届き者がここに生まれることになった。演奏会の準備をしながら「様々な人と出会ってきたことが今の自分を作っている」と理解できるようになった。自分の音楽はそうやって作られたように思う。今では理科だけでなく、情報の免許も取得する機会を得たため、より視野が広くなったようだ。情報機器の扱いから、ポスター作成や古くから続けているビデオ編集においても、一定の技術を身につけることができている。特にビデオ編集は日々のトレーニングとして実践しているため、情報社会の今日もっとも有効な手段の一つである動画制作に役立っている。デジタル情報を扱う知識と技術は、いろんなところで役立てるようになってきたように思う。


龍谷大学吹奏楽部合同演奏会・姫路・宣伝広報PV
https://youtu.be/y-x_pO18M6c
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1640-撤去された火の見櫓 | トップ | 1642-仏像フィギュアの楽しみ »
最新の画像もっと見る

30秒の心象風景」カテゴリの最新記事