(結構長いので、興味のある方だけどうぞ)
昨夜は子供達と一緒に寝たので、朝5時過ぎには目覚めてしまいました。
考えても仕方ない、今から不安になっても仕方ない、検査を受けてから悩もう、と思っているのに、次々と不安が頭に浮かんできます。
あのエコーの黒い画像は?一つじゃなかった。複数あったよね・・・。腫瘍?
去年触診とマンモでは異常ナシだったのに・・・。
今日の検査では、組織検査するのかな?注射痛いのかな・・・?
あぁもし乳ガンと言われたら?耐えれる?いや受け入れるしか選択はないのよね・・・。
手術するの?切除と言われたら?
子供二人産んでしっかりそのお役目は果たしたから、未練はない?
手術となったら子供達のお世話は誰がするのかな・・・?
親には言いたくないけど、言うしかないのかな・・・?
でも、子供が不治の病と言われるよりは私自身の病気だからマシかな・・・
でも子供の成長を見れなくなるのは悲しいな
子供にも悪いな・・・
娘にはもう少しそばにいてやりたいな・・・
先の話だけど結婚や出産の相談相手にもなりたかったな・・・
と考えて子供の寝顔を見たら泣けてきました
あと、加入している生命保険とガン保険を確認して、ガンと診断されたらすぐに手続きしようとかも考えていました。
もしガンだったら、と思うと怖くて仕方なかったけど、とにかく早く検査を受けたい気持ちで一心でした。
朝子供達と夫を送り出してすぐ病院へむかいました。
受付で「保険証の提出お願いします」
と言われ、鞄をみると財布が入ってない!
あ~もう最悪、と思いながら
「財布を取りに帰ります」と恥ずかしながらも言って、家に戻りました。
マンションのエレベーターを待ちながら
「こんなサザエさん状態(お魚くわえたドラ猫~♪)、精密検査の日にありえる?」
って自分でも情けないやら。
これで検査も最悪の結果だったら、どうしてくれるのよ、とか思いながら家に戻ってもやっぱり財布がない!
夫に電話すると、「車に落ちてるんじゃ?」と言われ探してみると、シートの下に滑り込んで落ちていました。
よりによってこんな日に、落とすなんてねぇ。。。
なんだか最悪な一日のスタート?
さて、再び病院へ戻って、問診票を書くように言われました。
ありきたりの住所、氏名、これまでの病歴の有無、アレルギーの有無、妊娠の可能性等。
最後にペンを持つ手が止まりました。
治癒が困難と思われる病気の場合、本当のことを知りたいですか?
□知りたい □知りたくない □わからない
どれくらい時間がたったでしょう。
多分一分位は、手が止まっていたと思います。
自分がガンという病気だったら、一人で聞けるほど私はタフなんだろうか?
はじめは「わからない」にチェックしようと思いましたが、
告知はいつかは超えなくてはならないのだから、と「知りたい」にチェックしました。
ふ~。恐怖度、MAXです
すぐに外科に通されました。
紹介状を持っているからか、他に待っている方よりも先に見てもらえました。
まずは触診。
先生、右を念入りに状態をみてくれました。
私自身、この時点でもしこりを感じていません。昨夜自分で何度かさわってみましたが、やはり幸か不幸かしこりはみつけられませんでした。
先生もみつからないみたいでした。
次にエコー。
昨日の病院よりも性能がいいのか、昨日よりもさらに多くの黒く丸い部分が数カ所写し出されました。
ショック倍増・・・。
言葉が出ませんでした。
(上の画像の黒く丸いところです。わかりますか?)
先生「じゃ、次にレントゲン(マンモ)を撮ってきてくれる?」
私「はい・・・(かなり小さな声)」
先生「元気ないなぁ」
私「大丈夫ですか・・・ね。」
先生「ま、あとで写真一緒に見て説明するから!」
私、とぼとぼとレントゲン室へ
(は~昨日より黒い部分がいっぱい見えたよ・・・)
レントゲン室ではマンモ部屋に通され、女性の技師さんが迎えてくれました。
「撮ったことありますか?」
「去年撮りました」
「乳房のしこりはどんな感じですか?」
「自覚症状はありません」
「そうですか、何もないといいですね~」
という会話をしながら撮りました。
痛くないか、とすごく気を使ってくれました。
確かに無痛とは言えないけど、出産後の母乳マッサージに比べたら大して痛くありません。
また去年のマンモの機械はかなり無理した体勢で撮影されるのに対し、今回の機械は頭を機械にあずけた姿勢で撮ったので、去年より楽に撮れました。
でもさすがに撮影後の胸の部分の皮膚は、引っ張られて真っ赤になっていました。
写真は10分経つか経たないかでできあがり、それを持って再度外科へ。
またすぐに先生のお話が。
マンモはきれいな画像でした。
素人の私でも分かるくらい何もうつっていませんでした。
ちょっとホッとしたところで、先生が
「レントゲンではなにも写っていないことが分かりますか?
こちらがエコーなんだけど、これは乳腺の間に入り込んだ脂肪と考えられます」
「・・・脂肪?」
「なのでこれからも一年に一度の検診で大丈夫でしょう!
黒い影の形もほとんどがきれいな楕円体です。ま、ガンだとこれの縁がくずれた感じになってくるんだよね(進行度にもよるらしいですが)
しかもしこりも全くないでしょう?しこりを感じるようだとまた違うけどね」
ってことで脂肪らしいです、私のエコーの黒い影は。
思わず
「ダイエットが必要ですか?」
と聞いてしまいました。
「いえいえ、たまたま脂肪が入り込んでいるだけです」
とのことです。
ホッとしました。
最後に
「自己検診も時々してね。年に一度は検診もしてね」
と言われました。
もちろんですとも!と大声で叫びたいくらいでした。
でも実際は力が抜けてその場に座り込んでしまいたいくらいでした。
ほんとうに、ほっとしました。。。
そして命のありがたみ、健康のありがたみを痛感しました。
まだ子宮ガンの結果も聞かないといけませんが。
乳ガンについては大丈夫と分かった今だから、黒い影は脂肪、と笑いさえできますが、ほんともう心臓が止まるくらいのドキドキものでした。怖かったです・・・。
感謝の気持ちを忘れてはいけない、と思った一日でした。
昨夜は子供達と一緒に寝たので、朝5時過ぎには目覚めてしまいました。
考えても仕方ない、今から不安になっても仕方ない、検査を受けてから悩もう、と思っているのに、次々と不安が頭に浮かんできます。
あのエコーの黒い画像は?一つじゃなかった。複数あったよね・・・。腫瘍?
去年触診とマンモでは異常ナシだったのに・・・。
今日の検査では、組織検査するのかな?注射痛いのかな・・・?
あぁもし乳ガンと言われたら?耐えれる?いや受け入れるしか選択はないのよね・・・。
手術するの?切除と言われたら?
子供二人産んでしっかりそのお役目は果たしたから、未練はない?
手術となったら子供達のお世話は誰がするのかな・・・?
親には言いたくないけど、言うしかないのかな・・・?
でも、子供が不治の病と言われるよりは私自身の病気だからマシかな・・・
でも子供の成長を見れなくなるのは悲しいな
子供にも悪いな・・・
娘にはもう少しそばにいてやりたいな・・・
先の話だけど結婚や出産の相談相手にもなりたかったな・・・
と考えて子供の寝顔を見たら泣けてきました
あと、加入している生命保険とガン保険を確認して、ガンと診断されたらすぐに手続きしようとかも考えていました。
もしガンだったら、と思うと怖くて仕方なかったけど、とにかく早く検査を受けたい気持ちで一心でした。
朝子供達と夫を送り出してすぐ病院へむかいました。
受付で「保険証の提出お願いします」
と言われ、鞄をみると財布が入ってない!
あ~もう最悪、と思いながら
「財布を取りに帰ります」と恥ずかしながらも言って、家に戻りました。
マンションのエレベーターを待ちながら
「こんなサザエさん状態(お魚くわえたドラ猫~♪)、精密検査の日にありえる?」
って自分でも情けないやら。
これで検査も最悪の結果だったら、どうしてくれるのよ、とか思いながら家に戻ってもやっぱり財布がない!
夫に電話すると、「車に落ちてるんじゃ?」と言われ探してみると、シートの下に滑り込んで落ちていました。
よりによってこんな日に、落とすなんてねぇ。。。
なんだか最悪な一日のスタート?
さて、再び病院へ戻って、問診票を書くように言われました。
ありきたりの住所、氏名、これまでの病歴の有無、アレルギーの有無、妊娠の可能性等。
最後にペンを持つ手が止まりました。
治癒が困難と思われる病気の場合、本当のことを知りたいですか?
□知りたい □知りたくない □わからない
どれくらい時間がたったでしょう。
多分一分位は、手が止まっていたと思います。
自分がガンという病気だったら、一人で聞けるほど私はタフなんだろうか?
はじめは「わからない」にチェックしようと思いましたが、
告知はいつかは超えなくてはならないのだから、と「知りたい」にチェックしました。
ふ~。恐怖度、MAXです
すぐに外科に通されました。
紹介状を持っているからか、他に待っている方よりも先に見てもらえました。
まずは触診。
先生、右を念入りに状態をみてくれました。
私自身、この時点でもしこりを感じていません。昨夜自分で何度かさわってみましたが、やはり幸か不幸かしこりはみつけられませんでした。
先生もみつからないみたいでした。
次にエコー。
昨日の病院よりも性能がいいのか、昨日よりもさらに多くの黒く丸い部分が数カ所写し出されました。
ショック倍増・・・。
言葉が出ませんでした。
(上の画像の黒く丸いところです。わかりますか?)
先生「じゃ、次にレントゲン(マンモ)を撮ってきてくれる?」
私「はい・・・(かなり小さな声)」
先生「元気ないなぁ」
私「大丈夫ですか・・・ね。」
先生「ま、あとで写真一緒に見て説明するから!」
私、とぼとぼとレントゲン室へ
(は~昨日より黒い部分がいっぱい見えたよ・・・)
レントゲン室ではマンモ部屋に通され、女性の技師さんが迎えてくれました。
「撮ったことありますか?」
「去年撮りました」
「乳房のしこりはどんな感じですか?」
「自覚症状はありません」
「そうですか、何もないといいですね~」
という会話をしながら撮りました。
痛くないか、とすごく気を使ってくれました。
確かに無痛とは言えないけど、出産後の母乳マッサージに比べたら大して痛くありません。
また去年のマンモの機械はかなり無理した体勢で撮影されるのに対し、今回の機械は頭を機械にあずけた姿勢で撮ったので、去年より楽に撮れました。
でもさすがに撮影後の胸の部分の皮膚は、引っ張られて真っ赤になっていました。
写真は10分経つか経たないかでできあがり、それを持って再度外科へ。
またすぐに先生のお話が。
マンモはきれいな画像でした。
素人の私でも分かるくらい何もうつっていませんでした。
ちょっとホッとしたところで、先生が
「レントゲンではなにも写っていないことが分かりますか?
こちらがエコーなんだけど、これは乳腺の間に入り込んだ脂肪と考えられます」
「・・・脂肪?」
「なのでこれからも一年に一度の検診で大丈夫でしょう!
黒い影の形もほとんどがきれいな楕円体です。ま、ガンだとこれの縁がくずれた感じになってくるんだよね(進行度にもよるらしいですが)
しかもしこりも全くないでしょう?しこりを感じるようだとまた違うけどね」
ってことで脂肪らしいです、私のエコーの黒い影は。
思わず
「ダイエットが必要ですか?」
と聞いてしまいました。
「いえいえ、たまたま脂肪が入り込んでいるだけです」
とのことです。
ホッとしました。
最後に
「自己検診も時々してね。年に一度は検診もしてね」
と言われました。
もちろんですとも!と大声で叫びたいくらいでした。
でも実際は力が抜けてその場に座り込んでしまいたいくらいでした。
ほんとうに、ほっとしました。。。
そして命のありがたみ、健康のありがたみを痛感しました。
まだ子宮ガンの結果も聞かないといけませんが。
乳ガンについては大丈夫と分かった今だから、黒い影は脂肪、と笑いさえできますが、ほんともう心臓が止まるくらいのドキドキものでした。怖かったです・・・。
感謝の気持ちを忘れてはいけない、と思った一日でした。