大阪府枚方市村野本町にある村野駅は、枚方市駅から大阪府交野市の私市駅までを結んでいる京阪電鉄交野線(6.9km)の駅です。
もともとは信貴生駒電鉄枚方線の駅として、1929(昭和14)年5月1日に開業しました。
5両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する有人駅です。
平屋の駅舎(改札口)が下りホーム(私市方面行きホーム)側にあり、上りホームへは地下通路で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は4,866人で、これは起終点駅を含む交野線の全8駅6中位です。
村野駅が属する京阪電鉄交野線は、大阪への通勤路線であるとともに、私市周辺の行楽地への路線でもあり、また、京阪本線とJR片町線(学研都市線)を結ぶバイパスとしての機能も果たしています。
<村野駅の年表>
・1929(昭和14)年5月1日:信貴生駒電鉄枚方線の駅として開業
・1939(昭和14)年5月1日:信貴生駒電鉄が路線を交野電気鉄道に譲渡したことにより、同鉄道交野線の駅となる
・1945(昭和20)年5月1日:京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)が交野電気鉄道を合併したことにより、同鉄道の駅となる
・1949(昭和24)年12月1日:京阪神急行電鉄から京阪本線・交野線・宇治線・京津線・石山坂本線の各路線が分離譲渡される形で京阪電気鉄道(2代目)が発足したことにより、同鉄道の駅となる
・1969(昭和44)年4月5日:駅舎を改良、構内地下通路が完成したことにより、構内踏切の廃止
・1971(昭和46)年6月6日:当駅~宮之阪駅間が複線化
・1972(昭和47)年4月2日:当駅~交野市駅間が複線化
・1986(昭和61)年4月1日:朝と夕方のラッシュ時に禁煙タイムを実施
・1989(平成元)年10月1日:プリペイドカード「Kカード」の利用が可能になる
・1994(平成6)年5月1日:喫煙所を除き駅構内終日全面禁煙化
・1999(平成11)年4月1日:「スルッとKANSAI」対応カードが利用可能になる
・2004(平成16)年8月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、TOICA・manaca・Suica・PASMO・Kitaca・SUGOCA・nimoca・はやかけんが利用可能になる
・2014(平成26)年11月17日:身体障害者対応エレベーターが完成
・2015(平成27)年2月20日:多目的トイレが完成
・2015(平成27)年4月1日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(私市駅方面を望む)
(枚方市駅方面を望む)
(村野駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2019(令和元)年12月8日
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