鳥取県境港市大正町にあるJR西日本の境港駅は、全線単線の境線(17,9km)の終着駅です。 もともとは国鉄の境駅として、1902(明治35)年11月1日に開業しました。
頭端式ホーム1面2線を有する直営駅です。
かつては1936(昭和11)年4月に建てられた木造駅舎(旧駅舎)がありましたが、1995(平成7)年3月に現在の場所に移転した際、灯台をデザインした新しい駅舎に建て替えられました。
駅に隣接する「みなとさかい交流館」からは、隠岐汽船が発着しています。
この境港駅は鳥取県最西端の駅で、境線の中では唯一の直営駅です。
<境港駅の年表>
・1902(明治35)年11月1日:国鉄の境駅として開業
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により境線となり、同線の駅となる
・1919(大正8)年7月1日:駅名が境港駅に改称される
・1936(昭和11)年4月:旧駅舎竣工
・1984(昭和59)年8月2日:駅構内に船着場仮乗降場を開設し、隠岐航路接続用に夏季に限り営業
・1986(昭和61)年9月1日:船着場仮乗降場が廃止
・1986(昭和61)年11月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1995(平成7)年3月:現在の場所に駅舎を新築
(駅 名 標)
(左は旧駅舎:右は現在の駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:1991(平成3)年10月20日、2015(平成27)年5月1日