大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

播但線 寺前駅!

2020年12月12日 | 

兵庫県神崎郡神河町鍛冶字八重向にあるJR西日本の寺前駅は、山陽本線の姫路駅と山陰本線の和田山駅とを結び、陰陽連絡線としての役割も担っている全線単線の播但線(65.7km)の駅です。
もともとは播但鉄道の一般駅である終着駅として1894(明治27)年7月26日に開業しましたが、その後、山陽鉄道を経て国鉄播但線の駅となりました。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していて列車交換可能な直営駅です。
2010(平成22)年5月に改築された駅舎が単式ホーム側にあり、島式ホームへは跨線橋で連絡しています。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は794人で、これは起終点駅を除く播但線の全16駅中10位です

この寺前駅は神河町の代表駅で、特急「はまかぜ」の全列車が停車します。 また、電化区間と非電化区間の境界駅となっています。

寺前駅が属する播但線は、兵庫県の中央部を流れる市川・円山川に沿って山陽本線と山陰本線を結ぶ陰陽連絡路線ですが、普通列車は電化区間の姫路駅~寺前駅間と、非電化区間の寺前駅~和田山駅間で運行系統が分かれており、1998(平成6)年3月14日のダイヤ改正以降は全線を通して運行される列車は、特急「はまかぜ(大阪~ 香住・浜坂・鳥取)」のみです。

  <寺前駅の年表>

 ・1894(明治27)年7月26日:播但鉄道の一般駅である終着駅として開業
 ・1895(明治28)年1月15日:播但鉄道が長谷駅まで延伸したことにより、途中駅となる
 ・1903(明治36)年6月1日:播但鉄道が山陽鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
 ・1906(明治39)年12月1日:鉄道国有法により山陽鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄播但線となり、同線の駅となる
 ・1959(昭和34)年1月  :旧駅舎が竣工
 ・1982(昭和57)年10月2日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1991(平成3)年4月1日:福知山支社から福崎鉄道部の管轄に変更される
 ・1996(平成8)年6月17日:午前7時頃、同駅へ「寺前 - 和田山間にダイナマイトを仕掛けた」という脅迫電話が掛かり、安全確認のため3時間余りにわたり運行を見合わせる事件が発生する
 ・1998(平成10)年3月14日:姫路駅から当駅まで電化されたことにより、電化・非電化の境界駅となる
 ・2010(平成22)年5月  :駅舎が改築される
 ・2010(平成22)年6月1日:福崎鉄道部が廃止され、福知山支社の管轄に戻る
 ・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2016(平成28)年3月26日:ICカード専用簡易改札機が設置されたことにより、ICカードICOCAの利用が可能になる

 
(駅 名 標)

 
(駅 構 内)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(寺前駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年1月3日


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