大阪府大阪市東淀川区相川1丁目にある相川駅は、大阪市の十三駅と京都市の京都河原町駅とを結んでいる阪急電鉄京都本線(45,3km)の駅です。 もともとは新京阪鉄道の吹田町駅として、1928(昭和3)年1月16日に開業しました。
盛土上に島式ホーム2面4線を有する高架駅で、退避設備を備えています。
高架下の京都河原町寄りに駅舎(改札口)があります。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は16,080人で、これは阪急電鉄の全83駅中53位です。 また、京都線の駅では27駅中17位です。
相川駅という駅名は、駅近くを流れる安威川に由来します。
相川駅が属する京都本線は阪急電鉄の基幹路線の一つであり、京都と大阪でそれぞれ一番の繁華街である、四条河原町界隈と梅田界隈を両端に持ち、大阪府の北摂(三島)地域と京都府の乙訓地域を結び淀川右岸に沿うように直線コースで結んでいるのが特徴です。 また、西院駅~河原町駅間は地下線であり、このうち西院駅~大宮駅間は1931年に開業した関西初の地下線となっています。
<相川駅の年表>
・1928(昭和3)年1月16日:新京阪鉄道の吹田町駅として開業
・1930(昭和5)年9月15日:京阪電気鉄道が新京阪鉄道を合併したことにより、京阪電気鉄道新京阪線の駅となる。 駅名が京阪吹田駅に改称される
・1943(昭和18)年10月1日:阪神急行電鉄が京阪電気鉄道を合併して京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)となり、同鉄道の駅となる。 駅名が吹田東口駅に改称される
・1949(昭和24)年12月1日:京阪電気鉄道が分離したことにより、新京阪線は京阪神急行電鉄の路線となって京都本線に改称され、同線の所属となる
・1954(昭和29)年5月1日:駅名が相川駅に改称される
・1969(昭和44)年 :退避設備が復活する
・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄に改称されたことに伴い、同社の駅となる
・1988(昭和63)年4月 : 第43回国民体育大会(京都国体)秋季大会に対応するために駅舎改築、西側に臨時改札口とスロープを新設
・1992(平成4)年4月1日:「ラガールカード」の自動改札機での取り扱い開始
・1996(平成8)年3月20日:「スルッとKANSAI」対応共通磁気カードの自動改札機での取り扱い開始
・2004(平成16)年8月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2006(平成18)年1月21日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2011(平成23)年9月1日:喫煙コーナーを除いて駅構内終日全面禁煙化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(京都河原町方面を望む)
(相川駅駅舎・東口)
(相川駅西口)
(相川駅西口駅舎内)
撮影年月日:2019(令和元)年12月21日
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