今日の我が家の晩ご飯は、チャーハンと焼売です!
4月19日は地図の日です!
1800(寛政12)年の今日、伊能忠敬が蝦夷地(北海道)の測量を行うため江戸を出発したことにちなんで「地図の日」と制定されました。
55歳だった伊能忠敬は、息子の秀蔵を含む内弟子3人と2人の従者を連れて、この日まず安全祈願のため富岡八幡宮に参拝した後、蝦夷地に向けて奥州街道を北上しながら第1回目の測量の旅を開始しました。
そして5月21日に函館に到着しますが、手続きの関係もあってここで8日間を過ごし、5月29日からいよいよ蝦夷地の測量を始め、10月21日に帰ってきました。 この第1次測量に要した日数は180日で、そのうち蝦夷地に滞在したのは117日だったそうです。
その後も忠敬は、72歳まで17年間もの歳月を費やして日本全国を歩いて測量し、実測による日本初の本格的な全国図「大日本沿海興地全国」の作成に取り組みますが、完成前に亡くなってしまいます。 その地図の完成は、忠敬の死から3年後の1821(文政4)年8月7日に弟子の高橋景保たちの手で完成しました。
伊能忠敬が全国を測量するために歩いた距離は約4万キロにも及び、これは地球1周分に相当し、歩数にすると4000万歩にも達するそうです。
また、忠敬の測量技術は極めて高度で、子午線の長さは110.74kmとしており、今日の計測値と比べてもわずか0.001%の誤差という極めて高度な数字を割り出していたのでした。
それから4月19日は乗馬許可の日でもあります!
日本では馬に乗る技術を馬術と呼びますが、馬術は武芸の1つであり、刀剣や銃剣と同じように兵器として扱われていたので、江戸時代は武士以外の者(商人や農民)の乗馬は禁じられており、たとえ自分の馬でも自ら手綱を握ることはできませんでした。
しかし、江戸幕府から明治政府にかわったことにより、1871(明治4)年の今日、庶民にも乗馬が許可されました。
このことを記念して、4月19日を「乗馬許可の日」としたそうです。