今はあまり体調が悪くないので、また本を読み始めた。
少し読み始めたとき、「イマイチかな」と思ったけれど、
だんだん読み進めるうち、引き込まれていった。
フィクションではあるけれど、登場人物たちが本当に存在しているような、
そんなふうに思ってしまった。
(存在するなら、会ってみたいとも)
党名や名前などは架空ではあるけれど、郵政民営化、高齢者医療制度など、
少し前のことが出てくるせいか、その頃のことを思い出したり、
実際のことのように思えてしまった。
難しい政治の話ではない。
最後のほうでは、涙がポロポロ流れてきて、鼻をかみながら読んだ。
ハッピーエンドでは終わるけれど、「幸せになってね~」「おめでとう」
なんて、心の中で思ってしまった。
そして、その後のことも知りたくなった、続編が出ないかな~、と。
本を読んで泣くなんて、あったかな~?
読み終わって、すがすがしい気持ちになった。
言葉の大切さを、改めて思った。