ペンション日記

ペンション周辺の写真や毎日の出来事を紹介します

久しぶりのパスタ

2007-02-05 | 食・レシピ

昨日は昼食を頼まれて、カレーを大量に作りました。普通に市販のルーだけでは面白くないので、自分なりに5,6種類のスパイスを調合して、市販のものとあわせて使ってみました。これがまた難しい。。。。

スパイスの分量加減もそうですが、煮込む時間によって刻々と味が変化していくから、最終的な味を決めるのが一苦労。。。ここだ!ってところがなくて。。
やればやるほど、ホントきりがない。

カレーって難しいですわ。。。奥が深い。。

今日は久しぶりにパスタを作りました。いやーパスタは作りなれてるせいもあって、味がすぐ決められるから楽チン。時間かけずに美味しく仕上がるし。

D25 今日のパスタはファルファーレ(ファルファッレともいう??)のトマトとツナのソースです。
最近友人からパスタをいただいたので作ってみました。
やっぱりパスタはいいです。イメージどおりの味ができます。まあ慣れてるってのが一番の理由でしょうけど。
もちろん美味しく仕上がりましたよ。

久しぶりに作ったらなんかいい意味で創作意欲が沸いて来ました。
またなんかつくろうかな??


オニヒトデ

2007-02-05 | ブログ

ダイビングをしたことがある人なら、誰もが聞いたことのある「オニヒトデ」
その名の通り鬼の様なヒトデです。なにが鬼の様かっていうと、彼らの食欲と見た目。

まず食欲に関わる話から。

彼らは主にサンゴを食べます。
その食べっぷりったら「食い尽くす」という表現がふさわしい位。
サンゴにへばりつき、裏面についた触手で珊瑚を溶かして食べていきます。
食べられてしまったサンゴは、真っ白になって死んでしまいます。もうその場所は再生しません。
長い時間をかけてゆっくりと成長していくサンゴをあっという間に死滅させてしまう恐ろしい生き物なのです。


この生き物このところ大変な勢いで増え続けていて、世界的にも被害がでてます。
以前オーストラリアの「グレートバリアリーフ」で潜っていたころ、やっぱりそこでもオニヒトデの増殖に頭を悩まされていました。

日本でも被害は多く、たくさんのダイバーがこのオニヒトデの駆除に力を入れています。
ここで関わってくるのが、さっき書いた「見た目」の部分。

ヒトデの表面を数え切れないくらいの大量のトゲが被ってると思ってください。
見るからに危なそうですが、見た目だけじゃなくてほんとに危険です。
さされるとちょっと腫れるとか、チクっとするとかそんなモンではありません。
激痛と共に思い切り腫れます。そしてさらには、皮膚が変形して元通りにならなくなったりも。。
さらには一度刺されると体内にアレルギーのようなものができて、2度目以降に刺された場合ショック症状を起こす場合もあるほど。。(アナフィラキシーショックといいます。スズメバチなどにもあるとか)そんな訳で非常に危険です。

だから駆除を行うのも結構大変なんです。ホント命がけといってもいいほど。
でも大抵のダイバーは、環境保護のため、ボランティアで駆除作業に取り組んでいます。

でも彼らの増殖力はとてもすごく、取っても取ってもきりがないほど。それでも駆除作業をしないわけにはいかないので、人間VSオニヒトデの終わりのない戦いはずっと続いていくことと思います。

でも一つ昔から思ってたんですよ。急に増殖するには何か原因があるって。
で、自然の摂理なら、増殖したらそれを食べる生物も増殖することになってバランスが取れると思うんです。しかしそうはいかないようで。。。
オニヒトデの存在を知ったのが、10年位前だったのですが、以前オニヒトデの大量発生は収まっていないようで。。。10年も経てば落ち着きそうなものですが。

原因としては天敵がいなくなったとか、海水温度の上昇が関係しているとか。。。
実のところ判明はしていないようです。でもきっと何かしらの原因があるからこういう現在になっていると思うんですよね。だからこれも自然からのメッセージかなと。
このメッセージをどう捉えるかが問題なんですが。

原因が解明されない限り、きっとサンゴを守ろうとするダイバーとオニヒトデの戦いはこれからも続いていくことでしょう。。
あくまで予想なんですが、地球の温暖化はどんどん進んでいるし、台風なんかの自然災害もどんどんひどくなっている。オニヒトデの増殖もこれの一環だと思います。
あまりに大きい問題なので、個人個人が小さなことをしても影響がなさそうな気もしてしまいますが、駆除も含めて少しずつでも何かできることをしていく必要があるんでしょうね。

あ、でも個人でのオニヒトデ駆除は危険なので、専門の人と一緒に行ったほうがいいですよ。絶対に。