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2013-03-30 18:24:55 | 修行の為の「縁」
あなたにとって「死」とは何ですか? という質問でした。 すると驚くべき答えが返ってきたのです。
ある50代の男性の答えです。「私たちの最も恐れていること、それは母親のお腹に入り、
もう一度生まれてこの世に出てくることです」 これには私も驚きました。
ここまでが昨日のブログ…引き続きインド人の死に対する考えを続けます。

インド人の多くの人たちは、死以上に怖いのが誕生ということなのです。日本人には考えられませね。 
私達日本人の多くは、もう一度生まれたい・・・と思っております。 少なくとも、「今度生まれ変わるときには・・・」などと夢を抱いたりするものです。 
けれどもインドには「生きる事は死と常に隣り合わせ」 という過酷すぎる現実があるのです。探し求めても食べ物を得ることもできず、家も無く、貧困が故に両親も兄弟も早く死んで…いつの間にか孤独な人生を強いられる人達。
病気をしても医者にかかることが出来ない人達。苦労と苦悩の為のような運命を抱え「生まれたくない、生きることの方が大変」と思う人達、そういう人たちがインドには膨大な数で存在するのです。勿論インドだけではありません。世界各國にこのような人々は例外なく沢山おります。
こういった人々にとって、死以上に怖いのが「誕生」ということなのです。生まれることこそ避けたいことだというわけです。
日本人には考えられませんよね。私達日本人の多くは、もう一度生まれたい そう思っております。
少なくとも、「今度生まれ変わるときには・・・」などと夢を抱いたりするものです。 
けれどもインドには「生きる事は死と常に隣り合わせ」という過酷すぎる現実があるのです。
特にカースト制度が未だに社会に根深く敷かれており、「しばり」の中で、這い上がれないのです。 そういう苦しみの生活をするくらいなら、生まれない方が幸せだ・・・そう考えているのです。それがゆえに、この世で善行をし、自分のカルマを精算して、浄化したら、死後、あの世に行ったとしても、二度と生まれ変わる必要がない…こう思っているのです。 
確かに世界には飢餓と貧困の中、幸福とは遙か遠い生き方を強いられている難民が数億人います。 子供難民は更に過酷です。
貧困がゆえに、親から捨てられ、ストリートチルドレン、過酷な労働や売春こういった子供たちが二億人います。
こういった話を耳にするとそれぞれが色々な思いが頭を駆け巡るかと思いますが、日本に生まれたことへの先ず感謝が湧いてきます。更に自分が飢餓の状況下にないならば、何かの方法で手を差し伸べることを考えたいものです。もしかしたら生まれ変わったら、私たちはインドやその他…飢餓の過酷な国に生まれるかもしれません。 
この続きはまた明日~~

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