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昨日の続き~実際にあった交通事故冤罪の話~閉ざされた事故取り扱いの調書作成に思わずハンコを押した

2013-04-06 07:38:49 | 社会問題~実話~
~昨日の続きです~
保険屋さんも、「相手が信号無視で入ってきたのだろうと判断できるから勝之さん、それでも相手は怪我をしているから、こちらサイドも保険金を多少支払わなければならないかもしれませんね」
などと話していた。
その時までは、勝之も、私も同乗していた仲間も勝之が加害者になる立場だとは思ってもいなかった。
品川警察交通課の猪原担当官(仮名)に話すときも、こちらは前を向いて運転していたことから、オートバイがぶつかった死角のことは判らないが、信号に従った自分の運転とその時の判断に非はない、とこう主張した。
しかし、猪原担当官は、途中から口調が変わって来た。
あんたが、車、相手はオートバイ、だからあんたが悪いに決まってる。
「あんたが悪い」の一点張りで話を聞き入れてもらえず、ハンコを押すように強要し始めた。
そのとき、息子が私に相談すれば、私はハンコを押すことあいならぬと強く断言しただろうが、息子は毎日の仕事で疲れていた。
段々猪原担当官の押しの強いペースに巻き込まれてしまった

猪原担当官からは、脅しのことばまで出てきた。
息子はとうとうハンコを押さざるを得なくなった。
「要は自分は悪くなくとも、事を収めるために自分がハンコを押せば、この担当官もこの事故も片付くのだ。ここまで脅されてとんでもないことだが、仕方無い」そういう判断であったと思う。
これに近い冤罪を止むなく被る被害者は、どれだけいるか計り知れないということをその後私は知って驚いた。
特に交通事故は、一旦決まったら、つまりハンコを押したら・・・絶対覆すことは出来ない。
そういう事もわかってきた。
息子勝之と一緒に翌日事故現場の青物横丁交差点に行ってみた。
確かに交通量の多いところである。
その後何度か行き、現場のビデオ撮り、写真撮りをするように息子に申し伝え、多少でも新しい事実を知ろうとした。
この時既に私は、勝之のためにおやじをやろうと決心していた。
社会正義を貫く、おやじの姿こそ大切であると・・・。
~この続きは明日~