飯田市松尾公民館でニューイヤーコンサートが行われました。人の誘いがあって短い時間でしたが顔を覗かせました。豊丘村で「二胡なかま」を主宰する二胡奏者「うみたこ」さんとピアノの市橋恵美さんの共演でした。素晴らしい演奏でした。何故このコンサートのことを取り上げたかというと「二胡なかま」は私達が関係する宅老所ニイハオの母体「中国帰国者等のための介護・福祉の会 ニイハオ」の設立総会で、アトラクションとして駆けつけてくれたグループだからです。デーサービスなど色々な施設に演奏訪問されているそうです。二胡は中国の楽器です。演奏曲目の中に中国の曲も含まれていました。その中の一つがタイトルの「賽馬」です。日本語で言えば「競馬」のことです。
「うみたこ」さんの説明を聞いてまたびっくりしました。この曲の仕入先は佐々木ハスゲルさんだったからです。ハスゲルさんは数年前私達の竜丘日本語教室で日本語の勉強をしていた人でした。彼女は内モンゴルの出身でモンゴルの民族楽器を演奏します。飯田の佐々木さんと結婚してここ飯田の地にやってきました。とても故郷思いの彼女は、モンゴル楽器演奏によるチャリティーショーで集めたお金で故郷に医療設備を贈ったり、最近は故郷オルドスの砂漠化を何とかしようと飯田地方の人に呼びかけて植樹ツアーなども企画するなど、並外れた活動をされています。「うみたこ」さんと彼女の出会いは、お二人のこうした熱心な活動から生れたものと思います。モンゴル・草原の祭典ナーダムの催しには有名な相撲があるそうですが、もう一つ蒙古民族にとって大切な馬の競走が行われます。そして、今日の「賽馬」はその競馬の曲なのです。拍手鳴り止まず、アンコールには「故郷」が奏でられました。
「うみたこ」さん、来年も是非コンサートをやってください、と出口の募金箱に銀色の硬貨をいれてきました。少なくてごめんなさい。
「うみたこ」さんの説明を聞いてまたびっくりしました。この曲の仕入先は佐々木ハスゲルさんだったからです。ハスゲルさんは数年前私達の竜丘日本語教室で日本語の勉強をしていた人でした。彼女は内モンゴルの出身でモンゴルの民族楽器を演奏します。飯田の佐々木さんと結婚してここ飯田の地にやってきました。とても故郷思いの彼女は、モンゴル楽器演奏によるチャリティーショーで集めたお金で故郷に医療設備を贈ったり、最近は故郷オルドスの砂漠化を何とかしようと飯田地方の人に呼びかけて植樹ツアーなども企画するなど、並外れた活動をされています。「うみたこ」さんと彼女の出会いは、お二人のこうした熱心な活動から生れたものと思います。モンゴル・草原の祭典ナーダムの催しには有名な相撲があるそうですが、もう一つ蒙古民族にとって大切な馬の競走が行われます。そして、今日の「賽馬」はその競馬の曲なのです。拍手鳴り止まず、アンコールには「故郷」が奏でられました。
「うみたこ」さん、来年も是非コンサートをやってください、と出口の募金箱に銀色の硬貨をいれてきました。少なくてごめんなさい。